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【Switch】『ムーンレスムーン』1週クリア。夜が似合うゲームが好き。

久しぶりにノベルゲームをプレイしました。積みゲー消化中なので、以前の記事で宣言した通り『ムーンレスムーン』をプレイ。

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3日ほどかけて一周クリアしました。結論から言うとすばらしかったです。美しい世界に浸れました。ノベルゲームなのでプレイヤーが介入する余地は少なく、基本的にはテキストを読むだけではありますが。『ムーンレスムーン』には「RIDDLEパート」と呼ばれるものがあり、少しだけ思考と操作が必要になります。テキストの中からキーワードを集め、空白になっている部分に当てはめると文が完成し、物語が進むというものです。といってもキーワードは少なめですし、白い文字で書かれた文章のなかで赤や青になっているのですぐにみつけられます。プレイで詰まるということはまずなさそうなので、ゲームとしての難易度はかなり低いでしょう。マルチエンディングということで私は4つのエンディングを見ましたが、途中のルート分岐はなさそうでした。1日あたり4話ぐらいプレイして3日目でクリアしたので、本編12話+後日談4つ=全16話ぐらいでしょうか。ボリューム不足で物足りないという人もいるでしょうが、私はこれぐらいのボリュームでちょうどよかったです。主人公ヨミチちゃんは電車通学しているので高校生のようですが、たまに異世界に行ってしまう体質らしい。なぜ彼女はこんな体質なのか、訪れる異世界は実在するものなのか。物語を読み進めていくにつれ、世界と彼女の謎が明かされていきます。プレイしているうちに私の感性もヨミチちゃんに近づいてきて「自分も異世界に行ける体質になりたい」「異世界だけで会える友達がほしい」と思うようになっていました。マドベさんもホシさんも、どこかに居てほしい。こういう関係の話し相手がどこかに居てくれたらさぞや精神衛生によかろうと思います。これは大人にしか描けない人物だなあ。人物設定を決めた担当者さま、グッジョブです。

本作はノベルゲームであり物語が本質なのでこれ以上語れないのがもどかしい。ネタバレなしのレビューは苦手なので今回は少し短い記事になりましたが。夜にひとりでゆっくりプレイするゲームをお探しであれば本作をおすすめします。今回の学びは、私は夜が似合う作風のゲームが好きだということ。やっぱりゲームって、ひとりで世界に浸るものだと思うのです。

 

以上、夜が似合うノベルゲーム『ムーンレスムーン』レビューでした。吉田おじさんによる愉快なレビューはこちら(⇩)

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