ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

【リキッドリップ】グロッシー×マットはどうなる?【混色】

今回はリップアーマー×むっちリップの混色をお送りいたします。具体的にはリップアーマー06熱帯のバラッド×むっちリップ05気づいてテラコッタ。マットは夏場に使えないので、春夏でも使えるようにツヤを出すため混ぜてみました。結果をお見せする前にまず、それぞれの色(⇩)

リップアーマー

むっちリップ

次に、このふたつを1:1の比率で混ぜてみた結果(⇩)

左:シリコンブラシ 中:むっちリップ 右:リップアーマー

結果:ツヤ赤茶。

結論としては、可もなく不可もなし。質感はツヤ、色は赤茶。それぞれの特徴が消え、既視感のある色と質感になりました。今回の混色のメリットとデメリットをまとめると

メリット:むっちリップにリップアーマーの機能が足されて落ちにくくなる。

デメリット:製品の特徴が相殺されて既視感のある色と質感になる。

むっちリップのレビューで「リップクリームに重ね塗りしたら落ちやすくなった」と書いた覚えがありますが、リップアーマーを混ぜると定着力が上がって落ちにくくなるようです。マグカップにつきにくいのは良い。質感ではリップアーマーが勝ってツヤが残り、色はむっちリップが勝って少し黄みが強くなりました。この混合液を実際に唇へ塗ると意外とシアーな発色で使いやすいのは良いのですが、なんか既視感がある。具体的な商品名は思い浮かびませんが、それぞれを別々に塗った時のワクワク感は大幅に減ってしまいました。まあ今回は持て余してるもの同士を混ぜて使えるようにしようと思っただけなので画期的な結果を期待したわけではありませんが。今回の実験で学んだのは、やはり単品で話題になるリップは単品で塗ったほうが良いということ。同じ商品同士で混色する分には色味の変化だけで済むのですが(⇩)

mee6.hatenablog.jp

質感が異なるものを混ぜてしまうと質感まで中間になって感動が減ってしまいます。短所を相殺して無難に使えるものを作るためなら混ぜてもいいですが、長所まで相殺されてしまうのが嫌なら単品で使うか、あるいは思い切って捨てるか。やっぱり「安いから」とか「話題だから」なんて理由でコスメ買っちゃいけないなあ。セザンヌのリップカラーシールドみたいに探し回ったり、リップモンスターみたいに友達からもらったりしたら愛着が持てるけれど、抱き合わせで買ったり雑誌の付録だったりすると愛着が持てません。物を買うには確固とした動機が必要なんですね。これがないと愛着がわかなくて持て余すことになるので、物を買う時は「自分はこれに魅力を感じているか」自問するべきだと学びました。これからもコスメの新商品はチェックするけど、話題性だけで飛びつかないようにしないとな。よく考えてたら買ってなかったかもしれないし、買わなければ持ってないし、持ってない物は持て余さないんだから。

 

以上、リップ混色したら物を買うには動機が必要だと学んだ件をお送りいたしました。