小学生➡大学生までは夏が好きだった。だって長期休暇があるから。夏休みがあるから夏は好きだった。私はインドア派の子供だったから基本的に家で過ごしていたけど、たまに田舎のおばあちゃん家へ行くのは楽しみだった。我が家のまわりとちがって自然豊かで生き物が多くてワクワクしたし、畑もあるから自家製野菜を食べさせてもらえた。近くの川で泳いだり、庭で花火をさせてもらったりもした。おばあちゃんは優しいし、おいしい野菜が食べられるし、いつもとちがう体験ができる。おばあちゃん家に行くと楽しいことばかりだった。他には、今はなき屋内プール施設「プールズ」で泳いだり、地中の網にひっかかったセミの幼虫を助けたりしたのも良い思い出だ。大量の宿題は憂鬱で、8月末になってあわてて片づけたりしていたけれど、それでも夏=楽しいと認識していた。それがどうだ。大人(社会人)になってからは、事情が一変した。大人になると、一ヶ月もの休みはない。8月のお休みといえばお盆の数日ぐらいで、基本的に、どんなに暑くても「あっつ~」と言いながら働かなければいけない。なんたる理不尽。これで「熱中症に気をつけましょう」と言われるのだから笑ってしまう。作業員に倒れてほしくないのなら「気温が30℃を超えたら臨時休業します」ぐらい言ってほしい。私は屋内作業なので日焼けの心配はないのだが、汗っかきなので夏は辛い。子供の頃から汗っかきだったのかもしれないが、自分が「汗っかきだな」と認識したのは大人になってからだった。仕事あがりにはもう汗だくである。帰りの電車に乗るのが申し訳ない。仕事あがりの私はさぞや汗臭いだろう。いつもいつも申し訳なさを感じながら電車に乗るのが嫌になってきたので、今年はついに着替えを用意することにした。着替えて帰ればいいのだ。なんでこんな単純なことに気づかなったのか。試しにワークマンのパッカブルTシャツを買ってみた(⇩)
WORKMAN 2024 SPRING & SUMMER COLLECTION
次回はこれを持って出勤する…のはいいのだが。なぜこんな工夫をしなければいけないのか。自分の汗っかき体質がうらめしいが、この体質のおかげで髪はトリートメントしなくてもツヤツヤだ。どんな体質も一長一短。今年も大量の汗と格闘しながら、倒れない程度にがんばろう。夏は嫌いだけど。残暑も含めて。
以上、汗っかきだから夏が嫌いな件でした。