ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

過去に捨てた物は服と本。今年捨てた物はぬいぐるみ。

お題「断捨離」

 

実は今『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』をプレイ中でして。このゲームは時間帯だけではなく日ごとに天候も変化するので時には雨の日もあります。で、雨の日に勉強するといつもよりはかどって、主人公の私生活におけるステータス「知識」の増加率がアップするんですね。これは現実の「雨の日は集中力が上がる」という現象を元に設定されているのではないかと。現に今、雨が降ってていつもより私の家が静かでとても集中できる状況でして、ここはひとつブログ記事でも書こうかなんて気分になっているわけで。そこで久しぶりに「マイお題」コーナーを見まして選んだのがこのお題「断捨離」です。しかしまあ断捨離なんて言葉が生まれる前から人は色んなものを処分しながら生きているわけですが。例えば小学生の頃に図画工作の時間でつくった作品を大人になっても残してある人ってかなり自己愛が強い人か芸術家のどちらかだと思いますし。あと、背が伸びるごとに着られない服とか履けない靴ってどうしても出てくるので、成長期には強制的に服と靴の断捨離しないといけないんですよね。つまり子供時代=強制断捨離時代。では大人になってから物を処分する機会といえば…お引越しか、年末の大掃除ぐらいでしょうか。部屋をキレイにしようとすると物を片づけないといけなくて、片づけるためには収納するべき物の量を減らさねばならない。だから2017年(当ブログを開設した年)の私はがんばって専有スペースの片づけに勤しんだわけです(⇩)

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でもね、これで処分できたのって服と鞄と本と化粧品ぐらいなんですよね。迷いなくゴミにできるものだけ。この他に残ってしまったものが面倒でした。具体的には、ぬいぐるみ。ぶっちゃけ、ぬいぐるみはビン入り香水より面倒くさいです。香水の中身は排水溝に流してビンは分別ゴミに出せばいいんだからまだマシ。処分してもあまり罪悪感がわかない。これに対してぬいぐるみってやつはやっかいなんですよ。だってすげえ罪悪感がわくじゃないですか。捨てること自体に。ぬいぐるみの材料はどうせほとんど綿なんだから分類上は可燃ゴミなんだとしても、とてもゴミ袋に詰める勇気は出ない。無機質なガラス細工だとわかっていても、あのつぶらな瞳でみつめられるとどうしても。そこで私は今年になっていくつか寄付先を検索してみたんですが…会員登録が必要だったりして、どうにもピンとこないんですよね。かといって有名なシリーズのものでもなく付属品がそろってもいないぬいぐるみを買い取りに出すのもどうかと。どうせ大した値段はつかないし。どうしたもんかなと思ってた時にみつけたのが、とある千葉県の業者。会員登録どころか事前申し込みも不要らしい。おまけにぬいぐるみの状態さえよければ商品としての有名・無名は問わずに引き取ってくれるっぽい。もうここにゆだねてしまおうと思いまして。お正月中に家じゅうのぬいぐるみをかき集めてダンボール箱に詰めて、近所の郵便局が正月休みから通常営業に復帰した日に持ち込んで、送料1300円ほどかけて、サイトに掲載されていた住所に一方的に送りつけました! 持ってるぬいぐるみのなかで一番背の高い、いつも座りっぱなしだった子を箱の底に寝かせて、そのまわりに小さなぬいぐるみを詰めていると例えは悪いけどまるで棺桶に遺品を詰めてるみたいな気分になってちょっと悲しかったし、心なしかぬいぐるみたちの目が恨めしげに見えたけどもう過ぎたことだからいいんだ。おかげさまで本棚の中身がまたちょっと減ってすっきりしたし。よし。せっかく棚が空いたことだし、この段にはゴンチャロフの猫缶でも詰めるか!(懲りないコレクター気質)

 

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