ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

【更新終了】令和にPS Vitaで『ネオアトラス 1469』を1周した日記。

令和にわざわざPS vitaを引っ張り出してきて『ネオアトラス 1469』をプレイする日記です。我ながら酔狂なことしてると思いますが、いかんせん愛用のSwitchが故障してしまってポケモンがプレイできないので仕方ありません。(なぜか後日、しれっと正常起動しました。)幸いにしてPS vitaは充電したら無事に起動してくれたのでこの機に積みゲーと化していたパッケージ版『ネオアトラス 1469』をプレイすることにしました。

 

 

ネオアトラス 1469』の大まかな感想

シミュレーション系のゲームは初めてなので、まず「プレイヤーの視点が俯瞰すぎる」ことに驚きました。『ネオアトラス 1469』のプレイヤーは商会長なのですが、プレイヤーが眺めている画面は常に世界地図です。ズームで拡大もできるけど、結局は世界地図に目を近づけて街を見ているだけ。目に映るものと言えば海と海岸線と都市ぐらいのもの。重要人物には名前とバストアップ画像があって話したりするけど、他の住民は登場しない。いわゆるモブがまったく目に入らないのです。これは驚き。これが支配者の視点なのか!世界を俯瞰するにも程があるだろう。鳥瞰図すぎるぞ。はっきり言ってこんな世界観の人とは友達になりたくない。執事のミゲルくんはかわいいけど。なんというか、この商会長は貿易と探検のことしか考えていないことが端的に伝わってくるプレイ画面です。このゲームを考えた人はすごい。街の運営シミュならプレイヤーは市長だったりするから少しは当事者なんだけど、貿易するだけの商会長だと、どの都市のできごとも何ひとつ当事者じゃないので、この世界への愛着が薄いんだろうな。そのくせ好奇心は強くて金儲けは好きだから、未開の土地には興味深々。そんな感じの中世ヨーロッパ商会長の気分が味わえるのが本作です。そう思うと貴重なゲームだな。

 

プレイ日記(2023年3月~)

プレイ日:2023/3/12

内容と感想:物語は1466年のポルトガルからスタートしますが、プレイヤーが物語に介入するのは1469年からになります。行方不明になったゴメス提督のかわりに学者のペレスさんを勧誘して提督になってもらい、行方不明のゴメスさんを探してもらいながら、貿易に勤しみます。まずは国王の命令に従ってガラス・パピルス・オーク樽を産出する都市をみつけ、ブドウと樽で初貿易してワインをつくりました。どうやら、産物をふたつ結んで貿易すると新たな産物ができるようです。このゲームの目的は世界の全体図を解明することですが、まずは既知の土地で貿易して資金を貯めるようです。作中には迷信じみた奇妙なウワサがあり、これを信じるかどうかで世界の姿が変わるらしい。今回は初プレイなので、できるだけデタラメな世界観を目指し、奇妙なウワサは全部「信じる」を選んでいこうと思います。せっかくのゲームなんだから、この地球とはかけ離れた世界を見たい。それにしても、画面左上で作中日時を表示している月を操作すると時間を早送りできるとか商会長の能力すごすぎるだろ。この世界の商会長はみんなこんなことしてるのか?

 

プレイ日:2023/3/13

内容と感想:「目指せジパング」というシナリオがスタートし、国王から「30年以内にジパングに到達せよ」との命令を受けました。この世界にはジパングが実在するのか。新規貿易の手順がわからなくて詰まりかけましたが、ヘルプを見てなんとか突破。航路をふたつ増やしてもらいました。前回は「貿易特権」をいただいたし、この商会はかなり期待されているようですが、私の知ったことではありません。世界の果てにある滝を見たさにプレイしてるんだから。次回はようやく未知の領域に出航できるかな?

 

プレイ日:2023/3/15

内容と感想:船団の提督をゴメスさんに変更し、ついに霧の中へ探検に行ってもらいました。しかし船が2隻しかなく航行可能距離が短いので、サトウキビを産出する都市をひとつみつけただけでした。その後は船団が増え「アフリカを目指せ」というエピソードがスタート。交易品は新たに「真珠の指輪」ができました。序盤の交易ルートは真珠と指輪がオススメ。「人形の家」が調査できるようになったのでペレスさんに調査に行ってもらい、イメルダ嬢が提督に加わりました。休業していた酒場にはロハスさんが戻ったので営業が再開。次回は沈没船を探す予定です。

 

プレイ日:2023/3/16

内容と感想:交易品は新たに「毛織物」ができました。ペレス監督が「人形の家」から戻りましたが、家の中には人形が飾られているだけで無人だったとのこと。人形職人は西の海へ旅立ったらしい。これからは王から資金援助をいただけるとのことで、その条件は「30年間」または「ジパングに到達するまで」らしい。つまり、あまり早くにジパングに着いてしまうと支援金が早めに打ち切られてしまうわけですね。より多くの支援金をもらいたいなら、できるだけダラダラして、25年ぐらいかけてジパングにたどり着くのが理想かな。沈没船を発見したのでイメルダ提督に潜水調査してもらいました。おかげで財宝を発見し、エピソードをひとつクリア。次回はペレス提督を霧の中へ近距離探検に出そうかと思います。

 

プレイ日:2023/3/17

内容と感想:サトウキビとミルクで貿易してみましたが新製品はできなかったので、コーヒー×ミルクで貿易を始めました。今回はペレスさんを霧の中へ近距離探検に出し、ゴメスさんが帰還。報告を受けましたがほぼ海で、海賊船を見たとのことだったので船団に大砲を装備させました。そしてイメルダさんを長距離探検に出したところ、海賊に遭遇したとのこと。宰相に報告したら対策してくれるとのことでした。ペレスさんが帰還したので報告を受けたところ、クラーケンに遭遇して船が破損したらしい。この報告を「信じる」にして、船を修理しました。「霧の中を探検させる」ことも、慣れてくるとルーティンワークになってしまいますね。早くもワクワクしなくなりました。

 

プレイ日:2023/3/23

内容と感想:よく考えたら世界の「確定率」を記録するべきなんですが、これが小数点以下第2位まであって面倒なのでプレイ日記はこのままのスタイルで行きます。1時間ほどプレイしたらかなりストーリーが進みました。今回はゴメスさんが海賊ラグナールに遭遇しましたが、覆面の海賊に助けられました。この海賊は探検の邪魔なので拠点を叩こうという話になり、イタリア付近の砦を攻撃。またしても覆面の海賊に助けられました。他にはアトランティス島をみつけて50万Gもらったり、資金が100万Gに達してひよっこ商人にランクアップしたり、バルディさんが宰相をやめて提督になったり、探検船団が3つに増えたり、錬金術師の館にペリカン容器を届けたら振り子をもらったり、闇商人のケサダに会ったり、サトウキビとコーヒーで貿易してみたり、コーヒー牛乳ができたりと大忙し。それにしてもクラーケンが邪魔すぎる。

 

プレイ日:2023/3/24

内容と感想:今回は北の村を発見。毛織物の貿易をやめて火薬と鉛で貿易を始めました。コーヒー×サトウキビでは何もできず。探検技術書をみつけたので新たな探検船をつくれるようになりました。さらに、イメルダさんを新発見の沈没船へ。ヴァイキング砲をみつけたので船団に装備させました。新たに森をみつけたのでイメルダさんを派遣したところ、海賊アンジェラがいました。どうやらこの商会を知っているらしく、ルイスという男の知り合いのようです。ルイスといえばバルディさんなので、次回はバルディさんを派遣してみよう。

 

プレイ日:2023/3/25

内容と感想:「アルメイダ」さんを「イメルダ」さんと勘違いしていたことを認識。失礼いたしました。酒場のロハスさんから6種の酒を頼まれました。ワインはすでにみつけているので、あと5種ですね。1474年の報奨金は36000Gゲット。バルディさんを赤クラーケンに突撃させましたが敗北。さすがに戦闘力に差がありすぎたか。海賊船をみつけたので次は海賊船を攻撃してみよう。こっちは勝てそう。

 

プレイ日:2023/3/26

内容と感想:バルディを森へ派遣すると海賊アンジェラに会い、財宝をいただきました。ラグナールが隠したものだそうです。次にペレスさんを森に派遣してケセダさんに会うも、新発見はなし。バルディさんには海賊と戦ってもらいました。ヴァイキング砲を積んだ船で挑んでもらったら初勝利したので、さらに2隻ほど沈めてもらいました。海賊を倒すと報奨金をもらえるのでありがたい。海賊はもはや避けるものではなく撃破するもの。つまり獲物ですね。1475年の報奨金は63000Gでした。

 

プレイ日:2023/3/27

内容と感想:1476年は73000Gもらったのに1478年は20000Gしかもらえませんでした。アフリカ大陸の南端に着いたので報奨金をゲット。バルディさんにまた海賊を倒してもらい、レベルアップしました。強い海賊を倒すとそれだけ高い報奨金がもらえるようです。前回より報奨金が多い。ペレスさんから「アレクサンドリアに行きたい」と言われたので移動させてみました。アレクサンドリアの大灯台について調査し、沈没船を探しますがみつからず。これは保留しよう。黄金と指輪で貿易したら金の指輪ができて海賊が出現したので、貿易はいったん休止。国王の依頼で沈没船を探して書類を回収。書類とは王の手紙のことで、中身はポエムらしい。ゴメスさんが気にかけていた猿はまだ生きてるとのこと。いつか会わせてあげたいですね。今回はダイヤモンドが産出される町を発見。住民は敵対的とのこと。貿易技術書をみつけたので新船種がつくれるようになりました。さらにツノ仮面とノーム(精霊)を発見。錬金術師たちはノームに興味があるらしい。2時間ほどプレイしたら物語がどんどん進んでしまい、やめ時を見失いそうになりました。作中時間で5年目ぐらいから楽しくなってくるので、みんな投げずにプレイしてほしい。日付ごとに決まったイベントが起こるっぽいから放置してても退屈しないはず。

 

プレイ日:2023/3/28

内容と感想:今回はアルメイダさんとゴメスさんとペレスさんとバルディさんがレベルアップ。バルディさんは海賊を3回も倒してくれました。1479年は国王にほめられ、報奨金を100,000Gいただきました。箱をみつけたので開けてみたところ、乙姫が打ち出の小槌を持ち逃げした亀を探しているという旨が描かれた紙が入っていました。ミゲルはこの紙が読めないようですが、プレイヤーの私は日本人だから読めるぜ。1480年にはさらにほめられ、200,000Gいただき、商会の資金が200万Gを超えて「めざとい商人」の称号をいただきました。ダイヤと指輪で交易させたらダイヤの指輪ができました。それはいいんだけど、一回あたりの収益が1000Gを超える航路だけ残したらなぜか1日あたりの収益は減額していました。交易1往復に日数がかかりすぎると、1日あたりの収益は下がる場合があるようです。なるべく近距離で交易させるのがコツかな。

 

プレイ日:2023/3/29

内容と感想:バルディさんが赤クラーケンに勝つこと3回。戦闘力10と21のクラーケンには1回で勝ち、15のクラーケンには2回に分けて勝ちました。ガレー船を率いるバルディさん頼りがいありすぎ。おかげで3回もレベルアップ。今回はスパイスを産出する町とドードー鳥がいる町とインドを発見。ついにインドにたどり着きました。探検技術書もみつけたので新船種を開発しました。ゴメスさんを猿のマルセルに会わせてあげたのはいいのですが、まさか装備アイテムだとは思わず。猿のマルセルをゴメス船団に装備させるとゴメスさんの運が+2になります。ちゃんと実利がある。それはいいんだけど浮遊するパイナップルってなんだよ。これが特産品ってことは、この町の作物はみんな浮遊するのか? 不思議な世界だな。大タコのクラーケンよりも浮遊する果物のほうがはるかに不思議だろ。他に不思議なことといえば、霧の中にいる船団にジャンプしようとするとなぜか画面下のメニューが反応しなくなること。これはバグかな?

 

プレイ日:2023/3/30

内容と感想:アルメイダさんが「海の司教」に遭遇しました。この「司教」にはバルディさんに突撃してもらいましたが、攻略することなく退散。かなり怖いらしい。1486年の報奨金は169,000Gゲット。アルメイダさんとバルディさんがレベルアップ。ヨーロッパで伝染病が流行しましたが、放置していたらなぜか収まりました。攻略サイトによるとジパングのあたりに封印石があるらしいのですが、まだ到達していないので放置しました。珍しく大きな船の海賊をみつけたら戦闘力20ぐらいで小クラーケンなみでした。

 

プレイ日:2023/3/31

内容と感想:ゴメスさんとアルメイダさんがペレスさんがレベルアップ。アルメイダさんがソリス提督の手紙を発見。聖牛イブランクを探してジパングに向かったらしい。これがジパングから流れてきたのなら、方角は間違いないということか。ソリスさんはゴメスさんと仲たがいしており、ゴメスさんは後悔しているらしい。1487年の報奨金は130,000Gゲット。1488年はあまり探検が進まず、報奨金は80,000Gでした。バルディさんが戦闘力20の海賊に一回で勝ちました。1489年は200,000Gいただきましたが、王から課された期限まであと10年になりました。世界の果てが滝の場合はシンドバッドの錨が必要だそうですが、どこにあるんだが。1490年の報奨金は186,000Gゲット。白黒の虎熊をみつけましたが、虎柄なので強そうです。アルメイダさんが謎の腐乱死体を発見。ドラゴンの死体ではないかとのこと。バルディさんを森に派遣したら錨をいただきましたが、シンドバッドの錨ではないとのこと。1491年の報奨金は162,000Gゲット。白黒牛熊をみつけましたが、あまり強くなさそうです。猿の仮面と竜の赤玉をみつけました。1492年の報奨金は199,000Gゲット。アルメイダさんの船団を長距離用にして、次回はジパング周辺に派遣します。期限が迫っているのでしかたない。

 

プレイ日:2023/4/2

内容と感想:1494年、ついにジパングに到達しました。報奨金は200万Gぐらいもらい、船団をひとつ増やしてもらいました。期限まであと6年。危なかったですが予定通りです。ショーグンの城にアルメイダさんを派遣したらオオオクに通されソクシツに会ったとのこと。ソクシツって側室のことだよな。正室にさえ会えてない。アルメイダさんは旅人だとは思われているが使者とは思われていない様子。男尊女卑の国だなあ。ジパング周辺で資金500万Gを達成し「すごうで商人」の称号をいただきましが、これからは報奨金なしで自活しなくてはいけないと思うと心配です。ゴメスさんを城に派遣しましたが「ヤマト魂」を身に着けてから出直せとのこと。ヤマト魂とは何なのか。それはいいんだけどジパングに石碑を建てるとは野蛮な。他人んちに何してんだ。これだからはヨーロッパ人は。アルメイダさんをジパングの左へ向かわせると、世界の果てに到達。アルメイダさんの報告によると世界は丸いそうです。これを信じて世界を丸くしてみました。ペレスさんの面目が保たれてよかった。ペレスさんはこの丸い世界に「地球」と名付けました。世界の確定量が25%になったので国王が貿易航路を2つ増やしてくれました。東洋技術書をみつけたので流氷に強い船が造れるそうです。ありがたや。ありがたいけど世界の形が定まってメインストーリーが終わってしまったので、この日記の更新はここまで! ありがとうございました。

ここまでのプレイ時間:19時間35分