ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

【キュレル】リップケアクリーム美発色ボルドー。保湿よし色よし!

台風が近づいていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はまだ動けるうちにドラッグストアに行っておこうと思い、スギドラッグへ行きました。日用品やちょっとした食料品も買いましたが、一番の目的はキュレルの「リップケアクリーム美発色ボルドー」です。マキアオンラインのコスメ発売カレンダーによると、発売日は8月24日。ワクワクしながら棚を見てまわりましたが、なぜかリップクリームのコーナーには置かれていませんでした。まさか、まだ入荷していないのか。キュレルのリップケアクリームは少し高価なので、近隣で他に置いていそうな店は知りません。しかし、あきらめるのはまだ早い。品出し中の店員さんをみつけたので

「すみません。キュレルのリップケアクリーム、美発色ボルドーを探しているんですけど」

「はい。ご案内しますね」

親切な店員さんは品出しを中断し、キュレルの棚へ案内してくれました。せっかくの新色ですが、リップクリームのコーナーではなく、キュレルの棚に陳列されていたようです。

「たしか、このあたりに…あ、こちらですかね?」

ボルドーの付近に「新色」のポップがつけられているわけでもなく、既存色のとなりにひっそりと置かれていました。

「はい! これです。ありがとうございます」

店員さんと別れて、ウキウキとレジに向かいました。先にカゴに入れた物とともにお会計。このシリーズは以前、ベージュを買ったことがあるのですが、あまりに色が出ないのでアイシャドウベースにしてしまいました。しかし使い心地はなかなかだったので、ボルドーの発売を楽しみにしていたのです。色つきリップクリームだとピンクや赤といった無難な色しかないことが多いので、ボルドーが発売されると知った時は嬉しかったです。ボルドーは「ピンクや赤が好評だったら、その次に出す」程度のポジションなのですね。逆に言えばそのぐらい市民権を得てきたということなので、他のリップクリームでもボルドーがラインナップに並ぶかもしれません。唇が冬の民としては楽しみです。曇り空の下、雨の心配をしながらせかせかと帰宅。買って来た物を一通り収納してから開封(⇩)

上:色紙 下:本体 右:外箱

相変わらず大きな箱ですが、リップクリームコーナーでは白くて目立つのも事実。キュレルの商品であることを強調するためにも、このほうがよいのでしょう。久しぶりに買ったので箱の開け方を忘れていましたが、無事に開封。使用レビューに移ります。

 

キュレル  リップケアクリーム  美発色ボルドー:油っぽいテクスチャでヌルヌルする。仕上がりはよく言えばツヤ、悪く言えばテカリ。ベージュとちがって色が伴っているので、ベージュほどテカリは目立たないが、日射しが強いと唇だけ光りそう。日射しが弱い季節におすすめ。乾燥するが日射しは弱い秋~冬のほうが活躍しそう。保湿力はかなりある。少しぐらい皮が浮いていてもフラットにしてくれる。この保湿力を見ると若い人よりも中年~高齢者におすすめしたいところだが、中年になると唇にツヤは乗せたくなくなるというジレンマがあるので、年齢を問わず唇をしっかり保湿したい人におすすめ。ボルドーの発色は薄くて自然で使いやすい。唇が紫系なら馴染む。テカリが気になる場合はご近所用にすればよし。

 

使った感想はざっとこんなところ。個人的にはベージュよりも当たり。ベージュを使ってみてイマイチだったという人も、ボルドーは試してみてほしい。唇がヌルヌルするのは変わりないけど、色はかなり良い。保湿力はいいけど好みの色がなかったというブルベ冬の人にはマジでオススメ。

 

以上、キュレル  リップケアクリーム  美発色ボルドー使ってみた件でした。これはご近所用にしよ。

【ポケモンSV】☆7カイリューをゲットしたのでご報告!

始まりましたね☆7カイリューレイドが! みなさん、もう挑戦されましたか?  結果どうでしたか?  私は勝ちました!  ☆7カイリューをゲット!(⇩)

無事にゲットした☆7カイリュー

最強の証もつけました。

今回は攻略サイトアルテマ」を参考にして(⇩)

altema.jp

テラ格闘てんねんヘイラッシャを採用(⇩)

攻撃が高いのでメインウエポンはテラバースト。

まずは特性をてんねんに変更し、テラスタルは水➡格闘に。技構成は攻略サイトにあった3つとテラバースト。攻略サイトでは、かいがらのすずを持たせてのろい➡ボディプレスが推奨されていましたが、私が用意した個体は攻撃のほうが高いので、潔くテラバーストを使用。持ち物はくろおびにして、HPはいやしのエールで管理。ボディプレス×3でテラスタルしたあとは、バフが解除されるのを待ち、そのターンだけまもる。あとはのろいを積みながらいやしのエールで回復し、のろいを6回積んだら、格闘テラバーストを撃ち続けます。あとはヘイラッシャのHPの減りを見ながら、いやしのエールを使うかどうか考えます。HPに余裕がある限り、ひたすらテラバースト。我ながら単純戦法ですばらしい。特性がてんねんだと相手の能力上昇を無視できますし、のろいを積めば自分のステータスは上がっていくので、テラしんそくを使われてもHPには余裕があります。おまけに今回は少し時間が余りました(⇩)

☆7レイドにあるまじき余裕。

初手にぼうふうをくらってリセットしたこともありましたが、勝った回には余裕がありました。うまくいってる時はむしろ時間が余るのが☆7レイドあるある。それにしても初めてだなあ。バフ技を6回も積むとは。我ながら我慢強くなったものです。NPC戦だと積むより殴ったほうが早いから、学校最強大会ではバフ技を使ったことがありません。バフ技ってこういう時に使うんですねえ。6ターンも耐えてくれてありがとうヘイラッシャ。今回はカキツバタ戦に使ってた個体をカスタムしてしまったので、また次のツバっさん用のヘイラッシャつくらなきゃ。ヘイラッシャとしれいとうシャリタツのコンビの実験台になってくれてありがとうツバっさん。おかげでシャリタツ本来の使い方とヘイラッシャの真価を確かめられました。コンビでも単独でも打たれ強いヘイラッシャ、すてき。進化しないポケモンは影が薄くなりがちだけど、今後さらにポケモンが増えたとしても君の活躍は忘れないよヘイラッシャ。

 

以上、攻略サイトの方法をアレンジして☆7カイリューに勝った件でした。

積みゲー消化中。『クラウド・ガーデン』は美しい。

積みゲーを消化中です。『8番出口』は歩くと視点が上下するのがリアルすぎて3D酔いして挫折。『マルコと銀河竜』は体験版をプレイ中ですがイマイチ。本編はすでに購入しているのですが、半額の時に買っておいてよかった。今のところ、満額を出せるほどの満足感はなし。キャラのセリフはフルボイスとはいえ、ひたすら物語を読んでいくだけで、セーブとロード以外のゲーム性がない。劇場版アニメにするだけの予算や人員が確保できなかったからしかたなしにノベルゲーム化した印象です。はっきり言って『Hookha Haze』よりもはるかに退屈。自分で操作する部分がないとこんなに退屈なコンテンツになりうるのか。ゲームをゲームたらしめているのはプレイヤーが操作できる部分なのだと実感。作中世界に干渉できることのありがたさを噛みしめましたので、これはこれで貴重な体験ではありました。『マルコと銀河竜』は体験版を終えたらしばらく寝かせておこうと思います。少なくとも序盤の内容を忘れるまでは寝かせたい。もうセールを狙う必要もないことだし。

今プレイしているインディーゲームで楽しくも美しいものといえば『クラウド・ガーデン』。一種のシミュレーションゲームなのですが、これがまた美しいのです。積みゲーを消化しないといけないのに、サムネイルの美しさに釣られて新規ダウンロードしてしまったぐらい(⇩)

store-jp.nintendo.com

試しにプレイしてみたら、これがまたすばらしいの一言。UIがシンプルすぎて操作がわかりにくいという短所はあるものの、世界観は良い。霧に包まれた廃墟に植物の種を植える。そのまわりにオブジェクトを配置して植物を成長させ、花から種を収穫し、また植える。あとはこのくりかえし。プレイを進めると、殺風景な廃墟に緑やオブジェクトが増えていき、空中の坪庭が完成するという。やべえ。廃墟好きか植物好きならいくらでも時間が溶けそう。少なくとも私にはかなり刺さりました。似たように無人の景色をつくって眺める『Townscaper』とちがって、一応はステージモードもあるのが嬉しい。ステージ攻略を進めていくとだんだんと素材が集まってきます。どうやら、この素材(オブジェクトと植物)はクリエティブモードでも使えるようです(⇩)

完成した坪庭と、獲得したオブジェクト。カラスみたいな鳥も。

クリエティブモードを充実させるためにプレイしているのだと思えば、ステージクリアへのモチベーションを保てるはずですが…実はちょっと詰まっているステージがあります。狭いステージだと種を植えられる場所もオブジェクトを置ける場所も限られており、最適解を考えないとクリアできなくなってきます。ゲーム専門サイト「電撃オンライン」には「手詰まりになることはなし」というレビューがありますが(⇩)

dengekionline.com

私はすでに詰まりました。中盤の「考えないと解けないステージ」で詰まる。この感じ『SHIFTING WORLD 白と黒の迷宮』で覚えがある。感覚だけでクリアできなくなると詰まって攻略できなくなり、プレイしなくなるのが自分あるある。実を言うと3DSの『SHIFTING WORLD 白と黒の迷宮』も詰まったまま放置されています。まあ、この場合は完全にはクリアしていないだけなので、積みゲーには含まないと思いますが。『クラウド・ガーデン』は、あえてのローポリ廃墟の美しさゆえに飽きずに遊べそうです。⇧のレビューをよく読むと植物の種類を変えられるらしい。うまくいけば詰まってるステージもクリアできるかもしれない。また進展があれば記事にしようと思います。なにせ今はステージ攻略で手一杯で、クリエティブモードは試していないので。このゲームの本領は、好みの廃墟を構築することにあるような気がする。

 

以上、積みゲー消化中だけど『クラウド・ガーデン』が美しい件でした。

【森永乳業】ミントミルクティー飲んでみた。甘くない!

みなさん、8/20発売から期間限定発売中の「リプトン  超爽快ミントミルクティーはもうお飲みになられたでしょうか。なんでも、森永乳業が紙パックの紅茶を発売して40周年の記念として発売されたとのことです(⇩)

www.morinagamilk.co.jp

私もチョコミント系は好きなので発売日の朝にセブンイレブンに行き、2個買ってきました。1個はすぐに飲む用で、もう1個は家でレビューする用です。この日はフリーだったので、1個めを飲みながら優雅に帰宅。歩きながら飲んで驚いたのは、ミント味でも甘くないことです。チョコミント系ばかり飲食していると、ついミント味と甘味を関連づけてしまいますが。よく考えれば、世の中にはキシリトールガムのように「甘くないミント味」も存在しています。ミントだから甘いというのは誤解でした。そもそも生ミントの葉をかじっても甘くないのですから。チョコミントで爽快感を得るというのは思えば遠回りというか、間接的です。爽快感がほしければ最初から潔く「ミント味」にすればよいのです。その点この「ミントミルクティー」はかなり成功しています。コンビニでミント系飲料といえばチョコミント味が多く、ミントの爽やかな出だしのあとにチョコの甘い後味がついてくるのが鉄板でした。しかしこの「ミントミルクティー」は、1個飲み終わっても甘くないのです。甘さが控えめな商品でも1パック食べ終わる頃には口の中が甘くなっていることが多いのですが、これは飲み終わっても甘くなかった。「超爽快」の名に恥じない爽快感があります。成分表によると、この爽快感の元はペパーミントエキスらしい。カロリーは1パックで150kcalほどあります。甘さを感じなくてもカロリーはあるのが怖ろしい。2個めは家でグラスに出して飲みました(⇩)

左:黒猫グラスに入ったミルクティー 右:ミントミルクティーのパケ

色は普通のミルクティーでした。この液体色に反してミント味が強く、ミルク味は感じられなかったのが少し残念。しかしまあミルクはミントと紅茶の繋ぎで、味のために入っているのではないと思えば許せる。私、ミルクティーでも茶葉の味が残っててほしい派なので。ミルクは目立たなくてもよい。これはなかなか良いお味。今回は少し離れたセブンで買ったので、次回は最寄りのコンビニで買えるかどうか確かめたい。夏季を逃すとミント系ドリンクは飲みにくいので、ミント好きの方はお早めにどうぞ。

 

以上、ミントミルクティー飲んでみた件でした。

【マクドナルド】あなたはフルグラにマンゴースムージーを使ったことはあるか。

突然ですがみなさん「フルーツグラノーラ」略して「フルグラ」はご存じでしょうか。シリアルにドライフルーツが混ざっている商品なんですが。あ、ご存じですか。それでは続けて質問です。あなたは、フルグラをどうやって食べますか?  お皿に出したフルグラに牛乳をかけて食べるのが公式のようですが。私はフルグラだけお皿に出して、低脂肪牛乳を飲みながら、別々に食べるのが好きです。こうするとシリアルがふやけず、ずっと香ばしいのでオススメ。ただし、この食べ方だとシリアルがずっと固くて、お口の中がパサパサします。飲み物は別途必要ですし、歯に挟まりやすいのでご注意くださいね。

それでは本題。タイトルにある「マンゴースムージーを使った」について。といってもまあ読んだまんまで、ただ単に牛乳にあきたのでマンゴースムージーをベースにしてフルグラつくってみただけなんですが。だって、ずっと牛乳だとあきるじゃないですか。だからマンゴースムージー買ってきて、お皿に全部出して、その上からフルグラをかけてみました(⇩)

左:フルグラを混ぜたスムージー 右:スムージーの空き容器

⇧の図は写真映えがよくなるようにフルグラを控えてあります。食べる時はフルグラを増量しました。それにしても色鮮やかですね。色彩的にもマッチしています。今回のフルグラにはドライマンゴーが入っていなかったのが残念。マンゴー入りのフルグラなら、まさにベストマッチだったはず。次回また試そう。なんでまたマンゴースムージーを選んだのかというと、グリーンスムージーよりフルグラに合いそうだったからです。いや、答えになってないのはわかってるんですが。あとはもう「ひらめいた」としか言えなくて。今日のお昼はフルグラにしようと決めた次の瞬間「牛乳じゃなくてマンゴースムージー使ったら美味いんじゃね?」とひらめき、その足でマクドナルドに向かったのです。この鮮やかな黄色と甘やかな香りが食欲をそそります。で、肝心の味なんですが…おいしい!  案の定おいしかったです。マンゴースムージーただ甘いだけではなく酸味もあり、甘酸っぱい味がします。この酸味のおかげで爽やかに食べられました。完全な液体ではないのでシリアルに染み込むのが遅く、食感が残っていたのも嬉しい。ただし、マンゴースムージーは冷たいので、お腹を下しやすい人や冷え性の人は要注意ですね。私は両方に当てはまるんですが(笑) そんな私でも無事に完食できました。お皿にあけてみて初めてわかったんですが、スムージー1杯はかなりの量ですね。ストローで飲むとすぐに飲み終わってしまうのに、お皿に出してスプーンで食べると軽食になりえます。意外に多い。スムージーはスプーンで食べたほうがお得感があって良いですね。スタバのフラペチーノでも同じこと言ってた気がするけど。なんにせよ今回お伝えしたいことは「牛乳に飽きたら他のものを使ってフルグラをつくれ」ということです。公式サイトに書かれていることだけがこの世のすべてではありません。たまにはアレンジしてみようぜ。ただし、破綻しなさそうな範囲で。

 

以上、マンゴースムージーでフルグラつくってみた件でした。マクドナルドのマンゴースムージーについて、詳しくは公式サイトをどうぞ(⇩)

www.mcdonalds.co.jp

 

同日追記:祝800記事! 当ブログのダッシュボードによると、この記事でちょうど800記事です。我ながらたくさん書きましたが、1000記事目指してがんばります!

【モンコレ】買ったぜソウブレイズ!

ポケモンファンなら、みなさんご存じの「モンコレ」タカラトミーから発売されている、安価なフィギュアのシリーズです。一番小さい(公式によると高さ4cm)MSシリーズに至っては、メーカー希望小売価格の時点でわずか660円。私が購入したエディオンでは550円で販売されていました。ありがとうエディオン。ポイントが付くうえに安いなんて最高。これからもモンコレはエディオンの店頭で買おうと決意しました。そんな私が買ったのはソウブレイズ(⇩)

わけあって横向きでアップしています。

モンコレを買ったのはミミロップ以来なので久しぶり。人生で2個めのモンコレです。この造形で末端価格550円とはすごい。記事のために寝かせておいたのですが、いよいよ開封します。中身はこんな感じ(⇩)

袋に入ってるしスタンド付き!

箱は横から開けます。小学生のお小遣いでも買えるようなお値段なので包装は最低限で、緩衝材は入っていませんが、立たせるためのスタンドが付いているのはありがたいですね。袋を開けてスタンドをつけるとこんな感じです(⇩)

足が拘束されてる!?

付属のスタンドをつけると自立してくれますが、足先が隠れてしまい、色も造形も見えなくなってしまうのが残念。足をブロックで拘束されているようにも見えるので、拘束フェチの人にはちょっとうれしいのかもしれない。このスタンドは透明にしてほしかったですが、このお値段でクリア素材は無理だったんだろうな…しかたなし。気を取り直して横からも撮影(⇩)

右側面に汚れが!

瞳の小さな白い炎も造形されてるし、剣と兜の炎がグラデーションに塗装されているのもすばらしいです。これはかなりクオリティが高い…と感動しましたが、残念ながら私が買った個体はちょっと難あり。⇧の画像でわかるように、右手の剣に黒いシミがふたつあります。こんな個体でも検品で除外されないあたり、やはり600円。しかし他に汚れは見当たりませんし、この程度なら個体差というか、むしろ個性かもしれない。ゲームシステムにもマーキングがあることだし。この個体は右手にマーキングしてるということで。そう思えばちょっとかわいいかも。続いて後ろ姿…と思うでしょ?  ダメダメ、読者さん欲張りすぎ。後ろ姿を眺めるのは持ち主の特権です! 特にソウブレイズの後ろ姿はゲーム画面でも「どうなってるの?」と思うぐらい複雑なんだから。ソウブレイズの後ろ姿を眺めたかったら実物を購入してください。そうすれば、ソウブレイズの複雑な後ろ姿を存分に眺められるから。みなさま、お近くの家電量販店へ行ってください。そして店員さんにモンコレのコーナーをきいてください。それにしてもモンコレ、意外と色が良いな。ソウブレイズでグラデーションカラーも確かめられたし、これはドラパルトの尾の塗りにも期待できるな…と思って公式サイトでドラパルトのページを見てみたら、なんとドラパルトの尾の先端はクリアカラーらしい。これはぜひほしい…けど、こんなことしてると無限に増えそうなんだよな。ソウブレイズは☆7ジュナイパーレイドで活躍してくれたから、感謝の意を込めて買ったけど。安いからこそハマりそう。やばい。知らなかった。モンコレもフィギュア沼の一種だなんてっ。

 

以上、モンコレのソウブレイズ買ってみた件でした。炎タイプのソウブレイズに素手でさわれるなんて最高だ!

植物学者が書く生物エッセイ『生き物の死にざま』は昆虫に力が入ってる。

地震対策に半信半疑で食器棚の滑り止めシートを買うついでに漫画の新刊も買い、さらについでに買ったのが『生き物の死にざま』という本です。なんでまたついでのついでに買ったのかというと、Amazonで送料無料になる最低注文金額が「3500円以上」に値上がりしたからです。これは困った。いっそのこと1冊で3500円以上する本を注文するという手もありますが、2000円時代のように何点か抱き合わせて、合計金額が送料無料になるギリギリになるのを目指すのがちょっとした娯楽でした。あの頃の感覚を忘れたくない。何かないか、あと1500円分…と考えながらほしいものリストをスクロールしていたら『生物の死にざま』を思い出しました(⇩)

www.soshisha.com

金額もドンピシャだし、生物ネタなら家族も読むかもしれないと購入。結果的に割と当たりでした。図鑑など、生態(生き様)を描写する書物は無数にありますが、死に様に焦点を当てた本はそう多くないでしょう。日本語では「生物」を「いきもの」とも呼ぶように、人間はどうしても動物の生き方に注目してしまいます。しかし本来、生は死を含むものです。独身主義者がおらず、すべての個体が疑問なく繁殖する野生界において「繁殖」には親世代の死も含まれています。親世代がだらだらと生き続けていると、子孫の分まで資源を消費してしまうからかもしれません。先進国で暮らしている人間だと自分が初老にならないと親が死なないので、親というのは人生の大半を共に過ごすものだと思っていますが、野生界ではそうではありません。人間に限らず哺乳類だと、孫が生まれるまで生き続けたりしますが、おそらくこれは哺乳類ぐらいの話なのでしょう。昆虫や魚類では、繁殖を終えた親世代は子を見ることなく死ぬのです。生死のサイクルが短い種においては、親の死に様も大切なこと。この観点からすると、むしろ死に様こそ語られる価値があるというものでしょう。ただし、本書で語られるのは、遺伝子にプログラムされた死、いわゆる自然死だけではありません。捕食者に食われたり人間に殺されたりする様子も書かれています。特に「4」のアカイエカの章を読んでいると、アカイエカの行動(家屋に浸入➡密かに吸血➡家屋から脱出)の臨場感とともに、蚊を叩き殺すことへの罪悪感がわいてきます。野生界においてはそもそも命がけでない行動、絶対に安全な行動などないことを思い知らされました。初読時は、アカイエカの章だけたまたま筆がのって小説風になったのかと思いましたが、読み返して気づきました。どうやらこの著者、哺乳類よりも昆虫のほうがお好きなようです。昆虫以外の生物は、どちらかというと生き様を解説する文章になっており、ちょっとしたエッセイという印象。これに対して、昆虫の章では昆虫の視点で見た世界が書かれており、昆虫が擬人化されている印象を受けます。小説というと大げさですが、少し文学の香りがするのです。私が一番好きなのは「23」ジョロウグモの章。

天気予報は、週末の寒波の到来を告げていた。

『生物の死にざま』p170  ジョロウグモより

この一文で、主人公たるメスのジョロウグモ「彼女」の運命を予感させる。しかもこれは最後の一文なのです。この手法は明らかに小説のもの。植物学者の著者にとっては、ただ草を食むだけのシマウマよりも、時に受粉を助け、時に草の汁を吸う虫たちのほうに親近感を持っている様子。もういっそ、この文体で昆虫のことだけを書いた『虫の死にざま』を書いてほしいぐらいです。昆虫文学界を覗き見た気分になれました。虫の章だけでも読んでよかった。

 

以上、植物学者が書く生物エッセイ『生き物の死にざま』読んでみたら昆虫に力が入ってた件でした。虫好きの方はぜひ。文庫化もしてますよ(⇩)

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