ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

コスメ専門サイトが失速すると頼りないし、さみしい。

普段からよく見ていて頼りにしていたコスメ専門サイトが失速すると頼りないし、何よりさみしい。ここで言う「失速する」というのは、独立サイトではなくなって他のサイトのコスメコーナーになってしまったり、新作の発売情報でコスメ専門ではないサイトに後れを取ったりすることを指す。明記すると失礼なので伏字にするが、具体的に言うとモデ〇プレスは関連サイトに吸収されて「美容」コーナーになってしまったし、ふぉーちゅ〇はケイトの新作「欲コレクション」の発売情報が「ねとらぼ」より遅かったことがある。フェ〇バーはいつ頃からか、あまり新作の情報を載せなくなった気がする。載っていたとしても少し遅いような。私が見ていたのは主にこの3つだが、どのサイトにしろ、メーカーから直接ニュースリリースが送られてきたり、新作のサンプルが送られてくるような強さがなくなってしまったのかもしれない。今現在でそんな強さを持っているのは、顔出しで活動している美容系ユーチューバーなのだろう。

コスメ専門サイトが失速してしまうのは、売っているものが「情報」だからだと思う。漫画が無料で読める商業サイトは存在するが、掲載している作品を単行本にすれば現金化できる。商業漫画サイトの場合、出版するという形で収入源が確保されているのだ。それに対してコスメ専門サイトは、情報しか売り物がない。他人が生産したものに乗っかっている点では商業漫画サイトと同じだが、後でパッケージ化して売る物がない点は弱みだと思う。よく考えると私はコスメ専門サイトに一銭も払っておらず、タダで情報を読んでいる。そしてドラッグストアでコスメの実物を買う。この構造だとドラッグストアと卸業者とメーカーしか儲からない。私がコスメを買いに行ったのは、専門サイトで情報を得たからなのに。この構造のなかで存続しているコスメ専門サイトは、存在自体が奇跡なのかもしれない。現代では情報が無料なのはあたりまえだ。フェ〇バーがオリジナルブランド「フェイブス ビューティー」を発売したように(⇩)

favor.life

これからはコスメ専門サイトも現物を売らなければ生き残れないのかもしれない。

 

以上、よく見てたコスメ専門サイトが失速してて悲しい件をお送りいたしました。

 

追記:この記事の公開後に読者様が増えました! 登録ありがとうございます! 気がつけば60名目前です。ありがたや。コスメ専門ブログではありませんが、末永くおつきあいいただければ幸いです。