ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

ジーンズと運動靴かもしれない。

お題「自分にとっての「ライナスの毛布」」

 

自分には少し発達障害的な傾向があるが、さすがに「ライナスの毛布」は卒業していると思っていた。しかし「ライナスの毛布」を「安心してすごすために絶対に必要な物」と定義すると、自分にも当てはまる物がある。ジーンズと運動靴である。ご近所はもちろんのこと、友達と都会に出かける時だって、ボトムスはジーンズで靴は運動靴だ。一度だけテーマパークにカラフルで足首まであるスニーカーをはいて行ったら歩きにくくて疲れたのもある。このスニーカーを捨ててからはいつでもどこでも運動靴で行くようになったし、カラフルなスニーカーをはいた日だってボトムスはジーンズだった。過去の記事では格好つけて「機動性を考えて運動靴です」などと書いたが、実は普段から運動靴ですごしている。都会だろうがご近所だろうが一人だろうが友達といっしょだろうが変わりない。それはなぜかというと、そうしないと安心して外出できないからだ。どちらかというと運動靴のほうが大切でボトムスはジーンズでなくてもいい気がするが、ズボン(パンツ)でないと落ち着かない。ついでに言うと、ズボンの生地は分厚ければ分厚いほど落ち着くのでやはりジーンズがベストである。丈の長さを問わずスカートは履きたくない。中高で一生分のスカートを履いたと思っているので、スカートが制服になっているところには務めたくない。ジェンダー問題以前に自分が落ち着かないからだ。私はアラサー女子なのでメイクは少しするようになり、友達にお気に入りのメイクを見せたりアドバイスを受けてみたりしているが、ジーンズと運動靴の組み合わせは中学時代から頑なに不変である。運動靴に至っては小学生からのスタイルで、自分が運動靴以外のものを履いているシーンはあまり思い出せない。せいぜいが夏休みに沖縄のビーチで履いていたサンダルぐらいだ。冠婚葬祭を除き、プライベートではいまだに年齢相応の服装ができていない。最後にスカートをはいたのは数年前、スーツで面接に挑んだ時だろうか。上着とセットの膝丈スカート。いわゆるセットアップだ。私はいまだにセットアップ以外のスカートの着こなしがよくわからない。着こなしを調べる気が起きないからで、調べる気にならないのは履きたいと思わないからで、履きたいと思わないのは精神的に受けつけないからだ。私はいまだに「ジーンズと運動靴」というライナスの毛布にしがみついて外出している。この組み合わせからは一生卒業できない気がするが、いつか似合わなくなったら卒業したいとは思う。

 

以上、私の「ライナスの毛布」は「ジーンズと運動靴」の気がする件をお送りいたしました。