ロマンというほどでもない

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左腕のひっかき傷は愛猫の思い出。

今週のお題「ケガの思い出」

 

骨折はしたことないけど足首の捻挫なら2回くらいしたことがある(どっちも左足だった。ごめんね左足)。ケガらしいケガはそれくらいだけれど、ケガとは呼べない程度の傷ならたまにできていた。私は皮膚が薄いのかして、ちょっと尖ったものやザラザラしたものにこすれるだけで傷になってしまう。学生時代はよく紙のフチで指を切っていた。刃物以外のもので指を切ると地味に痛くてジンジンするから嫌だった。

傷のなかでも思い出深いのは、左腕にできたひっかき傷だ。20年ほど前に亡くなった愛猫(大型種)がまだ生きていたころ、抱き上げた時に後ろ足の爪でひっかかれてできた傷なのだけれど、いまだにうっすら残っている。幸いにして腕の内側なので見とがめられたことはないのだけれど、刃物で切ったのではないかと思うくらい、妙にまっすぐな傷跡だ。傷がふさがった直後よりはだいぶ縦幅が短くなってきたものの、まだそれなりの長さが残っている。しょせんは家猫の爪なので横幅はほんの1ミリほどなのだけれど、完全に消えるまであと数年を要するだろう。この傷を見るたびに「ああ、あのこ生きてたんだな」と思う。ろくに写真も残っていないのでたまに「子供の頃に大きくてふさふさの猫を飼っていた気がするけどイマジナリーペットだったのではないか」と疑ってしまうけれど、この傷を見ると思い出す。私がコマなし自転車に乗れるようになったご褒美に父が買ってくれたあの大きな猫は、確かに実在していたのだと。

 

以上、ひっかき傷の思い出でした。化膿しなくて本当によかった。