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今回ご紹介するのはイケアのティースプーン『DATA』です。おそらくは生産中止品でしょう。なぜなら、もう公式サイトに載ってないから。そんな貴重なスプーンがこちら(⇩)
新品なら6本入りのところ、開封して3本を使用中。残り3本を箱ごと保存しています。だって生産中止品なんだもの。それでもオススメしたいぐらいの(個人的な)名品だからこそ記事にしているのですが。
それでは、このスプーンとの出会いをお話しますね。
ティースプーン『DATA』との出会い
ウチの近所にピザ屋さんがありました。ピッツェリアというんでしょうか。自前の窯があって、焼き立てのピザが食べられるお店です。オープンして間もない頃に行きました。そこで使われていたのが、このスプーンです。食後に頼んだホットレモンティー。飲食店でホットの紅茶を頼むとティースプーンがそえられてきますよね。そう、それがこの『DATA』だったのです。なんだこの私の理想を具現化したようなティースプーンは! マット加工、長めの柄、すくう部分の深さと角度。どこをとっても理想的! あまりに気に入ったので、裏返して刻印を確認。スプーンの柄には「IKEA」と書かれていました。
買いに行きました!
IKEAって、あの北欧家具で有名なイケアか? へえ、こんな小さなものもつくって売ってるんだ。でもこれ大阪で買えるんだろうか。あとで調べてみたら大阪にも実店舗が! 実は私、この時まで大阪にもイケアのストアがあることを知りませんでした。後日、買いに行くことに。JRなんば駅から、専用のシャトルバスでIKEA鶴原へ。このバスには初めて乗りました。運賃がタダの専用バスを出すとか、イケアはどんだけ儲かってるんだ。などと思いながらバスに揺られていると到着。イケアのストアも初めてです。ワクワクしながら入店。店内は、とりあえず広い。しかもレストランまである。ソストクリームが小ぶりだけど安い。帰りに食べていこう。あっ、いけない。目的を忘れかかっているぞ。とにかく例のスプーンだ。ええと、食器類のコーナーは。順路にそって進んでみるものの、スプーン自体は展示されていません。
あれ? 売り場にはないのかな? カタログはあったので、それを持って店員さんにきいてみると「こちらの製品は、セルフサービスエリアにあります」と言われました。「セルフサービスエリア」とは? 詳しくきくと、このまま順路にそって進むと倉庫のようなところに出るので、そこで自分でみつけてくださいとのこと。イケアでの買い物も初めてなので戸惑いましたが、とりあえず順路の終わりまで行ってみました。そうしたら、本当に倉庫みたいなところがある! 天井が高い! バックヤードか、あるいは倉庫の映画セットにでも迷い込んだかのよう。驚きながらも、なんとか目的のスプーンを発見。ついでにフォトフレームと傘とノートと、ロゴ入りのショッピングバッグも買い、ソフトクリームを食べて、帰路についたのです。
使ってみての感想。すばらしい!
ここまでして入手したこのスプーン。肝心の使い勝手なんですが、すばらしいの一言につきます。柄が長くて握りやすいので、力が入りやすい。マット加工なので見た目にも高級感があるし、すべりにくい。手が小さい私にはティースプーンというよりもデザートスプーンのサイズです。これでアイスリームを食べると最高。柄が長いことのもう一つのメリットは、対象から距離をおけること。アイスの食べはじめでも手が汚れにくい! もはやコレなしでアイスクリームは食べられません。最近はアイスクリーム専用スプーンも売られていますが、それだと他のことに使えません。その点、コレなら他のことにも使えるのです。ウチではヨーグルトもこのスプーンで食べています。買ってよかった!
私がこのスプーンを手に入れて学んだことは自分の手に合う理想のデザートスプーンがあると生活が豊かになることです。このスプーンを買ってからは100均ショップのカトラリーコーナーもチェックするようになりました。どこかのお店でまたこんな感じのスプーンをみかけたらぜひ購入したい。みなさん。もし飲食店で理想のカトラリーをみつけたら、スタッフの方に遠慮なく購入先をきいて買いに行きましょう。そして自分の家でも使いましょう。
以上、たぶん生産中止品のイケアのスプーン『DATA』の思い出をお話しました。イケア様、このスプーンを再販していただけないでしょうか。再販してくださったらまた大阪の店舗へ買いに行きますのでっ。あの時2箱買っとけばよかった(泣)