突然だが、みなさんは「オモコロ」というWebメディア(⬇︎)をご存じだろうか。
運営会社は「バーグハンバーグバーグ」という飲食業界を思わせる社名だが、キャッチコピーは「あたまゆるゆるインターネット」で、とても非実用的な内容の記事を日々この世に送り出している。それがオモコロである。実を言うと私はこのオモコロをよく読んでいる。正確なニュースはニュースサイトに任せておけばいいし、実用的な情報は専門サイトに任せておけばいい。私が求めているのは実用性とも正確さとも無縁で、そのくせ面白い記事なのである。自分の頭ではとても思いつかないほどカオスな内容であればなお良い。
私は昨日もオモコロにアクセスした。そして、サイトのトップページに燦然と輝く金色の記事をみつけた。その記事は、オリジナルの面白いWEB記事を募集して表彰する企画、オモコロ杯2021の募集内容を告知するものだった。タイトルは「オモコロ杯2021 〜WEB記事復古の大号令〜」である(⬇︎)
締め切りは2021年1月17日、最優秀賞の商品はアマゾンギフト券10万円分。
私は即断した。これに応募しよう。これはもう応募するしかない。しかし、自分にはものすごく面白いと思えるようなアイデアがない。仕方ないので、自分のブログ内で「してみた」を検索してヒットした記事の中から、一番長くて気合いの入った記事を探すことした。そして選んだのが「映画館でグッズが売ってなかったから自分でジョーカーっぽいTシャツ作ってみた」である(⬇︎)
「してみた」というワードでブログ内検索をかけて改めてわかったのは、このブログ「ロマンというほどでもない」の筆者はあまり物を作っていないこと。私は自分の手を動かして何かを作ることへの興味が薄いらしい。だからこそ「日常以上、ロマン未満のモノを紹介する」を自ブログの基本方針にしたのである。要するに他人様の作品や商品に便乗する気が満々なのだ。我ながらこれでよくオモコロ杯に応募しようと思ったな。
受賞した場合はWEBサイトなどに貼りつけられる電子ラベルがもらえるらしいので、受賞したら当ブログ「ロマンというほどでもない」をプロバージョンにアップグレードしてもいいかもしれない(そうしないと貼りつけられない気がするし)。この賞の結果発表は2021年の2月上旬を予定しているそうだ。今から結果が楽しみである。(私が覚えていれば)この記事で応募結果をお伝えしよう。
以上。アマゾンギフト券に釣られてオモコロ杯に初応募してみた件をお送りしました。
追記:2021年2月、ついに「オモコロ杯2021」の結果が発表された。今回はレポート記事に限った募集だったが、それでも443記事の応募があったようだ。当然だがこのうちの1記事は私がお送りした記事である。残念ながら私が送った記事は落選したが、受賞した記事はタイトルを読むだけで面白そうな、私などは足元にも及ばない傑作記事ばかりなので皆さんに読んでほしい(⬇︎)
今回は最上の賞「大賞」を決めるに至らず「優秀賞」を3名に与え、優勝賞金10万円が3分割されて33、333円になるという異色の結果になったらしい。つまり今回は同率1位が3名いるということだ。ゆるいところがやってる賞は結果までゆるいのである。自由でいいなあ。
※本記事は2021年2月26日に追記しました。