ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

『映像研には手を出すな!』第7集の発売を祝って好きな表紙ランキングを発表します。

『映像研には手を出すな!』第7集の発売を祝って好きな表紙ランキングを発表します。珍しく一文目とタイトルが完全に一致しているのは偶然ではなく、タイトルをコピペしたからです。「第7集発売祝い」だと漢字が続きすぎて読みづらいので。

このランキングを読むにあたって注意していただきたいのは、私は見る専だということ。中学では美術部だったので描いた人の意図はわかる(と思う)のですが今は絵を描いていませんし、ましてや大童先生をしのぐ画力があるとは思っていません。あくまでも消費者の主観です。それでは全7巻で好きな表紙ランキングを発表(⇩)

 

私が好きな表紙ランキング

※以下の画像はすべてkindle版へのリンクです。

 

7位:第7集

背景に空が少なく抜け感はないかわりに圧迫感があるので最新でありながら今のところ最下位。

 

6位:第6集

せっかく背景に空と飛行機雲があるのに、画面が全体的に茶色っぽくて爽やかさが足りないので6位になった。

 

5位:第3集

空と水が足りない。あと、乗り物(特に金森氏の)がごちゃごちゃしているので5位。金森氏の「やれやれ」と言わんばかりの表情は好き。空想癖のない人間が他人の空想につきあうのは大変だが、中学時代からのつきあいなら可能らしい。

 

4位:第5集

空が多いので抜け感はあるが透明なパーツの遠近感・スケール感がわからないのが残念。いくつもある鳥居が気になるので、鳥居の先にあるお社を描いてほしかった。

 

3位:第4集

3位~1位は本当に好き。大童先生の画力が向上して作画が安定したあとの表紙絵。全体的に緑色っぽくて視認性は低いものの、水は多いので爽やか。金森さんが表紙絵で右の頬を見せてくれるのは第4集で3回目。金森さんは見返り美人だと確信した。

 

2位:第1集

1巻目に高低差のある構図を持ってくるのは野心家だと思う。これからも隙あらば高低差のある構図をじゃんじゃん描いてやるぞという意気込みが伝わってくる。浅草氏だけが降りているので誰が主人公なのかすぐにわかるのも良い。一巻目なので服装が制服のままなのは仕方ないとはいえ少し残念。

 

1位:第2集

人工物と自然物の比率が完璧。文句なしに1位。金森さんが右の頬を見せてくれるのはこれで2回目。金森さんは遠くを見ている時が一番美人であること、私は見下ろす構図よりも見上げる構図のほうが好きなことがわかった。

 

なんでまたこんなランキングをつくってみたのか

以上が私の好きな表紙ランキングです。なんでまたこんなランキングをつくってみたのかというと、第7集には次巻の予告がなかったからです。それをいうと第5集にだって次巻予告はありませんでしたが、第5集は2回も増刷されていたので不安要素はありませんでした。第6集は増刷されていませんが、次巻予告はあったので連載は続いているんだなという安心感はありました。第7集は次巻の予告なし。せめて読者が増えて増刷されてくれればと思いますが。連載は続いているのでしょうか。そもそも「映像研には手を出すな!」はアニメーションの創作論を描いており、大童先生の主義主張を描き終わったら完結して、大童先生は次の商業作品を描かないような気がしますが。せめてデビュー作は無事に完結させてくださいますように! 映像研ファン、いや、金森ファンの切実なお願いです。

 

以上、『映像研には手を出すな!』第7集の発売を祝って好きな表紙ランキングを発表してみました。

 

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