ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

長袖ダウンが必要なのは世界が寒くなったからではない。

今週のお題「変わった」

 

歳とともに寒さに負けるようになりました。私の体は加齢して体温を保つのが下手になったのかもしれません。気がつけば長袖で腰丈のダウンジャケットが必要になっていました。学生時代なら腰丈ダウンは袖なし、長袖ダウンは膝丈で、その中間の長袖腰丈ダウンは「存在する意味がわからない」とさえ思っていたのに。パーカーやトレーナーの意味もわからず、春先や秋口のトップスは長袖Tシャツでした。理解できる上着といえば冬のコートと夏の冷房よけカーディガンぐらい。それ以外の厚さや着丈の上着は本当に理解できませんでした。それなのに、気がつけばヨットパーカーや内ボアパーカーやフリースジャケット(以上すべてユニクロ)を着るようになっている。これを「変わったこと」と言わずに何が「変わったこと」だと言うのか。学生時代から髪の長さも黒さもほぼ変わらず(白髪は増えた)、服装の趣味も変わっていない私の変化といえばこれぐらいしかありません。日常的にメイクするようになったことを除けば唯一の変化と言っていいでしょう。ダウンジャケットに限らず長袖の上着が必要になったのは、世界の平均気温が下がっているからではありません。世界が寒くなっているのではなく、私が寒さに弱くなっているのです。今の私に上着なしで春先や秋口を過ごすことはできません。髪が生乾きのまま寝たら風邪をひくようになった時と同様に加齢を感じ、非常に悔しいです。ファッション的にはコーディネートを考える楽しみが増えたと言えますが、これは負け惜しみにすぎません。服が増える=管理しなくてはいけない物が増えるということですし、一日中着ている上着であれば、その上着に合わせてメイクしなければいけません。そうすると上着を脱いだ時にトップスとポイントメイクの色が合っていない、なんてことになりかねない。メイクとトップスの色がズレてしまうことも、考え無しに物を買って増やして部屋の中で行方不明にしてしまうことも私にとって敗北、自分自身への敗北なのです。だから、将来の夢は今のところ「自分に負けない人間になること」です。加齢になど負けるものか。こうなったらいっそフード付きパーカーが似合うお婆さんになってやる!

 

以上、歳とともに寒さに負けるようになった件をお送りいたしました。ワードローブに防寒着が増えると加齢を感じますね。