以前、ミスドならポンデ黒糖推しだと言ったんですが(⇩)
実は黒糖味じゃなくてもポンデリングなら好きなんですよね。特に抹茶味。元から抹茶味のお菓子が好きでして。毎年春を迎えるとスタバの桜シフォンケーキとミスドの抹茶シリーズを楽しみにしています。今年も食べました(⇩)
ポンデリング×抹茶を実現させてくれた方には感謝しかない。ご近所の店舗で抹茶シリーズをみかけるようになった当初はオールドファッション系しかなかったので。オールドファッションは生地の密度が高くて食べ応えがあるのが長所ですが、密度が高いので一度にいくつも食べられないのが短所です。だから抹茶シリーズにポンデリング系が加わった時は嬉しかったですね。これで一度にいくつも食べられる。黒糖味と抱き合わせで注文できるって。ポンデリングはバレンタイン時期のチョコ系商品でもよくベースになっているので、きっと人気があるんですね。実は私のなかでポンデリングは「この世から消えたら地味にさみしいものランキング」ベスト3に入っています。黒糖味に限らず、ポンデリングよ永遠なれ。
…さて。ポンデリングというかミスドへの祈りは捧げたのでもういいかな。実はここからが本題でして。なんか最近はファミマまで抹茶スイーツ(抹茶を使った洋菓子)に注力しててコンビニスイーツもクオリティが上がっててすごいな、値段のわりにハイクオリティじゃん、とか思っていたんですが。でも、ふと思ったんですよね。抹茶スイーツが流行してるみたいだけど「抹茶は熱くて苦い飲み物である」ことを覚えている人がどれだけいるんだろうって。抹茶はお湯に溶かして飲むものなんだからね? それも、お着物を着て正座をして作法を守りながらかしこまっていただく、格調高いお茶なんだからね? いや知っとるわって思っただろうけど、今まで忘れてませんでした? いやね、なんでこんな話するかというとね、幼少期にかわいがってくれたお隣の老夫婦の奥様が茶道の先生をしてらしてね。我が家が引っ越してしまったので今はもう隣人じゃないんですけど。あの先生が抹茶スイーツまみれの現状を見たらどう思うんだろうって。今年になってなんか急にそんなこと考えて。世界初の抹茶スイーツをつくったのは誰だか知らないけど、本来なら苦い抹茶+甘い和菓子を組み合わせて味わうのに、合わせて食べた結果だけを、甘いお菓子の後味を抹茶で薄めた「ほんのり甘い抹茶味」という結果だけを一口で楽しめる、世界初の「抹茶菓子」を考案された方は悪魔か天才ですよね。これからもお菓子業界には悪魔的な天才職人がたくさん生まれてきて抹茶スイーツどころじゃない進化系お菓子をどんどん開発していくのでしょうから、21世紀の抹茶スイーツごときに驚いてる場合じゃないのかもしれませんが。それにしても抹茶スイーツって罪深いですよねホントに。美味すぎて。
以上、春といえば抹茶ドーナツだけど抹茶って実はお茶じゃないかと思う件をお送りいたしました。