積みゲーを消化中です。『8番出口』は歩くと視点が上下するのがリアルすぎて3D酔いして挫折。『マルコと銀河竜』は体験版をプレイ中ですがイマイチ。本編はすでに購入しているのですが、半額の時に買っておいてよかった。今のところ、満額を出せるほどの満足感はなし。キャラのセリフはフルボイスとはいえ、ひたすら物語を読んでいくだけで、セーブとロード以外のゲーム性がない。劇場版アニメにするだけの予算や人員が確保できなかったからしかたなしにノベルゲーム化した印象です。はっきり言って『Hookha Haze』よりもはるかに退屈。自分で操作する部分がないとこんなに退屈なコンテンツになりうるのか。ゲームをゲームたらしめているのはプレイヤーが操作できる部分なのだと実感。作中世界に干渉できることのありがたさを噛みしめましたので、これはこれで貴重な体験ではありました。『マルコと銀河竜』は体験版を終えたらしばらく寝かせておこうと思います。少なくとも序盤の内容を忘れるまでは寝かせたい。もうセールを狙う必要もないことだし。
今プレイしているインディーゲームで楽しくも美しいものといえば『クラウド・ガーデン』。一種のシミュレーションゲームなのですが、これがまた美しいのです。積みゲーを消化しないといけないのに、サムネイルの美しさに釣られて新規ダウンロードしてしまったぐらい(⇩)
試しにプレイしてみたら、これがまたすばらしいの一言。UIがシンプルすぎて操作がわかりにくいという短所はあるものの、世界観は良い。霧に包まれた廃墟に植物の種を植える。そのまわりにオブジェクトを配置して植物を成長させ、花から種を収穫し、また植える。あとはこのくりかえし。プレイを進めると、殺風景な廃墟に緑やオブジェクトが増えていき、空中の坪庭が完成するという。やべえ。廃墟好きか植物好きならいくらでも時間が溶けそう。少なくとも私にはかなり刺さりました。似たように無人の景色をつくって眺める『Townscaper』とちがって、一応はステージモードもあるのが嬉しい。ステージ攻略を進めていくとだんだんと素材が集まってきます。どうやら、この素材(オブジェクトと植物)はクリエティブモードでも使えるようです(⇩)
クリエティブモードを充実させるためにプレイしているのだと思えば、ステージクリアへのモチベーションを保てるはずですが…実はちょっと詰まっているステージがあります。狭いステージだと種を植えられる場所もオブジェクトを置ける場所も限られており、最適解を考えないとクリアできなくなってきます。ゲーム専門サイト「電撃オンライン」には「手詰まりになることはなし」というレビューがありますが(⇩)
私はすでに詰まりました。中盤の「考えないと解けないステージ」で詰まる。この感じ『SHIFTING WORLD 白と黒の迷宮』で覚えがある。感覚だけでクリアできなくなると詰まって攻略できなくなり、プレイしなくなるのが自分あるある。実を言うと3DSの『SHIFTING WORLD 白と黒の迷宮』も詰まったまま放置されています。まあ、この場合は完全にはクリアしていないだけなので、積みゲーには含まないと思いますが。『クラウド・ガーデン』は、あえてのローポリ廃墟の美しさゆえに飽きずに遊べそうです。⇧のレビューをよく読むと植物の種類を変えられるらしい。うまくいけば詰まってるステージもクリアできるかもしれない。また進展があれば記事にしようと思います。なにせ今はステージ攻略で手一杯で、クリエティブモードは試していないので。このゲームの本領は、好みの廃墟を構築することにあるような気がする。