ますむらひろし氏の猫?漫画『アタゴオル』について語ります! アタゴオルって空気とご飯がおいしそう。

今週のお題「ねこ」

 

目次

 

猫の日なので、ますむらひろし氏の猫?漫画『アタゴオル』について語ります!

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アタゴオルがどんな世界・物語なのかとか、登場人物についてはウィキペディアを参照してください。以下、リンクです。

 

アタゴオル - Wikipedia

 

ということで、以下、読んだことがある方むけに語ります!

 

アタゴオルで私が一番好きな〇〇

一番好きな光景:「タルダリ大帝Ⅱ 眠りの岸辺」の、雲でできた滝のシーン。

コラ漫画文庫シリーズだと六巻に収録されている。ただでさえアタゴオルには、三次元の住人からすれば夢みたいな景色が広がっている。そのアタゴオルの住民が眠って見る夢の景色とはいかなるものか。その一つがこの、雲でできた滝である。盛り上がった雲の間から水が流れ落ちて滝になっている。足元は普通の地面なのに、だ。滝つぼがない滝なのである。この光景は何度見ても美しい。

 

一番好きな登場人物:強いて言うなら音楽家の猫、唐あげ丸。あの繊細さは身内としては大変だが、いつでもなんでも音楽に結び付けてしまう熱心さには感動する。おまけに、海賊船からバイオリンを盗む度胸を持ち合わせている。ヒデヨシが食欲の塊だとしたら、唐あげ丸氏は音楽欲、特にバイオリン欲の塊である。いつでも善良なわけではなく、時に音楽に狂ってしまうのが魅力であり、ヒデヨシに通じる部分がある。

 

一番好きなゲストキャラ:脈旅団の団長、鉄砂(てっさ)。初登場は、MFコミックスアタゴオルは猫の森』だと四巻、「テルウテ①」。以下、リンクを兼ねた画像。

 

 

フードを脱いだ時の髪型とおヒゲと、高い鼻が素敵。「テルウチ②」で「君たちを追って河を下るみんなの姿を見せてやろう」と言ったあとのコマの、横顔がハンサム。フードをかぶっている時は戦闘モードらしい。本人よりも年上らしき部下がいる。鉱物師の世界が実力主義ならば、彼はかなり強いことになる。現に彼は鉱物の一種を操り、身軽で戦闘力が高く優秀だ。彼の名言は

1、「なんで仲間が逃げるんだっ 貴様 くだらないおどしはやめろっ」

2、「おまえのウソは聞きあきた オレもおまえの火あぶり見たいぜ」

上記の二つだと思う。1のセリフはヒデヨシが、人質を返さないと爆裂火薬玉に火をつけると言い、火のついた葉巻を構えた時のセリフ。鉄砂は目的のためなら手段を選ばない、神経の太い悪党なのだが、このセリフには恐怖がにじみ出ている。というか、こんな状況だったら誰だって恐い。敵の身内が本気で逃げ出すなんて恐すぎる。ナバちゃんと本人が優秀なおかげで難を逃れた。作中屈指の迷シーンであり、彼の人間性が感じられる。今までの敵はヒデヨシの言動に恐怖するより、怒ることが多かった。

2のセリフは、ニセモノのタイコをつかまされた彼がヒデヨシに言う。ある村で住民に捕まり、薪の上にぶらさげられているヒデヨシを眺めながら。このセリフは実に正直で悪党らしく、余裕を取り戻している。今までヒデヨシと敵対した全ての者を代表したセリフなのではないだろうか。

 

読者が思い出したい(と思うかもしれない)こと

Q、ギルバルス初登場回のタイトルと収録巻は?

A、「ギルバルス」。スコラ漫画文庫シリーズだと一巻(⇓)に収録されている。

 

 

Q、ツキミ姫初登場回のタイトルと収録巻は?

A、「ツキミ姫のお菓子」。スコラ漫画文庫シリーズだと五巻(⇓)に収録。

 

 

Q、珍しくヒデヨシが登場しない話があったが、タイトルと収録巻は?

A、「水晶散歩」。スコラ漫画文庫シリーズだと四巻(⇓)に収録されている。

 

 

Q、星街に即興詩人(猫)が現れる話のタイトルと収録巻は?

A、「詩猫」。MFコミックスアタゴオルは猫の森』だと十巻(⇓)に収録。

 

 

おわりに。なんでこの漫画が好きなのか?

 このままだとえらくまとまりのない記事になってしまうので、最後に、私がなぜこの漫画が好きなのかお話ししようと思う。まず、擬人化猫が好きだから、というのがある。実際の猫、動物としての猫のビジュアルが好きなので、その特徴を持ったキャラも好き。アタゴオルでは、2足歩行で服を着た猫たちが暮らしている。身長は人と同じぐらいだが、手足は猫のままなのがポイントが高い。

 あと、風景が美しい。アタゴオルにはオリジナルの動植物がたくさんある。家々は果実の形をしていて、大きなツルが通路になっている。猫なら難なく歩けるようなところでも、人間なら難しそうだが、この世界の人間は平気で歩いている。ヨネザアドでもアタゴオルだけの風景なのかもしれないが、何度見てもステキだ。アタゴオルの植物は巨大なのである。

 食べ物の描写が偏っているのもおもしろい。猫が好きそうな魚介類と、ウドン・ダンゴ・丼・かき氷・コーヒー・餅ぐらいしか出てこない。猫が多い世界で魚介類の描写が細かいのはわかるが、料理がほぼウドンと丼しか出てこないのは、作者の好みなのではあるまいか。ご本人が料理をする漫画家なら、もっと料理の描写が細かくなりそうだが、そんなことは気にならない。それもアタゴオルの魅力である。だいたい、素材が良ければあまり加工しないだろう。アタゴオルは食材に恵まれているのだ。

 要するにアタゴオルは、空気とご飯がおいしそうなのである。一度でいいから行ってみたいと思わせてくれる。パンツにはぜひ会ってみたい。あなたはアタゴオルのどんなところが好きですか?

 

以上。猫の日だったので、漫画『アタゴオル』について語りました。

マーケットプレイス(出品者)のみですが、一応、まとめ買いのリンクも。

 

 

※本記事は、2月24日に加筆しました。