ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

ひたすら地下へ掘り進む『ミスタードリラー』のマイブームは忘れた頃に戻ってくる。

 

みなさんは、世界を救うためにひたすら地下へ掘り進む『ミスタードリラーシリーズをご存じだろうか。私がプレイしたのはゲームボーイアドバンス版『ミスタードリラー2』・DS『ミスタードリラー ドリルスピリッツ』・Switch『ミスタードリラー アンコール』の3作だけだが、一作手に入れると延々とプレイしてしまう、中毒的な魅力があるパズルアクションゲームだ。まず地底人が実在している世界という設定が良いし、侵略者が黒いウサギにしか見えないのも愛らしくてすばらしいし、何よりゲームシステムの単純さが良かった。初期作では取るべきアイテムは「エアカプセル」という1種類だけで、注意事項は2つだけ。エアの残量と落下ブロックによる圧死にだけ気をつければいい。後の作品ではステージのクリア条件が複雑化してアイテムの種類が増えたりしているが、基本的な注意事項はこれだけだ。この単純なゲームシステムのおかげで、難しいことが覚えられず注意力が散漫な私でも楽しくプレイできた。

ミスタードリラー」シリーズのパズルアクション的な要素についても話そう。このシリーズ最大の特徴は、一見するとパズルゲームでありながら、意図的にブロックを消して大連鎖を起こすことは目的でない点だ。積み上がっているブロックを掘り進めていくとブロックがどんどん落下して、4個以上結合すると消えていく。しかし、これは主人公の目的にはあまり関係しない。ブロックの大連鎖は圧死の危険度を上げてしまうので、むしろ妨害要素である。大連鎖でできた縦穴に飛び降りて掘る労力を省いてもいいが、着地点が画面内に収まっていない場合はリスキーなのでやめておいたほうがよい。『ミスタードリラー』シリーズの基本目的は指定された深度に到達することなので、ブロックの大連鎖にかまっているヒマはないのだ。すでに積み上がったパズルの中でプレイヤーキャラに直接アクションさせるという視覚的な面白さに加え、肝心のブロックはただの障害物にすぎないという設定もユニークで印象的だった。

この記事の冒頭で、私は3作しかプレイしていないと書いた。かなり間を空けながらのプレイである。まさに断続的だが、私の人生ではミスタードリラー』のマイブームは忘れた頃に戻ってくる。Switchの『ミスタードリラー アンコール』はゲームキューブで発売された『ドリルランド』の移植作とのことだが、セール中だったので買ってみた。案の定ハマった。Switchのストアで「ミスタードリラー」を検索してみてよかった。ゲームキューブ版は難しすぎると評判のようだし、テレビモニターよりも携帯機でプレイしたいシリーズなので、Switchを買っておいて本当に良かったと思う。「ミスタードリラー」シリーズも末永く続いてほしいコンテンツだ。

 

以上、「私がハマったゲームたち」ミスタードリラー編でした。

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