ポケモン勢のみなさん、こんばんは。「レジェンズZA」プレイ中でしょうか。どうやら「レジェンズ」というシリーズ名はアクションゲームであることを示すと同時に、社会問題(ポケモンと人間の関係)を扱う作品であることも表しているようですね。ミアレシティのポケモン共存問題はなかなかに考えさせられましたが、いかんせん、あくまでもお子さまむけにわかりやすくデフォルメされたものです。実際に当事者から見た共存問題はあんな程度ではないでしょう。ワイルドゾーンの設置なんて、社会問題の解決策としては小手先にすぎません。共存問題を真剣に考えれば、映画「名探偵ピカチュウ」のライムシティのように、モンスターボールによる捕獲と、賭け試合である「バトル」が禁止されるのは当然です。
では、ライムシティはどのような経緯であのような方針を掲げる都市になったのでしょうか。そこで私が考えたのは、ライムシティの過去を語る作品でした。主人公は二重スパイとなり、昼は「ポケモンは児童、トレーナーは保護者」とみなして保護するライムシティの警察官、夜は「ポケモンは道具」とみなす裏組織のしたっぱとなり、最終的に「ポケモンは自由な隣人」とみなす精神をライムシティに広めた主人公が文化的英雄となる物語です。以下、物語の大まかな流れは
・主人公はライムシティの新人警察官で、はじめの1匹(相棒)はガーディ・ワンパチ・イワンコの3匹から選ぶ。
・相棒のレベルがある程度上がると、ポケモンを売買する裏組織へ潜入するチームのメンバーに選ばれる。
・昼は警察官として市民や観光客を助け、夜は裏組織の一員として違法な賭け試合に出て資金を稼いだりしながら協力者を増やしていく。
・主人公はふたつの組織で活動することによりポケモンに対する両極端な態度を知り、その両方に疑問を抱く。
・裏組織の一員でありながら「ポケモンは友達だから大切にしたい」と言う親友や、警察官でありながら「ポケモンを正式に子供扱いするのは良くない」と言うライバルを通じて「ポケモン隣人愛協会」を名乗る市民団体と知り合い、協力関係を築く。
・「ポケモン隣人愛協会」は公の場での活動が増えていき、堂々と街頭演説し、市民からの支持を集めて「隣人党」を結党。
・「隣人党」はシティ議会に議員を送り込み、ついに「捕獲・養殖・売買・戦闘の禁止」「保護義務の撤廃」を明記した条令案を通すことに成功する。
・この条例が施行されたことにより、ポケモンを子供扱いして溺愛する「だいすきクラブ」と、ポケモンを売買して賭け試合を開催していた裏組織はライムシティから撤退。主人公は夜の顔を失い、夜間は自由に行動できるようになる。
・ポケモンの自然な生態を知らない無知な市民が減ったことで、ライムシティの治安はかなり改善され、主人公は警察官として表彰される(ここでエンディング)
・エンディング後にロードすると、広場に主人公の銅像が立てられており、主人公は有名人になっている。
・夜間は自由に行動できるようになるかわりに、昼間のサブクエストが一気に増えて忙しくなる(エンドコンテンツ)
ストーリーは以上。システムは『ポケモンコロシアム』のストーリーモードに準拠し、野生のポケモンを捕獲する機会はないものとします。警察官として保護したポケモンや、裏組織の一員として買ったポケモンのみを手持ちにしてストーリーを攻略。悪・毒・ゴーストタイプが多く登場し、フェアリー・ドラゴンは少なめです。全体的にダークな作風ですが『ポケモンコロシアム』の主人公は元スナッチ団であることを考えると、主人公が「悪」とされる勢力の一員なのもアリでしょう。
私が考えた「レジェンズ」の新作はこんなところ。タイトルは「ポケモンレジェンズ ライム」(略して「レジェライ」)でどうでしょう。一考の価値はあると思いますよゲーフリ様!
以上、「ポケモンレジェンズ」の新作を考えてみたらライムシティの過去編になった件でした。自由度は低いけど面白そうじゃない?