ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

謎の間取りを紹介する本『ヘンな間取り』は怖い間取りも紹介してておもろい。

今週のお題「間取り」

 

  

 

このお題を見た瞬間にこの本を思い出して紹介しようと思ったはてなブロガーさんは私の他にあと百人、いや千人はいそうだと思ったし、おまけに今はもう手元にないんだけど存在自体が面白い本なのでこの機に紹介してみます。一時期はまって、初代のこれ(⇧)のあとにもう1冊『ヘンな間取りGOLD』ってバージョンも買いました。間取り図の作画ミスってこんなにおもろいのかって。だってこの間取り図の通りの部屋を想像したらさ、住めないっていうか生活できないっていうかよく見たらそもそも部屋に入れなかったりするし(笑) いやホント独特の面白さなんですよ。本文はまずキャッチコピーが面白いし、解説がツッコミを兼ねているのがたまらん。不動産×サブカルって感じで、面白がれる人はめっちゃ笑えるんだけど気づかない人は気づかないし気づいても笑えないかもしれないっていう微妙なところをついていて絶妙にツボッた覚えがあります。この本の企画を通したイーストプレスの編集者様は天才だと思います。私もこういう日常の中の小さな気づきがお金になるような仕事がしたい…あ、いかん思わず本音が。それは置いといて以下もうちょっと内容を紹介してみましょう。

 

『ヘンな間取り』の目次(抜粋)

1の間、入れない部屋

2の間、くつろげないバス・トイレ

3の間、楽しい食卓⁉

4の間、どう使う? この部屋

5の間、恐怖の隙間

6の間、ありがた迷惑なオプション

7の間、謎のバルコニー

8の間、使えない収納

9の間、こんな形でゴメンナサイ

10の間、まだある「ヘンな間取り」

 

はい。ざっとこんな感じです。みなさんもうお気づきかと思いますが内容が面白い本ってもう目次からして面白いんですよね。「1の間、入れない部屋」はkindleで試し読みができるのでどうぞ。私も久しぶりに読んで楽しみました。正直、この章が一番わかりやすくおもろいです。他に印象的だったのは「5の間、恐怖の隙間」ですね。なんでこんな隙間ができちゃったの? 何に必要だったの? どうやって使うの? 物を落としたら拾えない! そんなやっかいな隙間がある物件を特集しています。この隙間に虫とかネズミとか幽霊とかが住み着いてても誰も気づかないというか駆除できないのでは。『ヘンな間取り』に載ってる部屋って、実在してたとしても住みたくない物件のオンパレード。『ヘンな間取り』で笑っていられるのは自分がそこに住んでいないからこそ。やっぱり、変な間取りの部屋は2次元だけにしておきたいですね。いやホント、この本ではどの物件を見ても…住みたくねえ(笑) この間取り図で広告を出しても永遠に入居希望者は現れないと思います。いつまで経っても内見案内はできなさそう。こんな変な間取りの物件を抱えちゃった不動産屋さん、がんばれ!

  

 

こっち(⇩)のほうが評価が高いのでついでにどうぞ。

 

ホラー好きにはこちら(⇩)がオススメかも。私は読んでないですが一応。