ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

『竜とそばかすの姫』テーマ曲『U』で久しぶりに美しい唄を聴きました。

 

めっちゃくちゃ久しぶりに物理音源(シングルCD)を買いました。しかも1ヶ月前に予約、先払いしてまで。我ながらすごい。ローソンで商品の支払いと受け取りができるHMVオンラインを久方ぶりに利用しました。私が買ったCDは『竜とそばかすの姫』テーマ曲『U』です。CDを買う最大のメリットは歌詞カードがついてくることですね。上映中に聞き取れなかった歌詞を確認できます。おまけにインスト(歌なし版)も聴けるとなったらCDを買う動機は十分です。

正直なところ映画としての『竜とそばかすの姫』は悪い意味で細田監督らしかった。この舞台設定にワクワクして観に来る客は関心がなさそうな家族問題をサブテーマにしており、メインテーマであろうインターネットの自由さや、匿名性による権力の暴走については尺が短くてもったいなかったです。エンタメに社会問題を混ぜ込んで観客を啓蒙しようとするのはやめてほしい。冒険活劇的なエンタメ作品を期待していたので興ざめしてしまいました。家族問題を題材にしたいのであればドキュメンタリーを撮るか、実写映画を撮るかしたほうが観客の胸を打つ作品になると思います。いっそのこと、興行収入のために撮るエンタメ作品と啓蒙のために撮る社会派作品を交互に制作して発表されてみてはどうでしょうか。そうすればスタジオ地図の経営・存続と、細田監督が本当に表現したいことを両立させられると思うのですがどうでしょう。

まあこれは素人考えなので置いておきます。映画『竜とそばかすの姫』総評は、

ストーリー:いまひとつ

音楽(歌):すばらしい

映像:すばらしい

以上です。DVDが発売されたら買うかときかれれば答えはNOなのですが、CDはほしくなりました。サントラやテーマ曲を配信・CD販売してもらえると、私のように音源だけほしいという人でも購入できるのでありがたい。最初に映画音楽を売ろうと考えついた人は間違いなく天才。

ここらでいいかげんテーマ曲『U』の感想を。まず、久しぶりに美しい唄を聴けて感動しました。音感があっても正確すぎてつまらなくなることはなく魅力的です。ベルがインターネット空間「U」で人気になったのも当然。私は思い出しました。本当に美しい唄なら短くても満足できることを。以前、シルクドソレイユのDVD『コルテオ』を買って、さらにサントラCDまで買ったことを書いたのですが(⇩)

mee6.hatenablog.jp

 

この記事で私は、好きな曲は6曲目の「Alezmer Moment」の1:27まで、と言っています。『U』は2分7秒ほどの曲ですが、人間はその気になれば2分以下でも満足できるのです。要するに美しければいい、美しくありさえすればいいんだ! フィクションというかエンタメ作品には現実味ではなく美しさを目指してほしい。讃美歌じゃなくても美しい唄はあるのだと、商業でも美しいものは生み出せるのだと、思い出させてくれてありがとう『U』。ミレニアムパレードさんも、ベルちゃんも、中村佳穂さんもありがとう! 

 

以上、久しぶりに美しい唄を聴いた件をお送りしました。たまにはポップス以外の曲も聴かなきゃ。