今日は29日。もうすぐハロウィーンですね! 私はサーティワンで限定メニューを食べて以来、これといったハロウィーン活動はしていませんが、それでもこの時期はワクワクします。今年はついに『ディズニー・ヴィランズ完全ガイドブック』を購入しました! 分類は幼児絵本とのことですが、大人でもディズニーヴィランズファンなら持っておきたい1冊ですね(⇩)
ディズニーヴィランズ(特にジャファー様)のファンとして前々から気になっていた1冊でしたので、はてなブログでとある記事がトップページ掲載された記念に購入してみたのですが。うーん。第一印象は「やっぱり絵本だなあ」でした。いかにも子供向けの本という感じで文字数が少なく、情報量はいまひとつ…よい点をあげると推しキャラの全身像が大きな判型で見られることですね。これはめちゃくちゃありがたいです。なにぶんディズニーヴィランズの方々はアニメキャラなものですから、静止している状態は見られません。そこでファンはグッズや本を買うことになるわけです。静止している推しを存分に眺められるという点ではすばらしい本でした。本だとお声は聴けないし優雅なしぐさも見られませんが、そのかわり衣装の細部が眺め放題です。この点は本当にありがたいのですが。紙面が限られているせいか、お子様ウケを狙ったせいか、有名ヴィランズでもかなり扱いに差があります。推しの扱いが小さいと悲しいですよね。特にフロローさま推しの方は読まなくていいと思います。なぜなら、そもそもフロロー様は登場なさっていないから。これは驚きですね。フロロー様は日本のディズニーランドで「手下」まで与えられていますし、グッズ展開だってなさってるんですが。日本で言えば10大ヴィランズ*1の一角だというのに…本書は翻訳書なので、本場での人気度が反映されているのでしょうね。気難しかったり厳めしかったりするのはともかく、悪を働く動機が卑近すぎるとウケが悪いのかも。この他に登場していないヴィランといえば、アースラ様の妹モルガナ。姉であるアースラ様は4ページに渡って紹介されているのですが「王宮から追放された」という記述はあっても「モルガナという妹がいる」ことは書かれていません。これまた、なんということでしょう。実は本書にはピクサー作品のヴィランズも登場しているので、発行年*2が古すぎてモルガナが未登場だったわけではありません。とっくにデビューしているのに無視されるとは不憫な…他のガイドブックには登場していますように。 登場してはいるものの扱いが小さいのは、ハートの女王とハデス。ガストンでさえ見開きで紹介されているのに対してハートの女王は1ページ、ハデス様に至っては半ページです。なんたる不遇!これはもうハデス様ファンも読まなくていいんじゃないかな。この他に残念な点は、クルエラ様の姓が「ド・ビル」になっていること! この表記では、彼女の名がデビル=悪魔にかかっていることがわかりません。「DE・VIL」という綴りになっているのは悪魔を想起させるためのはず。私は断然「デ・ヴィル」表記派です! こっちのほうが断然かっこいい…あれ、気がついたら不満ばかり述べていますね。これはいけない。今までは扱いが小さいヴィランズをとりあげたので、次は扱いが大きいヴィランズについて。(この記事も長くなってきたので)ピクサーヴィランズは割愛するとして。4ページ(見開き×2)に渡って紹介されているディズニーヴィランズは、アースラ・マレフィセント・フック船長・エビルクイーン(本文中では女王/魔女と表記)・スカー・クルエラ。次に、2ページ(見開き×1)で紹介されているのがジャファー・ガストン・「シア・カーン」・ハンス王子となっています。ガストンはともかく虎のシア・カーンの扱いが大きいのは謎ですが、ともかく、上記のヴィランズのファンであれば買って損はありません。ということでまとめ(⇩)
・優遇されているのはアースラ・マレフィセント・フック船長・エビルクイーン・スカー・クルエラ・ジャファー・ガストン・「シア・カーン」・ハンス王子である
・上記のヴィランズのファンなら買って損なし
・不遇なのはハートの女王とハデス。この2名のファンは買わなくてもよし
・フロローとモルガナは登場していない
・あくまでも絵本なのでイラストがメイン。文字数は少なめ
・お子さまにも読ませてあげる場合は2冊買ったほうがよい
・1回しか増刷されていないので、お手元の1冊はお大事に!
まとめは以上。ヴィランズガチ勢の方は、絵本を汚損しうる年齢のお子さまには読ませないことを推奨します。関連書は大事なコレクションですからね! それでは。みなさま、ハッピーハロウィーン!
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