ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

レモンサワーの「檸檬堂」全5種飲んでみた! いつか「カミソリとはちみつ」って歌ができそうですね。

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左:鬼レモン 右:定番レモン

ソフトドリンクというかコーラで有名なコカ・コーラ社初のアルコール飲料、レモンサワーのシリーズ「檸檬堂」を飲んでみました。全5種もあるうえに鬼レモンおよびカミソリレモンのアルコール度数は9%あるのでさすがに一日でコンプリートするには至りませんでしたが家族の協力もあり、なんとか三日で飲み切りました。⇧の画像は初日に飲み比べした鬼レモンと定番レモンです。二日目と三日目に飲んだのがこちら(⇩)

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左:はちみつレモン 中:塩レモン 右:カミソリレモン

こうして見るとメインの図案は使いまわされているようですが、色や縁取りの形で区別できるようになっています。こういう、一見すると同じに見えるけどよく見ると細部がちがうパターンのデザインは好きだし、主なフレーバーは同じだけど味付けが微妙にちがう食品の食べ比べも好きなので発売されてからずっと気になってて。ついにご近所の格安スーパーにも鬼・定番が流通するようになったので思い切って買ってみました。それでは肝心のお味の感想を。

 

定番レモン:失礼ながらCCレモ〇みたいな味がする。子供が誤って飲んでも気づかなそうな甘さ。炭酸飲料のような味なので酒らしい味をお求めの方にはおすすめしない。アルコール度数は5%

鬼レモン:高カロリーなので要注意。少し苦味がある。定番レモンと比べて爽やかで飲みやすい。アルコール度数は9%

はちみつレモン:失礼ながら梅酒みたいな味がする。甘いがジュースという印象ではなく、定番レモンより酒らしい味なのが不思議。アルコール度数は3%

塩レモン:失礼ながら塩飴みたいな味がする。出だしはレモンで後味が塩。少し甘い。塩飴が好きな方にはおすすめ。アルコール度数は7%

カミソリレモン:シリーズで唯一のドライ。甘くなく、後味は苦すっぱい。このシリーズで一番メシに合う。鬼レモンと同じ度数なのに鬼レモンより低カロリー。カミソリに例えるほどの鋭さはないと思うのでドライのガチ勢には物足りないかもしれないが、ぶっちゃけこのシリーズで一番おすすめ。アルコール度数は9%

 

味の感想は以上。このシリーズをアルコール度数の強さ順に並べると

鬼・カミソリ9%➡塩7%➡定番5%➡はちみつ3% になります。

私が気に入ったのは一番上のカミソリと一番下のはちみつ。カミソリはシリーズで一番爽やかで料理に合う。私は梅酒好きなので梅酒みたいな味がするはちみつも気に入りました。何事も中途半端はダメですね。それにしてもすごいなコカコーラ・ジャパン。酒に強いドライ勢にも、酒に弱いサワー勢にもすすめられるブランドを生み出すとは。個人の好みは置いといて、レモンサワーの裾野と可能性を拡張した伝説的商品として語り継がれるのではないでしょうか。いつか「カミソリとはちみつ」というタイトルでレモンサワーを題材にした歌詞の唄が作られる未来が私には見えます。以下は完全に私の妄想による作詞者へのインタビュー記事抜粋です。

 

記者:なぜレモンサワーを題材にした曲のタイトルが「カミソリとはちみつ」なんですか?

作詞者:謎ですよね(笑) 昔、コカ・コーラが「檸檬堂」っていう、レモンサワーのシリーズを出してまして。その中にあったんですよね、カミソリと、はちみつっていうのが。

記者:はちみつはともかく、カミソリ味とは? カミソリみたいな味ってことですか?

作詞者:そうですね。カミソリみたいに鋭い味って意味らしいですよ。5種類あって、それだけがドライだったんで。

記者:なるほどなるほど。これは甘くないですよ、と。あえて飲み物らしくない商品名を。

作詞者:たぶんそういうことだったんでしょうね。(この曲は)まあ、一種の世代ネタですね。コカ・コーラっていうとソフトドリンクメーカーのイメージだった世代の。

記者:ああ。そういえば。コカ・コーラがソフトドリンクしか作っていなかった時代があったんでしたね。

作詞者:そうそうそうそう。あったんですよ。今の若い人は知らないでしょうけど(笑) でもね、コカ・コーラ社がアルコール飲料も作るような、ある種「両刀」なメーカーになっていったのって、この商品がきっかけなんですよ。

記者:そうなんですか。

作詞者:そうなんですよー。たぶんね、コカ・コーラ社の新入社員さんは研修でね、この商品のことを教わるんだと思いますよ。エポックメイキングな商品だったって。

記者:ありそうですね。

作詞者:ありそうでしょ(笑)

記者:しかしなんでまた、冬の新曲のテーマにレモンサワーを選ばれたんですか?

作詞者:いや、それがね、このまえ、レモンサワーがすごく飲みたくなって。

記者:レモン酎ハイではなく?

作詞者:うん。レモンサワーじゃないとダメ。とにかくすごくレモンサワーの気分になったの。わけを話すと長くなるんですけど、聞きます?(笑)

記者:もちろん聞きますよ(笑) それをお聞きしたかったので。

作詞者:あ、そういやこれ雑誌のインタビューだったっけ(笑)

記者:はい(笑) 思い出していただけましたか。

作詞者:はいはいはいはい。思い出していただけましたよ(笑) それじゃ、どこから話そうかな…そう、あれは僕が生まれた日のことでした…

記者:いやいやいや(笑) すみません、レモンサワーが飲みたくなった冬の日のことをお願いします(笑)

作詞者:ごめんごめん(笑) ここからはまじめな話ね。実はあの日、(ボーカル担当の)相方と派手にケンカしましてですね…

 

ごめんなさい私の妄想力ではここまでが限界でした。レモンサワーの曲「カミソリとはちみつ」が生まれた経緯、続きはみなさんのご想像にお任せします。 

 

以上 、コカ・コーラ社のレモンサワー「檸檬堂」シリーズを(後半は紹介になってないけど)ご紹介しました☆