ロマンというほどでもない

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「こうなってたんだ」が見られるバイトが好き。

今週のお題「こんなバイトをしてました」

 

経験したアルバイトの数はそう多くありませんし、なんだか脈略のない遍歴のような気がしていました。しかし改めて考えてみると「へえ、こうなってたんだ」が見られるものを選んでいたことに気づきました。一番長かったのはコンビニでしたが(⇩)

mee6.hatenablog.jp

その他には書店の棚卸の単発バイト、衣類を扱う倉庫でのピッキング作業、棚卸専門会社で夜中にひたすら在庫数を数えるバイト、引っ越しの荷造り作業などを経験しました。コンビニのレジ係はお客さんとしても見たことのある作業が多かったですが、レジ横のホットスナックは冷凍で届いてフライヤーで解凍していることは知りませんでしたし、届いた商品を棚に入れる前に電子的な登録作業をしないといけなかったり、値段シールの額面を手打ちして貼り付けたりすることも知りませんでした。この他にもお客さんとして利用しているだけでは知らない作業が多々あり「へえ、こうなってたんだ」と思いました。コンビニって意外と、店員の人間力でまわってるんだと。コンビニというのはフランチャイズ式なのでシステム化の権化かと思いきや、意外と店員の現場判断でこなしていることも多いんですね。勉強になりました。本が好きだったので書店員にも興味がありましたが体力に自信がなかったので一日だけ棚卸に参加しました。それだけでも充分に大変でした。皮膚の薄い人間が素手で新刊本をさわると手を切ってしまいがちなので、紙で指を切らないよう、ひやひやしながら作業しました。衣類を扱う倉庫でのピッキング作業では、真夏に働き始めたので汗が商品のうえに落ちないように気をつけながら注文票とにらめっこ。こうして倉庫でピッキングされたものがお店に送られて棚に並んでいたのですね。ブティックに並ぶ以前の流通経路はよく知らなかったので勉強になりました。棚卸専門会社では某ファストファッションのお店に行って売り場にあるすべてのアイテムを数えたり、某テーマパークでショップにあるキャラクターグッズの個数を数えたりしました。どんなに電子化が進んでも人力でせざるをえない作業というのはあるものなんですね。棚卸という作業の過酷さと愉快さを知りました。引っ越しの荷造り作業もなかなか興味深かったです。お客様はお年寄り・お子様連れ・お金持ちに大別されることを知りました。体力がなくて自力で荷造りできなかったり、お子さんのお世話をしながら荷造りするのが大変だったり、広いお家にお住まいでお荷物が多くてご家族だけでは手が足りなかったり。そういう事情で荷造りを頼むんだなと。荷造り作業は一番「人の役に立ってるな」「人助けしてるな」という実感がありました。荷造りに至っては自分が引っ越しをしない限り作業員さんたちと接する機会がないので、そもそも荷造り代行サービスがあること自体を知りませんでした。やっぱり「へえ、こうなってたんだ」と思えるバイトが好きです。以上。