今年でお二人とも傘寿になりました。めでたい!

今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」

 

目次

 

正直な話、おすすめでもリポートでも私見でもない記事を書くのは

これが初めてです。個人的にはウェットな記事を書くのは苦手。

しかし、今朝、父方の祖母から

敬老の日のプレゼントが届いたよ」と電話があり、

久しぶりに話しまして、このお題で書くのもいいかな、と。

 

しかも、電話をくれた祖母から

「私、今年で八十歳。傘寿になったのよ」と教わりまして。

ウチは父方の祖母と母方の祖母が同い年なので、

母方の祖母も同じく傘寿を迎えたことになります。

こりゃあ、めでたい! やはり、このお題で書くしかない! と。

 

以下、珍しく口調が変わっているのは

回想シーンに突入しているせいなんだと思ってください。

それでは。

 

お小遣いより、お野菜! 母方:田舎のおばあちゃん

小学生の時は、田舎の祖父母宅へ行き、川で泳いだり

山で虫取りをしたりして遊び、絵日記のネタにする、

というのが典型的な「夏休みの思い出」ではないだろうか。

 

このイメージがあと何世代、通用するかはわからないが、

とにかく私の世代ではこういうイメージだった。

そして、幸いにして私には、まさにこんな夏休みを過ごせる

おばあちゃん家があったのだ。

 

幼少期に私が、田舎のおばあちゃんから与えられたものは

お小遣い、ではなく夏休みの思い出と、おいしいお野菜である。

おばあちゃん家でヤモリを捕まえて持ち帰ったのは

今でもいい思い出だ。

 

母の実家は兼業農家だった。

祖母が一人暮らしになった今でも畑があり、祖母が世話をしていて、

そこで取れたお野菜を今でも時々送ってくれる。

年に数回のことだが、我が家ではこれが楽しみだ。

 

生まれて初めて「キュウリがおいしい」と思ったのは

祖母宅で出されたキュウリを食べた時である。

このキュウリはスーパーで売られているものとはちがって、

青臭くなくて味が濃かった。

 

野菜にもよしあしがあって、新鮮なものはおいしくて、

それぞれの味がするものなのだ、ということを学んだ。

思えば貴重な経験だった。

 

モノより体験。 父方:街のおばあちゃん

父方の祖母は、誕生日やクリスマスにプレゼントをくれなかったが、

事あるごとに旅行につれていってくれた。

 

こちらの祖母は私の実家の近所に住んでいた。

おかげで、子どものころにはよく旅行につれていってもらった。

といっても、べつに私がねだったわけではなく、

祖母がよかれと思って、当時まだ一人っ子だった私をつれていったのだ。

 

もちろん、大人一人だけで子どもを引率するのは危険である。

だから、祖母はよく、Tさんという友人を呼んでいた。

当時の私には、Tさんがどういう人なのか、よくわかっていなかったが、

べつに気にせず同行していた。たまの旅行が楽しかったからだ。

 

今思えば、これからどこに行くだとか、こんなものを見る予定だとか、

そんな説明は受けていなかった気がする。

それがよかったのだ。とにかくおばあちゃんのあとに

ついていけばどこかに着き、何か珍しいものが見られるのだ。

 

どんなところへも道はつながっていて、

電車に乗ればたいていのところに行ける、なんて

夢のないことを私が知るのは、もう少し先の話。

 

大人になった今では、なんでも自分で手配できるようになってしまい、

不思議なルートで遠く離れた場所へつれていってくれる

祖母の神秘性は薄れてしまった。

まあ、いつまでも祖母のことを魔法使いみたいに思っているのも

色んな意味で問題だろうから、これはこれでいいのだ。

 

まとめ。どっちにしろ心配無用だ。 

母方の祖母は典型的な「田舎のおばあさん」だろう。

20代前半で実家近くの集落に嫁ぎ、そこで50年を過ごした。

舅も姑も夫も見送って、今では悠々自適の一人暮らしである。

 

彼女の生涯においては実家にいた年月よりも

嫁ぎ先で過ごした年月のほうが圧倒的に長く、ご近所さんからの信頼が厚い。

 

何かあればすぐに母のところへ連絡が来るだろうし、

毎日、とれたて野菜を食べていて健康である。

食料も信頼もある田舎の祖母は、まったく心配ない。

 

では、父方である街のおばあちゃんはどうか。

実はこちらの祖母は元看護師で、医学と栄養の知識があり、

体調の管理は常に万全だ。

平均寿命なんぞぶっちぎって長生きしてくれることだろう。

田舎のおばあちゃんと同じく、一人暮らしでもまったく問題ない。

 

二人の祖母は、どっちにしろ心配無用だ。

孫娘の私としては、なんとも幸せな現状である。

 

以上、お題「おばあちゃんのこと」にお答えしました。

 

え、おじいちゃんはどうしたって?

うーん、もう二人とも亡くなっているし、これといった

思い出もないし。おじいちゃんたちには、ごめんなさい!