ロマンというほどでもない

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美容室でする話ってだいたい髪質の話じゃないの?

今週のお題「美容室でする話」

 

まずはじめに私の頭髪事情を説明しますと、天然パーマ(加齢とともにくせ毛はおさまってきたけど)で髪の量が多いです。おまけに外側(浅い層)と内側(深い層)では髪の太さがちがうので、同じ美容室に通っているお客さんのなかでもクセのあるほうだと思います。私の担当美容師さんは中年女性ですが、いつも切ってもらっているので私の髪の多さには慣れっこです。なので私の髪量に驚くことなく、黙々と切ってくれるので助かっています。私が通っている美容室のカット代は4000円ほど。行くペースは半年に一度ぐらい。つまり、私の担当者さんは半年に一度4000円払うだけの客を相手に一時間も格闘してくださっているのです。ありがたや。それじゃあその一時間ほどの間に何を話しているのかといと、たいてい髪質の話です。「今日はどうしますか?」「後ろ髪が伸びてきたのでヘアゴムでくくれる限界まで短くしてください」「わかりました」「あと、ドライヤーで乾きにくくなってきたので全体的に量を減らしてください」「はい」「いつもすっごい量でしょ。いっぱい切ってもらって悪いですね」「いえいえ」「こんだけ量があれば、おばあさんになっても絶対にハゲないと思うんですよ」「たしかに。これぐらいあればハゲにくそうですね」ぐらい会話したら、あとは黙っていることが多いです。私は特に話したいことがないし、担当さんはそれがわかっているので話しかけてきません。あとは担当さんが黙々とハサミを進めるのを眺めているうちに終わります。毎度カットが終わるたび床に散らばった髪を眺め、ふたりで「今日もすごい量ですね」と言っています。私の髪型はセミロングなのでヘアドネーションをするにはまったく長さが足りないのですが、床に散らばった髪を見るたびに「子供用のカツラぐらいつくれるんじゃね?」と思っています。大人用でも部分カツラならつくれそうな量がゴミになっているのを見るたびにもったいない気がするのですがカツラ以外の活用法は思いつきませんでした。夏場だとたまにオプションをつけてシャンプーをお願いすることもありますが、それでも1400円ほど。半年に一度しか来ないくせにヘアカラーもパーマもしない客を上客とは言えないでしょうが、それでも分け隔てなく接してくださるのがプロですね。たまに「カットのみで1時間もかけてもらってるのに、払う金額は他のお客さんと同じでいいのだろうか?」なんて疑問が浮かびますが。予約なしで入れるような庶民的な美容室なので「ロング」料金は設定されていません。しかし長年お世話になっており、特に夏場はとても助かっているので、ロング料ならぬ多毛料をお支払いしたいぐらい感謝しています。一口に「カット」といっても私のカットは他のお客さんよりもはるかに労力がかかっているでしょう。なのに私には担当さんにチップを払うすべがありません。なんで日本にはチップ制度がないんだ。日本にもチップ制度があれば、みんな気軽に推し店員さんに貢げるのに。チップの金額で感謝の多寡を表せるのは素敵な制度だと思うのですが。どうですか総理。いっそ日本国にもチップ制度を導入しませんか!?

 

以上、美容師さんにチップを払いたい件でした(記事の趣旨変わっとるがな)