ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

コカ・コーラのハードレモネード「ノメルズ NOMEL's」飲んでみた。酒というよりレモンソーダ!

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ノメルズシリーズ3種コンプの図。

檸檬堂シリーズがなかなか面白かったので、アルコール入りレモネードのシリーズ「ノメルズ NOMEL's」も飲んでみました。檸檬堂監修って書いてあるけど、どういう意味なのか。檸檬堂ブランドを監修したのと同じ人が監修したという意味なのか。とりあえずノメルズは全3種コンプリート。といっても私はそんなに酒は強くないので家族に手伝ってもらってようやく3種飲めたのですがそれは置いといて。3種の個別感想はあとで書くとしてまずは結論。どれもかなりレモンソーダっぽい味がします。これ、缶にお酒って書いてあるから警戒しながらペースを守って飲めるけど、いきなりグラスに入った状態で出されて「レモンソーダだよ」って言われたら信じて飲みそうで怖い。特に度数5%の2種は酒らしい味がしないので余計に怖い。飲み物としてはおいしいので悪用されないことを祈ります。それでは以下、個別の感想です。

 

オリジナル(甘酸っぱいレモネード):アルコール度数は5%で甘くない。酸味も少ない。むしろほろ苦い。酒らしい味がしない。果汁は20%入りらしいので缶入り酒としてはかなりがんばっている。苦味のもとは果汁の多さだろうか。

 

サワー!サワー!サワー!(ちょっとすっぱいレモネード):アルコール度数は5%でオリジナルに比べるとむしろ少し甘い気がする。あまり酸っぱくない。苦味はほとんど感じない。やはり酒らしくない味。果汁は14%入りなので十分に努力している。

 

ビターサワー(ほろにがレモネード):アルコール度数は7%でほろ苦い。シリーズで唯一酒らしい味がする。甘くないからか。レモンというよりグレープフルーツ的な味がする。グレープフルーツジュースソーダ水割りかと思った。3種の中で一番好き。

 

はい。個別の感想は以上です。うーん。檸檬堂シリーズに比べると個性が薄いというか、パンチが足らないというか。アルコール臭い酒を嫌う、あまりお酒を飲まない層にアピールしたいのはわかるしパッケージデザインは素敵なんですが。甘い酒あるあるで飯に合わせにくい(私は無理やり唐揚げと組み合わせて消費しましたが)し、ジュースっぽい味に寄せてしまうとお酒の魅力が伝わらないと思います。商業的には成功するアプローチなのでしょうが。酒という文化に貢献するよりもまず、利益を確保しなくてはいけない大企業に、真に魅力的なお酒がつくれるのかと考えると…酷なお願いですよね。でもいつか、レモンから離れたコカ・コーラのお酒も飲んでみたいです。がんばれ日本コカ・コーラ! この調子で夏の間にコークハイをつくって売ってくれ! 期待して待ってます! 

 

以上、ハードレモネードのノメルズシリーズ飲んでみたらコークハイが飲みたくなった件をお送りしました。