ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

実は、手帳ってあまり使ったことがありません。

お題「手帳」

 

目次

 

今回は、お題にかこつけて私見を述べる記事です。

 

実は私、手帳というものをあまり使ったことがありません。

それというのも、私が手帳嫌いだからです。

 

しかし、いきなり私が手帳嫌いの理由をお話しすると

無愛想でグチっぽくなりそうなので、

まずは私の手帳遍歴などを。

 

私の手帳遍歴 

大学受験の時期、オープンキャンパスのスケジュール管理のため、

見た目重視でいかにもティーン向けの手帳を一冊買い、

大学に入学した後は学生手帳のみでスケジュール管理をしていました。

私学だったせいなのか、製本が妙に立派だったような。

 

卒業後は一時期、フリーターをしていました。

棚卸の専門会社で、集合時間が毎日ちがっていて、手帳が必須に。

その会社は一ヶ月単位の契約だったので、

一夏だけ働いて退職しました。

 

そのあとで始めたコンビニのバイト。

気がつけば、同じ店舗で三年働いていました。

その店舗は人手不足で、独身でフリーターの私はよく呼び出され、

シフトの曜日も時間帯も固定ではなく、

やはり手帳が必須でした。

 

そんなコンビニバイト時代に私がどんな手帳を使っていたのかといえば、

過去にミスタードーナツのキャンペーンで配布されていた、

スヌーピーの手帳です。カバーもついていたので、

来年からはカバーだけ使いまわそうと思ってゲット。

 

この手帳をもらうには、一人ではとても食べきれない量のドーナツが

セットになったメニューをオーダーしなくてはいけませんでした。

 

手帳目当てに「ミスドに行こう」と言い、

「あのセット、一人じゃ食べられないから手伝って」と頼んだ時。

「いいよ」と快諾してくれた、優しい友人には感謝しています。

今でもいい思い出です。

 

そこまでしてゲットしたスヌーピー手帳ですが、

一日を一マスで管理する、カレンダー的なページのみを使い、

あとのページは使っていませんでした。

スケジュール管理法としては、一番単純だと思います。

 

最初の手帳を使い終わったあと、友人からゆずられた手帳も

やはり、カレンダー的なページしか使わないままでした。

縦長のタイプで、小口が銀色で、ちょっと高そうな、かわいい手帳だったのですが。

 

以上が、私の手帳遍歴です。コンビニバイトを辞めて以来、手帳を使っていません。

 

私が手帳嫌いの理由 

私にとって手帳というのは、不自由の象徴なのだと思います。

私が手帳を使っていた時期は、個人的に忙しい時期ばかりでした。

 

忙しい時期には収入が増えますが、自由な時間が少なくて、

心身ともに疲れ気味。まわりの人もそうなので、

いつもピリピリした空気の中にいた気がします。

おかげでちょっと鍛えられましたが、あの時期に戻りたくはありません。

 

それに、手帳は、製作者から書き込むことを強制され、

「とにかく予定を入れろ!」と言われる製品のような気がして、

今でもちょっと好きになれない。他の紙製品は好きなのですが。

 

いつか、空白まみれの手帳を自由の象徴だと思えるような、

手帳が好きな大人になれますように。

手帳が嫌いな私はきっと、中身は子どものままなのです。

 

真の大人はきっと手帳が嫌いではないのでしょう。

だって、本当の大人は、子どものように自由を追うのではなく、

自由をつくることができるから。予定の密度を自在にできるはずです。

これが、私の想像する大人像です。

 

私も、自由をつくれる大人になりたい!

 

ここまで考えてみて、私が手帳嫌いなのは、全部私のせいだと判明。

そうだ! 手帳にやつあたりしても無意味だ!

ごめんね手帳。あと、メーカーの人と手帳好きの人にもごめんなさい。

 

おわりに。私はまだまだです。

思うに、手帳が必要な方というのは、毎日お忙しくされている方

なのではないでしょうか。予定がとびとびでしか入っていない方なら、

手帳どころか壁掛けカレンダーだけで済んでしまうのでは。

現に、最近の私は共用の壁掛けカレンダーしか使っていません。

 

いや、予定が詰まっていなくても、紙の手帳が好きだから買うのだ、

という方こそが真の紙好きなのでしょうね。私はまだまだです。

  

私も、ろくに書き込む予定がなくても紙の手帳を買えるような大人に、

紙とペンの相性を考え、手帳専用にするペンを買いに行けるような、

かっこいい大人になりたいです。

 

以上。私はなぜ、あまり手帳を使ったことがないのか、をお送りしました。