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今回、ご紹介するのは、食事のマナーを紹介するマンガ、
『私のテーブルマナー本当に大丈夫?』。
作:森下えみこ、監修:小倉朋子。(株)KADOKAWA から出ています。
以下、リンクを兼ねた画像です。
表紙絵からしてピンチですね!
ナイフとフォークでエビを食べろだなんて!
でも、上品なお店で手を使うわけにもいかないし。
こんな時はどうしたらいいんだろう?
解決策はP58にありますが、この記事の最後でも紹介します。
こんな人に読んでほしい
・食事のマナーがうろ覚えで、自信がない人
・マナーを気にしすぎて、食事を楽しめなかったことがある人
マナーに自信がないと、食事のお誘いがきても、
恥じをかきたくなさに、つい、お断りしてしまうかも。
でも、お誘いを断ってばかりだと印象が悪くなりそうだし、
相手にも申し訳ないし、自分も楽しくない!
実は私は左利きなのですが、幸いにして、
親は私の利き手を矯正しませんでした。
だから私は左手でお箸を持っているのですが、
ちゃんとごはん粒をお箸でつまめます。お箸の持ち方は正常のはず。
でもこれが、ナイフとフォークとなると、とたんに自信がなくなります。
ナイフに力を入れすぎて、お皿に当ててしまったことが。
これ、一人とか家族だけならいいけど、
他人との食事だと恥ずかしい。今のうちに直しておきたい。
そう思っていたところ、近所のツタヤでこの本を発見しました。
そうそう、ちょうどこんな、図解されてて簡単な本を探してたんだよね!
載ってるマナー(食べ方)の具体例
P70から始まるのが、「食べ方が難しい料理30選」。
身近すぎて無意識に食べていて、
そもそも食べ方を習わない料理の食べ方を伝授!
一部を紹介しますと、
カレーライス:ルーとライスの境目から食べ始め、ライス→ルーに寄せながら食べる。
ピザ:手で食べる場合は、内側に折り曲げて食べる。
ステーキ:左端から一口大に切って食べる。切り目を斜めにすると所作がきれい。
チャーハン:一口分をれんげで切り、外から内へむかってすくう。
パンケーキ:まず十字に切って、バターやシロップを染み込ませる。
など。けっこう参考になります。
その他の内容
監修した小倉朋子先生が提唱する「食事七則」が載っています。
本文から抜粋しますと、
一、フェイス・トゥ・フェイスの法則
―顔をあげよう―
二、指先フォーカスの法則
―指先まで美しく―
三、一口サイズの法則
―自分の一口サイズを知ろう―
四、自分ベクトルの法則
―刃の向きに気を付けよう―
五、ノイズキャンセルの法則
―音は絶対に立てない―
六、絶景キープの法則
―最後までお皿の景観を壊さない―
七、エンディング美の法則
―食べ終わった食器も美しく―
以上、同書 P12~24 より。
要するに、食事マナーの目的は清潔に、美しい所作で食べること。
そうすることで相手も気分よく過ごすことができる、
気遣いのマニュアルなわけですね。
この他にはコラムなども。作者自身が先生とマンツーマンで
食事をし、マナーを実践で学んでいきます。
最後に。ナイフとフォークでエビを食べる方法は、
1、ナイフで頭を切り落とす
2、脚を切り落とす
3、お腹側から殻と肉の間にナイフを入れる
4、フォークで支えながら、ナイフを奥に一回転させる
5、殻を回してはずす
6、中の身を手前に取り出す
7、端から切って一口ずつ食べる
実際には図解されているので、詳しく知りたい方は、
本書を読むか、ネットで調べてみてください。
以上。優雅に食事したい大人にオススメのマナー本、
マンガ『私のテーブルマナー本当に大丈夫?』の紹介でした。