ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

「トイレに行きたい」と言えずに我慢したまま海を渡った。

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

 

他の方の投稿を読むと文字通り死にかけた体験がちらほらあって、心底から気の毒に思いました。幸いにして私は三十数年の人生において外傷や重病で死にかけたことはありませんが、身体的に辛くて精神的に死にかけたことはあります。沖縄旅行に連れていかれた幼少期、ホテルを出る前に「トイレに行きたい」と言えずに我慢したまま海を渡りました。島から島へ渡る船に乗ったのですが、その船にはトイレがなかったと記憶しております。ただの思い込みだったのかもしれませんが、私がずっと尿意(便意?)を我慢していたのは事実です。もうすぐ船が出るというので「トイレに行きたい」と言いだせず、そのまま乗船してしまったのです。所要時間は40分ほどだったでしょうか。体感時間はずっと長かったことは言うまでもなく。窓際に座った客に至っては窓からの景色を楽しんでいるというのに、自分には窓の外を見る余裕すらありません。ひたすらに耐えるだけでした。あれは幼少期だからできたのであって、今となってはとても40分も耐えられないでしょう。そのかわり、トイレに行きたい時は恥ずかし気もなく「トイレに行きたい」と言えるようになったので問題ありませんが。一人暮らしの時に食あたりで腹を下した時も死にそうではありましたが、祖母がかけつけてくれて実家まで付き添ってくれたのでなんとかなりました。実家に日帰りできる下宿にしておいて本当によかった。生命の危機度としてはこの「下宿食あたり事件」が一番でしたが、一人暮らしだったので好きなだけトイレを使えたことを思えば、やはり幼少期の「トイレ我慢海渡り」のほうがよほど辛かったです。もらした日には自分が怒られるだけでは済みません。下着どころか船の座席まで派手に汚してしまうのです。尿がシートに染み込もうものならば、とても使い物にならないでしょう。交換必至です。これだけの大惨事が私の我慢によって回避されたと思うと、あの時の自分をほめてあげたい。本当に、よく耐えてくれました。幼いお子さんがいる方は、こまめに「トイレ行きたい?」とお子さんにきいてあげてください。「トイレ行きたくない?」や「トイレは大丈夫?」だと、遠慮がちで気遣い屋の子は「大丈夫」と答えてしまうので(私はそういう子でした)「トイレ行きたい?」ときいてくださると「トイレ行きたい」と言いやすいので嬉しいです(私が)

 

以上、「トイレに行きたい」と言えずに我慢したまま海を渡って死にかけた件をお送りいたしました。たまには思い出話も良いものですね。あんまり良い思い出じゃないけど(笑)