発売日も予約の取り置き期限も両方とも過ぎていたが米津玄師「STRAY SHEEP」のおまもり盤を買ってみた。一応、予約票を持ってTSUTAYAへ行き、物販レジへ。ダメ元で店員さんに引き換えをお願いすると、レジの奥からおまもり盤を持ってきてくれた。お会計のついでにレンタル期限を更新。前回の更新とはちがう店舗だったので旧作レンタル1点無料クーポンは残念ながら使えなかったが、とりあえず目的のアイテムが購入できたのでよし。胸をなでおろしながら帰った。
ここまではよかったが、家に帰って驚いたことがある。おまもり盤は箱がデカい。レジで受け取った瞬間からなんか大きいなと思っていたがリアルCDを買うのが久しぶりすぎて違和感がなかった。しかし家のテーブルに置いて改めて見るとデカい。
縦と横の幅が約22cmもある。そして高さは約6cm。いくらアルバムとはいえCD一枚にしてはデカすぎる。おまもり盤はオマケ付きと聞いていたが一体どんなオマケが付いたらこんなサイズの箱になるのか。おまけに開け方がわからなくて一瞬あせった。マグネット式で妙に手触りの良い箱を開けるとまずはCDが見える。
おまもりはこの下らしい。赤い中蓋を取ってみると、下からキーホルダーが出てきた。
え、まさかこのためだけにこんな箱を? 信じられない。意味がわからない。流行りのサステナビリティにはまったく配慮していない。超有名歌手なのに流行りに乗り遅れている。これを買うことは資源の無駄遣いに加担することになるからやめておこうと思った消費者がいてもおかしくないレベルで過剰包装。この比率なんか既視感があるなと思ったらアマゾンの梱包に似ている。小さな物でも届けてくれるのはいいが箱のサイズ感を考えてくれアマゾンさん。私はなにも環境破壊に手を貸したくてあなたを利用しているわけではない。
まずい。このままでは私は通常版との差額を1600円も払って資源の無駄遣いに加担してしまった愚か者になる。箱の使い道を考えねば。そうだ。これを機に数少ないくせにごちゃついているアクセサリー類を整理することにしよう。今日からこの箱はアクセサリーボックスである。
かくしてこの箱は有効利用され、私は無意味な資源の無駄遣いに加担することを免れた。そうかこの箱はアクセサリーボックスだったのか。道理で内張が赤いわけだ(関係ない)
これで整理されたというなら以前はどんだけごちゃついてたねんと言いたい気持ちはわかるが聞いてほしい。以前は全部同じ、ひとつのポーチに入っていて探しにくかったのだ。手持ちのアイテムが可視化されるのはいいことだ。アクセサリーやコスメの収納に困っている人はおまもり盤を買うがいい。音源だけ欲しい人は買わなくていいけど。道理で通常版だけ売り切れて初回限定のおまもり盤が売れ残ってたわけだ。米津さんにコアなファンがいないわけではない。単純に箱がデカすぎた。それだけだったのだ。
ということでアマゾン限定特典付きおまもり盤のリンクである。
限定特典がないおまもり盤はもう少し安い。