古いけど楽しい映画、『トイズ』

目次

 

今回、ご紹介するのは、ロビン・ウィリアムズさん主演の、映画『トイズ』。

画像をお見せするついでに、アマゾンへのリンクを貼っておきます。

  

 

新年初、iTunes Card*1を買ったので、久しぶりにiTunes Storeにアクセスしたところ、この作品が安価でレンタルできることが判明。

2017/1/3現在、iTunes Storeでは、¥200でレンタルできます!

以下、吹き替え版へのリンク。実際のお値段は現在、¥1500です。

 

トイズ (吹替版)

トイズ (吹替版)

  • バリー・レヴィンソン
  • キッズ/ファミリー
  • ¥1000

 

 

それでは、この『トイズ』(原題:TOYS)という映画について

解説していきます。

 

あらすじ

オモチャ工場の社長が急死した。葬式のあとにやってきた

新社長は前社長の弟で、なんと元軍人!

楽しく働いていた従業員は厳しく管理されるようになり、

つくられるオモチャの方向性も変わってしまった。

  

しかもこの新社長、新しいオモチャと、それで遊ぶ

子どもたちを利用して、世界征服まで企んでいた!

 

このままだと、父のオモチャ工場が叔父の世界征服に

利用されてしまう! 夢をつくるはずのオモチャ工場で、

そんなことはさせない!

 

父の志を継ぐ主人公、亡き社長の息子レスリーは、

仲間とともに、新社長の野望に立ち向かう!

 

世界観。おもちゃみたいな工場。

見渡しても、どこまでも緑色の美しい丘に、オモチャ工場が建っています。

このオモチャ工場は、なぜか階段に車輪がついていたり、

オモチャのカモが横切る通路があったり、

部品のはき出し口が人形の頭部のようだったりします。

 

おまけに間取りは自由自在。

食事中に食堂が狭くなったり、会議室が縮んだり。

まるで、工場自体が、一つの大きなオモチャ箱のよう。

 

オススメのポイント

まず、主演がロビン・ウィリアムズさんであること。

出演作をすべて見たわけではありませんが、

この人の演技がコミカルでおもしろい!

 

次に、背景美術の楽しさ。

世界観のことろに書きましたが、舞台はほとんど

この工場の中です。この工場が、広くて楽しい!

従業員以外は全部、オモチャのように見えてきます。

 

衣装もおもしろいです。

パッケージデザインになっている衣装も登場します。

この衣装も、鮮やかな赤色のせいか、オモチャっぽい。

作中ではニセモノのミュージックビデオの衣装として使われています。

この他、主人公レスリーの服は遊び心があるデザインで、観ていて楽しい。

衣装係さん、グッジョブ! よくみつけてきたな!

 

新社長は作中で「将軍」と呼ばれています。

フルネームはリーランド・ジボです。三つ星の将軍ですが、

父親は四つ星であるため、劣等感を持っています。

オモチャの軍隊をつくるというアイデアは、軍に返り咲くためのようです。

 

この将軍の衣装もカラフル。工場内移動用車の色とおそろいですが、

カモフラージュ柄のようにも見えます。

ただ、これは本人的には作業着らしく、デスクワーク中は

軍服を着ていることがほとんどです。軍への執着はなくなっていないらしい。

「オモチャ工場で軍服を着ている」という時点で、こっけいでちぐはぐ。

この将軍の暴走っぷりが、本作の見どころのひとつです。

ハエを銃で撃ち殺そうとするあまり、自分の足を撃ってしまうシーンがあり、

本人の結末を予感させます。

 

本来ならば、作中のオモチャ会社の、過去の商品(という設定の)

レトロなブリキのゼンマイ式オモチャも見どころなのでしょうが、

いかんせん作中で将軍のオモチャ軍隊に撃たれて無残な姿になるので、

真のオモチャ好きは観ないほうがいいのかも。

それにしても、これだけのオモチャをどうやってかき集めたのか。

 

最後に。オススメのポイントというより驚きのポイントは、

主人公レスリーの妹、アルセイシアの正体でした。これは見てのお楽しみです。

 

観た感想。ピンクの像はどこへ。

では、まだ書いていない部分について。

これだけ色々書いておきながら、一番印象深いシーンは

前社長の墓石が、座っているピンク色のゾウの像で、

映画の終盤でどこかへ飛んでいってしまうところ。

 

主人公たちが新社長に打ち勝ち、前社長に報告したシーンで

本編が終わっています。そして、エンドロールの冒頭で

前社長の墓石は飛んでいってしまうのです!

 

うーん、改めて書くとすごいぞ。

よく考えたら、もう主人公たちはお墓参りができない!

見渡す限りの緑の丘には、墓石以外に目印はなく、

墓石がなくなれば、遺体のある場所がわからなくなるのです。

 

過去に捕らわれずに、前をむいて生きなさい、という

前社長から息子へのメッセージなのか。

それとも、ずっと同じところにいるのがイヤだったのか。

 

このシーンを見るためだけに、本編を再生しているようなものです。

いや、本当にね、一見の価値はありますよ。

 

大人になると、少しぐらい凝った背景美術を見ても、

感動しなくなってきます。アクションシーンは言わずもがな。

そんな大人が感動するシーンです。

自分も、お墓はいらないかも、なんて。

 

ちなみに、今作の公開は1992年。

感想をまとめると、古いけど楽しい映画だ、ということ。

 

以上、ロビン・ウィリアムズさん主演の 映画『トイズ』 の紹介でした。

 

※6月11日、改題。2018/1/13に加筆しました。

 

*1:Appleが提供するサービスiTunes Storeで使えるプリペイドカード。2017年11月に名称をApp Store & iTunes ギフトカードに変更。 コンビニや電機店などで売っています。以前は金額ごとに色がちがったのですが、最近コンビニの売り場を見たら、全金額が青色になっていました。印刷にかかる経費の削減でしょうか。すごくわかりにくくなりました。購入する時は、金額に注意!