ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

テレビを買ったこと自体が災害対策。非常食より先にテレビじゃない?

今週のお題「もしもの備え」

 

今週のお題「もしもの備え」にわざわざ参加するほどウチの防災意識は高くない。一昨年の台風21号はさすがにヤバかったのであれ以来はランタンを買い足して常に飲料水を備蓄しておくようにしたし、パスタ・ラーメン類はきらさないようにしているが。せいぜいそれぐらいでありふれた対策なので書くことはないと思っていた。しかし、我が家流の対策をしていることに気づいた。それは、テレビを買ったこと自体である。

今の家に引っ越した時、テレビを買うかどうか迷った。ニュースを見るならネットで十分。アマゾンやiTunesのアカウントがあれば配信で映画が観られるから、テレビで地上波放送を観る必要もない。だったらいっそのこと、テレビレス生活を始めてみては? と考えた。しかし好きな番組もあるし、NHKぐらい観るだろうと考え直してテレビを購入。以前使っていた機種よりもモニターが小さくて薄い機種だ。気がついたら使い始めて今年で10年目だが一向に壊れる気配はない。なかなかいい買い物をした。シャープさんありがとう。今回のような自然災害ではテレビが役に立つ。紙の新聞は情報がよくまとまっており、情報収集が視覚優位な人にはいい媒体だと思うがいかんせん情報が遅い。その点、テレビは音声・文字の両方を使って伝えてくれるので聴覚優位な人にも向いているし、視覚優位な人にも理解しやすくて助かる。ネットほどではないが紙の新聞よりは情報が早い。おまけにテレビ番組はいつも同じ局が同じ時間に同じ番組を流しているので、ニュースをやっている時間帯を把握して見られるのもいいところ。台風などの場合、更新され続ける気象庁のサイトにずっと張りついて見ているわけにもいかないのでニュース番組は便利だ。朝晩2回ニュースを見る習慣をつけておけば台風の情報はバッチリ追える。台風に直撃しない所に住んでいる場合、情報を確認する頻度はこれぐらいでいい。

基本的にマスコミは不安を煽るのが仕事だと思っているので(偏見だが)、経済的な報道はあまり信用していない。全員が平等に損をする状況はありえないからだ。しかし、自然災害や疫病など元から不安な要素の場合は信用できる。不安なことを伝えるマスコミの性格を遺憾なく発揮し、正確な情報を送ってくれる(と、私は思っている)。だから私は、災害時にはテレビで情報を得ている。近畿地方は明日、大雨警報が出るかもしれない➡︎明日は外出できないかもしれない➡︎今日中に買い出しに行っておこうと思えたのもテレビのおかげである。ありがとうテレビ。ウチは新聞の購読をしていないしニュースサイトはろくに見ないけど、台風が来ていることを知れたのはアナタのおかげだ。迷ったがテレビを買っておいてよかった。非常食や水を買い置きするのが面倒な人は、先にテレビを買おう。非常食を買うべきかどうかはテレビを見てから判断しても遅くないぞ。今回の台風10号に関してはもう遅いかもしれないが。テレビは電源の入り切りが一瞬で済むし、パソコンより単純な構造なのかして壊れにくく、長持ちするので1台ぐらい置いておいて損はないと思う(床面積に余裕があれば)

以上。我が家の災害対策はテレビを見ることの件をお送りしました。

 

追記:ここ数日、読者様が増えて30名様になりました。ありがとうございます。28名を超えたあたりで読者登録のお知らせが届かなくなった気がするけど気のせいか。これからも頑張ります。

 

蛇足:私が好きなテレビ番組は、不安を煽らない経済番組「WBS」と、又吉さんが色んなことを学ぶ番組「ヘウレーカ!」である。趣味系より知識系の番組が好き。