うちに一冊、パン図鑑があると楽しい。見てるとお腹がすくけど。

目次

 

今回、ご紹介するのは、パン図鑑のうちの一冊、

『決定版 世界のパン図鑑224』。

平凡社から出ていて、大和田聡子 監修です。

以下、リンクを兼ねた画像。

  

真っ黒の背景に、白っぽいパンの写真が映える表紙。

いいですね。見てるだけでお腹がすいてきます。

 

今回、数あるパン図鑑のなかからこの本を紹介したのは

なぜかというと、単に手元にあるのがこの本だからなんです。

 

最初にネットでみつけた本は、

イラストが使われていて、日本のパン屋さんに特化した

本だった気がします。

この本を買おうかとアマゾンにアクセスした結果、

レビューや内容紹介でこの本に決めました。

アマゾンの、類書のオススメ機能は本当にありがたいです。

 

まあ、決め手はこの表紙だったんですけどね!

パンがよく見えるし、かっこいいなあと思って。

図鑑の表紙の背景は、黒いほうがいいのでは。

 

この本の内容。「パン」の範囲は意外と広い。

この本の「パン」の定義

この本では、世界で人々の命を支えてきた「穀物を粉にして水を加え、こねて加熱し固めたもの」をパンとして紹介します。

 以上、本書P2 Introduction より。

 

この定義によって、マフィンやドーナツもパンの一種として紹介されています。

 

用語解説

基礎用語の一覧があります。抜粋すると長いので、

勝手に解説させてもらいましょう。

 

クラム:パンの中身の、フカフカした部分。

クラスト:パンの外側の、パリッとした、皮の部分。

すだち:パンの中、クラム内にある気泡のこと。

リーン:油分が少ない、プレーンなパンのこと。

リッチ:主材料に、副材料(砂糖、卵、牛乳など)を加えたパンのこと。

 

以上。上記以外の語も解説されていますが、

これぐらい覚えておけば、本文を読むには十分でしょう。

 

その他

また、この本では、それぞれのパンに使われる、

・発酵種

穀物

・材料の配合比率

も記載されています。ただし、すべてのパンに材料の配合比率が

書かれているわけではありません。

編集部が調べて書いているので、確認できなかったものは

記載されていないようです。

 

印象的だった解説文・パン(人形)

印象的だった解説文は、

P16、エジプトのパン「ボソマート」の解説です。

このパンのワンポイント解説にはこう書かれています。

 

短いので、通常数本食べる。夜、お酒のおつまみとして食べることはない。 

同書  P16 より。

 

食べることはない。「どのように食べるか」ではなく、

「どのように食べないか」を書いてあるのは珍しく、パンの名前よりも

印象に残りました。よく考えれば、マナー違反しないためにも

「してはいけないこと」・「現地の人はしないこと」を書くほうが

親切のような気がします。

旅行ガイドやルールブックには、「禁止事項」を優先的に書いてほしいですね。

 

印象的だったパンは、ドイツの人形パン「ヴェックマン」。

聖マーティンの日を祝うパンとのことです。

人形の食べ物といえば「ジンジャーブレッドマン」しか知りませんでした。

他にも人形の食べ物があったのですね!

 

おわりに。見識が広がります。パンの起源とか。

さすが、世界のパンを紹介する本。見識が広がっておもしろいです。

パンの起源は紀元前6000年頃のメソポタミアであることを知りました。

このため、本書では中近東のパンを最初に紹介しています。

 

しかし、圧倒的にページが割かれているのは西欧のパン。

全152種が紹介されており、メソポタミアから渡ってきた文化が

西欧で発展したことがわかります。

 

こういう西洋系の知識を増やすと、翻訳小説を読んだり

ファンタジー系の創作をするのにも役立ちます。

 

いいですよパン図鑑。見てるとお腹がすきますが、

本棚に一冊、常備しておくことをおすすめします。

 

以上、うちに一冊、パン図鑑があると楽しい件をお送りしました。