ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

ランチトートは小物を整理するために存在してるのでは?

「ランチトートは小物を整理するために存在している」と気がついたので、この重要な事実をお伝えするべく筆をとった*1しだいです。まずは、ランチトートを手に入れた経緯からお話ししましょう。

お誕生日プレゼントに、シマエナガ柄の小さなトートバッグをもらいました。友人ちゃんから手渡された瞬間こそは

「わ~かわいい!  ありがとう!」

なんて言いながら微笑みましたが、正直なところ内心では

(こんな小さなトートバッグ、どう使えっていうの⁉)

なんて思っておりました。ランチは買い食いか外食派なので、お弁当は持たないんですよね。だから、ランチトートをもらっても使い道に困るわけです。柄や色使いは好みなのですが、いかんせん、普段使いには小さすぎる。だからといって急にお弁当派になるわけにもいかないし。どうしようかなと悩んでいたら、ある日、ひらめきました。

「小物の収納に使えばいいんじゃね?」

と。ランチトートだからお弁当箱しか入れてはいけない、というわけではありません。要するに小さなバッグなのだから、これに入る大きさの物を収納すればいい。そもそもこのシマエナガ柄バッグは布製で、おまけに内張は白です。食べ物なんか入れたくないし、コスメだって入れたくありません。とにかく、せっかく純白の内張を汚しそうな物は何も入れたくない。だったら、本棚の一角を占めているカオス化した段の小物を整理しようじゃないか!  と思い至りました。とりあえずキャラグッズはクリアフォルダーに収納し、それ以外の物を仕分け。古い封書やパンフレット、数年前の走り書き(メモ)の捨てる・捨てないを仕分けたら、あとはシマエナガ柄バッグに放り込む。こうすれば大まかに片づきます。バッグの中身の整理はまた後日。まず、いる・いらない物の仕分けに精神力を使うので、片づけは少しずつ。こうしてシマエナガ柄バッグに小さな紙類を放り込んだところ、かなり片づきました。友人ちゃんありがとう。LINEで微妙な反応しちゃってごめんね。使い道に困ってたランチトート、ちゃんと活用したよ!

ついでに、私のお片づけのイメージもお話ししようと思います。プロの方はどうなさるのか知りませんが、私の場合は、

1、いる・いらない物を仕分ける

2、いらないものを捨てる

3、いるものから小物をピックアップ

4、大きなポーチまたは小さなバッグに小物を収納

5、小物が入った収納アイテムを棚に収納

という感じです。例えるなら、マトリョーシカ*2を小さい順に収納していく感じですね。私の私物は本棚のあるコーナーに集約していたので、本棚ごとに整理していきました。私の場合は三畳ほどのスペースでしたし、床にまで物が散乱しているわけではなかったので(足の踏み場はあった)少ない手順で片づけられて幸いでした。ひどい現場になると、⇧の手順に加えて

0、足の踏み場を確保する

という手間が増えるわけですよね。考えるだけでぞっとするな…プロのみなさま、お疲れさまです!  経験から言って、どんな作業も「終わるまですれば終わる」んですけども(あたりまえ)、この「終わるまでする」のがしんどい。「終わるまでする」ということは「終わるまではやめられない」ということですので。これがしんどいし面倒くさいんだけど、終わるまでするという覚悟がないと、半永久的に終わらない。だから、何をもって「終わり」にするかは自分で決めて、そこに到達するまでは中断しないで作業して、そこに至ったらいったん終えて後日にする、という手順がオススメ。こうでもしないと自分ちの片づけなんてやってられませんので。自分ちの片づけは過去の自分の尻ぬぐいしてるだけだから無駄に疲労感があるんですよね。自業自得なのはわかってるんだけど。みなさんは、わずかな「散らかり」も見逃さず、日ごろからお片づけしてくださいね。でないと、私みたいに物を大整理するはめになっちゃうから。

 

以上、ランチトートは小物を整理するために存在しているのだと気がついた件をお送りいたしました。あなたもランチトートに小物を放り込もう!

*1:実際にはパソコンの前に座ってキーボードを打っているだけですが。

*2:みなさんご存じ、ロシアの郷土品。木製で入れ子構造になっている人形。この玩具は、もしかしたら子供に「収納」や「片づけ」の概念を教えるために生まれたのかもしれない。教育に良さそう。