ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

「不注意でケガをした」を「セルフ迷惑」と表現すると深く反省できていいんじゃないか?

 「ヒトに迷惑をかけない」の「ヒト」には自分自身も含まれるべきだと気がつきました。「ヒトに迷惑をかけない」と言うとつい「ヒト」を「他人」と変換してしまうのですが「ヒト」を「人(人間)」と変換すると私自身も含まれることになります。つまり「ヒトに迷惑をかけないで生きる」という決意の対象には自分自身も含まれているべきなのです。

 それでは「自分自身に迷惑をかけている状態」とはどんな状態なのか。具体例を考えてみましょう。例えば、タンスの角に小指をぶつけるとか。痛いし、少しは物理的な損傷もしているでしょうから、明らかに「害」つまり「迷惑」ですよね。自分という人間の不注意でケガして痛い思いをしているなんて迷惑極まります。そうです。「自分自身に迷惑をかけている状態」というのは不注意によるケガも含まれるんです。何も、しょっちゅうおごってくれと言ってくる人とか、貸した金を返してくれない人とのつきあいがズルズルと続くことだけが「自分自身への害」ではありません。もちろん、こういう風に経済的なダメージを与えてくる相手だって迷惑ですが、身体的なことだって「迷惑」に含まれると思うんです。「不注意でケガをした」と表現すると自己完結した問題に思えますが「不注意で自分の身体を損傷したので私自身に迷惑をかけた」と解釈すると、より深く反省できる気がします。だってそれは「人に迷惑をかけている」のですから。いっそのこと「不注意でケガをした」を「セルフ迷惑」と言い換えてみたら、今よりもっと真剣に反省できるのではないでしょうか。

 なんでまたこんなことを思いついたかというと、私が今まさに自分自身から迷惑をかけられているからなんですが。仕事中に不注意で、左目の角膜に小さな傷をつけてしまい、眼科に行ったら目薬が2種類も出されて、それを1日につき4回、しかも1週間も点眼しないといけなくなりました。ふざけんな。セルフ迷惑にもほどがあるだろ。反省しやがれ自分!

 

以上、「不注意でケガをした」を「セルフ迷惑」と表現すると深く反省できていいんじゃないかという提案でした。日常生活のタスクを無意味に増やしてんじゃねえぞ自分。

 

追記:読者のみなさまにはご心配おかけしてすみません。眼科に通院すること3回、3週間かけて無事に完治しました。途中で目薬が1種類だけになったとはいえ4回の点眼には変わりなかったので面倒でした。これからは気をつけよう。

 

※本記事は2022年7月26日に追記しました。