目次
今回はウサギの日にちなんで、我が家にいる唯一のウサギをご紹介します。といってもペットのウサギではなく、チリメン細工の着物を着たウサギ型オルゴールですが。
ウサギのオルゴール「凛香」の概要
上:正面から見た図。高さは約14センチ。頭と足は陶器製です。
下:横から見た図。投げ出されている足の長さは約9センチ。
意外とゴツい帯をしめていますね。実際に人間が着たら動きにくそうです。
実はこのオルゴール、もっと前に紹介しようと思っていたのですが。正確な商品名もメーカーもわからなかったので、紹介は断念していました。しかし今日は3月3日。ミミの日、いや、ウサギの日。今日紹介しないでいつ紹介するんだ、ということでググってみたところ、なんとかメーカーを(たぶん)特定できました。このウサギのメーカーは「福和工芸」というらしい。
以下、メーカーサイトへのリンクです。
この人形専門店にもネットショップがあります。さらに、その中に
「うさぎのオルゴール」コーナー(⬇︎)を発見しました。
これでほぼ確定でしょう。私の手元にあるウサギの商品名は、「オルゴールドール凛香 座りちりめん」というらしい。しかし、この記事の画像に写っている小パンフレット(曲名が書かれている)には、「小手毬」って書かれているのですが。これってブランド名じゃなかったのか? うーん。謎。
なんでウサギのオルゴールなんて持ってるの?
猫派の私がなぜウサギのオルゴールなんて持っているのか。ご説明しましょう。このオルゴールは私が学生だった頃に、京都の祇園で買ってきた子です。ある和雑貨屋さんにふらりと立ち寄ったら、このシリーズが並べられていまして。人形は苦手のはずなのに、一目惚れしてしまったんですよ。頭がウサギなのが珍しくて。頭部が人間だと怖いんですが、動物型なら怖くないから一人暮らしの部屋にも置いておける。そう思って買ったんですよ。当時は店頭価格で三千五、六百円だったかと。学生にとってはちょっとした金額だったんですけど、思い切りよく。自分が春生まれなので、桜っぽい柄の子を選んで。今思えば着物+白ウサギの組み合わせがよかったのか。顔が猫だったら買ってなかったかも。
結論:動物キャラ好きセンサーに引っかかったから買った。
はい。今回はこれだけの記事です。この人形シリーズはウサギを飼っている人に限らず、ウサギ大好きな人にオススメ。特に、擬人化ウサギが好きな方(ケモナーさんのウサギ派?)にオススメ。付属の小パンフレットによるとこの人形シリーズは手作りらしいので、すでにお持ちの方は大切にしてあげてくださいね。たとえ着物の色柄が同じでも、みんな少しずつちがう子なのでしょうから。
え? あなたはウサギ派なのに、まだこのシリーズをお持ちでない? それは悲しいですね。どこか、店頭で選んで買えるところを探すか。現物を見なくてもいいからお迎えしたいなら、アマゾンでも…。
一応、リンクを貼っておきましょうか。
まったく同じものがみつからなかったので、色違いを。
こっちのほうが衣装が華やかなのはいいんですけど、
記憶よりも値段が高い。当時の私は格安で手に入れたのかしら。
だとしたらラッキーだったな。
追記:拭いてあげたらオルゴールが鳴りました。
よく見たら顔の左半分が少し汚れていたので、右向きにして撮影。その後、自分がお風呂に行く前にウェットティッシュで人形の顔を拭いてあげたらオルゴールが鳴りました。どうやらお礼を言われたようです。この現象の種明かしをすれば、オルゴールがまだ鳴るのか試そうと久し振りにゼンマイを巻き、まだ鳴るのを確認。オルゴールは止まったと思っていたがまだゼンマイが戻りきっておらず、振動で残りのゼンマイが戻っただけですが。でもまあ、霊魂を信じる人も信じない人も、お人形は大切にしてほしいですけども。固い子は観賞用に、柔らかい子は撫でられたり抱きしめられたりするために生まれたんですし。ペットとちがってご飯もいらずフンもしない。しかもカワイイ。こう考えると人形というのはまさに、愛されるためだけに生まれたご都合主義の塊です。何が起ころうがその子は悪くないので、お迎えしたからには大切に!
※本記事は、2019年3月4日に加筆・修正しました。