ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

猫好きの方にオススメな、かわいい缶入りバレンタインチョコ2019年版 ゴンチャロフ「アンジュジュD」

今週のお題「わたしとバレンタインデー」

 

目次

 

今回、ご紹介するのは、かわいい猫柄のチョコ『ゴンチャロフ アンジュジュ 』。

猫好きの方にオススメのブランドです。私がイオンのバレンタインチョコ・コーナーで買ったのは、このブランドのペンケース型缶チョコ。商品名は「アンジュジュD」です。この商品のお値段は税込¥756とお安く、食べたらペンケース型缶が残るのでお得。このブランドと商品ラインナップについては、公式サイトから電子カタログをご覧ください。以下、公式サイトへのリンクです。

 

goncharoff-2019vt.com

 

パッケージと中身


2019年版パッケージ 

f:id:Mee6:20190209193620j:plain

レジでお会計すると、専用の紙袋をもらえます。こちらもカワイイので保存。

ちょっとしたものをプレゼントする時に使いまわす予定です。

フタに描かれている猫が去年よりも増えて4匹に。にぎやかになりました。

去年のイラストは本がテーマだったようですが、今年のテーマは歌でしょうか。

続いて、中身の画像(⬇︎)を。

f:id:Mee6:20190209193711j:plainなんと、フタの内側にまでイラストが!

内容量は去年と同様に10粒です。しかし、今年はミニパンフレットが

ついていません。経費の節約なのか。これは残念でした。

しかし、肉球型のチョコがめちゃくちゃカワイイな!

イチゴ味の肉球チョコは去年よりもピンク色が控えめな気がします。

 

2019年版のチョコレートの味 

それでは、今年の感想を。と言っても、食べていない味もあるのであしからず。

 

白い肉球チョコ:電子カタログによるとロイヤルミルクティー味。紅茶の茶葉が混ぜられており、ホワイトチョコの甘さと相まって、確かにミルクティー味。実はこの味が一番好き。

 

黒い肉球チョコ:電子カタログによると、スイート。ミルクほど甘くないが、見た目ほど苦くもない。一番普通のチョコ。

 

イラストが描かれたホワイトチョコ:電子カタログによると、ミュゼ・マンゴーレモン。中に入っているオレンジ色のペーストがホワイトチョコとよく合っていて爽やか。オレンジに似た味。甘さに疲れたら食べるといいかも。後味はホワイトチョコ味。

 

イラストが描かれたチョコ:電子カタログによると、ミュゼ・アーモンド。中身はアーモンドペースト。ナッツらしき味はするが、個人的には去年のコーヒーガナッシュのほうが好き。

  

以上。ゴンチャロフ アンジュジュより、かわいい猫柄ペンケース缶チョコ「アンジュジュD」をご紹介しました。バレンタインチョコ・コーナーで買えるはずなので、ほしい方はお近くのイオンへGO!

 

備考:くろねこ ろびんちゃんのファンの方へ。本作に登場してるのはろびんちゃんじゃないよ。

宮崎一人さんのオリジナルキャラクターには「くろねこ ろびんちゃん」がいますね。ろびんちゃんは黒猫ですが、ベレー帽をかぶり、首に付け襟を巻いてます。そして、鼻は丸い。これに対して、ゴンチャロフ アンジュジュの黒猫は、ダイヤのマークがついた首輪をつけており、鼻は三角形です。つまり、ゴンチャロフ アンジュジュに出演しているのはろびんちゃんではない! ゴンチャロフ アンジュジュに出演しているのは、アンジュジュという別の黒猫です。このシリーズのチョコを買ってもろびんちゃんグッズを入手したことにはならないので、ご注意ください。

 

 

トップバリュの果汁100%オレンジジュース。濃縮還元じゃなくてストレートだからか、にが酸っぱくて美味しい。

今回、ご紹介するのは、イオンのプライベートブランド「TOPVALU」より、グリーンアイオーガニックシリーズの「オレンジジュースストレート果汁100%」です。内容量は750mlで、お値段は¥298+税。

以下、ウチで撮った現物の画像です。画像のサイズは大きいけど、素敵なパッケージなので見て!

f:id:Mee6:20190124123411j:plain

どうでしょうか。このパッケージ。形は面白いですが、ラベルはシンプルですよね。文字数も、使われている色の数も少なくてスッキリしています。今回もこのパッケージに一目惚れして購入しました。そしたら、これがまた当たりだったのですよ! どうも食品の場合、パッケージが気に入ったものは口に合うことが多いようです。

食品パッケージは、その食品のコンセプトや味のイメージを伝えるべく作られるもの。担当者の方が知恵を絞った結果、このようなパッケージになっているのだとしたら。シンプルなパッケージの商品は、味もコンセプトもシンプルなんでしょう。そして私はシンプルイズベストが信条です。つまり、シンプルなパッケージの食品は私の口に合う。したがって、この商品も口に合うに違いない。そう思って家で飲んでみた結果。個人的にむちゃくちゃ美味しかったです。やったぜ! またしても、パケ買いで当たりを引いたぜ!

 

TOPVALUオレンジジュースストレート果汁100%の味(感想)

苦味が強くて少し酸っぱい。甘味に至っては皆無! 後味が甘くなくてスッキリしています。甘くないのは濃縮還元ではないストレート製法だからなのか、スペイン産オレンジのおかげなのか。果肉の味を濃くしたような味がします。私がグレープフルーツ好きなのは、グレープフルーツはにが酸っぱくて甘くないからです。そして、このオレンジジュースは本当に甘くない。だから好き。私がオレンジよりもグレープフルーツ派だったのはオレンジに甘味があるからであり、甘くなければオレンジジュースでも美味しく飲めることがわかりました。オレンジの香りが口に広がる、まさに私の理想のオレンジジュースです。これならグレープフルーツ派でも飲める。というか、むしろ安いグレープフルーツジュースよりもこのオレンジジュースがいい。それぐらい美味しいのでオススメ。イオンスクエア(旧サティ)でも売ってるかどうかは知らないけど、とりあえずデカいイオンなら売ってるから。もしもご近所でみつけたら、ぜひ一度、お試しを。ただし、カロリーは180mlあたり90kcalあるので、いくら美味しくても一気飲みには要注意です。

 

以上。イオンで一目惚れして買ったオレンジジュースが美味しかった件をお送りしました。このジュースについて、詳しくはこちらのリンクからどうぞ(⬇︎) 

ORGANIC ORANGE 100 オーガニックオレンジジュース ストレート果汁100%-イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ) - イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ)

漫画『コスモファミリア』 作者のハノカゲさん、がんばって!【完結マンガ】

目次

 

今回、ご紹介するのは、漫画『コスモファミリア』。この記事を執筆している、2019年9月に3巻が出てついに完結しました。作者は「魔法少女まどか☆マギカ」のコミカライズでデビューしたハノカゲさんです。以下、リンクを兼ねた表紙の画像。

 

1巻の表紙を飾っているのは主人公のアリスちゃん。

実は大鎌を構えているぞ! 背景やマントと色が似てるせいで目立たないけど!

爽やかな配色なのはいいとして、もう少し視認性を高めてほしかったところです。

 

主な登場人物

コスモフ:何にでも(人の臓器にでも)変身できる宇宙人。ぬいぐるみのような姿をしており人間その他の生物は襲わないが、建物を食べるので一部の人間からは害獣と呼ばれている。3巻で建物を食べまくっていた理由が明かされた。

天川愛里栖(あまかわ・ありす):主人公の少女。16歳。ペットのパピィと一緒に留守番をしている。街をコスモフから守るのが役目だが、街の住人には嫌われている。2巻ではコスモフの力で変身できるようになった。

天川蕾花(あまかわ・らいか):愛里栖(アリス)の母親で、コスモフの飼い主。使用人とともに外出してから6年間、家に帰っていない。コスモフを世界的に暴走させた人物とされているが行方不明。

守宮(いもり):子供の頃、記憶をなくしてさまよっているところを天川家に保護された。現在では天川家の使用人で、料理がうまい。蕾花(ライカ)の護衛を兼ねている。執事の格好をしているが女性で、屋内で猟銃をぶっ放す物騒な人物。

ニクス:コスモフの被害者を保護・治療し、戦闘員にしている組織。現在の目的は、設立当初の目的とは異なっている。作中に登場する構成員はミラ・スピカ・アカネ・シヅキ・チーフと呼ばれるボスのわずか5名。3巻でチーフの正体が明らかになる。

 

『コスモファミリア』あらすじ

母と使用人が6年前に出かけたまま帰ってこないので、ペットのパピィといっしょに留守番をしている少女、天川愛里栖(アリス)。アリスは専用の武器を持ち、街で暴れるコスモフを狩ることで生計を立てていた。

パピィとともにさみしく留守番をしていたアリスはある日、ミラという少女に出会った。ミラはニクスという組織の一員で、コスモフを根絶やしにしたいからアリスに協力してほしいと言う。しかしアリスはこれを拒んだ。母と、家を守ると約束しているからだ。

これを聞いたミラは怒って攻撃してきたが、アリスは「天川ライカ」と「守宮」と名乗る2人に助けられた。アリスが「ライカ」に連れて行かれた先は、近所の古井戸。アリスはライカに古井戸へ突き落とされた。

アリスが古井戸に落ちた先で出会ったのは、自分と同じ年頃の母親と、若い使用人。どうやらここは20年前の世界らしい。アリスはこの世界で少しずつ母とコスモフの秘密を知っていく。

 

半獣化と美少女がお好きな方にオススメ! 百合要素もあるよ!

正直なところ本作は、2巻が出るまではハノカゲさんのファンにしかオススメできませんでした。ゆるふわな設定。描き込みが少ない背景。自分が憎むものの力を使って戦い、憎いものを滅ぼそうとする人が現れるというベタな展開。最近気がついたんですけど、この展開は「敵を滅ぼす手段を作中で開発しなくていい」し、「キャラクターの葛藤を簡単に生み出せる」から、書き手にとってはお手軽で便利なんですよね。こういう作品は減ればいいとは思わないけど、わざわざ増やさなくてもいいと思います。

若い人しか出てこないせいで、年齢の描き分けができないのではないかという疑いを持ってしまったり。自分が「魔法少女まどか☆マギカ」のコミックを買っていなくてハノカゲさんを知らなかったら、立ち読みはしても買わない作品だったかもしれません。

そんな本作ですが、2巻が出てからは(一部の人には)オススメできる作品になりました。1巻では影が薄かったミラの手下2名や、病弱だったライカちゃんが大活躍します。しかも、主人公のアリスちゃんを含むみんながコスモフの力で「トランス」と呼ばれる変身をして、半獣化(1名は半植物化)してバトルします。これはちょっとしたフェティシズムですよね。実は私は、完全な獣人よりも人の半獣化のほうが好きだったりします。ケモノだと顔よりも手足と尻尾が好きで、毛皮の質感にはこだわりません。だから、本作にはちょっとトキメキました。スピカのトランスは例外的に植物化ですが、トランスのモチーフが植物なのは意外で面白かったし、悪役女性は露出度が高いというお約束は守られているし、そのくせ妖精っぽくてキレイなので許す。ケシの花モチーフとはセンスありますなあ。あと、ニクスのチーフのトランスも好き。ケモノと鳥が混ざったファンタジーなデザインがいい。モデルになった種が特定できるぐらいガチめのパーツじゃなくて雰囲気ケモノが好きなんですよね。こういうのも少女趣味というのだろうか。

ミラの手下であるニクスの戦闘員、アカネとシヅキの2人は女の子同士でラブラブ。これは少し意外。GLじゃないジャンルの漫画であえての百合カップル。ストーリー漫画の百合CPってファンが2次創作でするものであって作者がするものではないと思っていましたが。ハノカゲさんはMの気があるシヅキちゃんのキャラ紹介で「19歳 161cm ベッドの上では上」と書いています。すげえ。読者が受け攻め論争で不毛な争いをしないように配慮しているのか。それとも、これがハノカゲさんの理想の百合カップルなのか。キスシーンもあるし。

先程、本作はGLじゃないジャンルの漫画だと書きましたが。じゃあ本作のジャンルは何かと言うと、少女漫画だと思います。登場人物のほとんどが10代の女の子なんだもの。設定はゆるめなのでSFっていうほどSFじゃない気がするし。強いて言うなら超ライトSFかな。

ということで本作は、半獣化と美少女が好きな方にオススメ。3巻でニクスの詳細が明かされて、ストーリー展開は駆け足ですがSF的要素はそんなに濃くないので安心です。強いてSF要素をあげると20年タイムスリップしたことと、コスモフは宇宙から来たことぐらいか。みんな、コスモフは宇宙人という設定だけど、SFじゃなくてファンタジーのつもりで読むんだ。そして、ハノカゲさん初のオリジナル作品を応援しましょう! 本作にはカバー下にマンガとキャラ紹介があるので忘れずに読むんだぞ!

 

以上。完結マンガ『コスモファミリア』をご紹介しました。

 

 

 

まだ3巻セットが出ていなかった。出てたらむしろ悲しいか。

 

Ice watch glam開封の儀+レビュー。かっこよくて思いやりが込められた時計だな。

目次

 

ついに、過去記事に書いた腕時計を開封しました!

ということで今回、ご紹介するのは腕時計ブランド「ice watch」より、glamというシリーズのブラック−ローズゴールド 3Hミディアムという1本。

まずはウチで撮った現物の画像(⬇︎)をどうぞ。デジタルズームで少し荒いけど。

f:id:Mee6:20190110175832j:plain 

ブラック−ローズゴールドはカラー名で、ブラックはベルトと文字盤の色。ローズゴールドは針とフレームの色。3Hは、文字盤に数字がないバージョンという意味かと。ミディアムはサイズ名です。glamというシリーズは各色2サイズ(S,M)があるようなので、大きいほうという意味ですね。

つけてみた感じ、ほぼメンズサイズです。ということは、Sサイズがレディースサイズ相当なわけか。メンズ・レディースという表記をしないあたり、ポリティカル・コレクトネスへの配慮がうかがえて、個人的に好感度が高いです。よく考えたら文字盤の大きさは体格に合わせるものであって性別に合わせるものではないんですよね。サイズ表示がSとMなのは客観的でいいと思います。私みたいに小柄でも大きな文字盤が好きな人は大きいほうを買えばいいわけですし。

 

ice watch glam開封の儀

この1本は私のお気に入りですが、未開封時はこんな感じ(⬇︎)です。

f:id:Mee6:20190110174336j:plain

左:ice watchの外箱

右:本体入りのプラケース

置いておくだけで様になるケースですね。見ての通り、右のプラケースに本体が入っていますが、このケースはどうやって開けるんでしょう? 上か下にフタが付いている? いえいえ。フタはどこにもありません。ケースに指紋がつくのを覚悟して開けましょう。開けるとこんな感じ(⬇︎)

f:id:Mee6:20190110180003j:plain

おわかりいただけたでしょうか。このケース自体はわずか3パーツ(上部の金属パーツ含む)でできているのです。ジョイントなんてありません。だから、クリアケースの前後の面を片手でワシッとつかみ、もう片方の手で、黒いケースを上に向かってスライドさせましょう。そうすると開きます。とんだ初見キラーだぜ。値段の割にケースの作りは少しチープですが、壊れにくそうなのでよし。可動部が多いと故障の元ですもんね。

 

ice watch glamの使い心地など

ついでにice watch glamのレビューもお送りします。1日に買って7日までしまってあり、8日に初めてケースから出して使ったのですが。いやあ、すばらしいの一言ですね! まず見た目がいい。glamシリーズは1本の腕時計につき2色しか使われていないんですよね。バンドと文字盤の色で1色、針とフレームで1色で、全体で合計2色しか使われていないというシンプルさ。おまけに文字盤に数字がないバージョンだとさらに情報量が少なくて、物として見やすい。単純な形+少ない色の組み合わせが好き。私は腕時計以外の物でも、使われている色数が少ないアイテムが好みです。

この腕時計で他に好きなところは、触り心地がいいところ。シリコンバンドの表面がマット仕上げになっているので、触ってもツルツルではなくスベスベという感じ。おまけになぜかこのバンドは少ししっとりしています。この手触りはヤバい。いつまでも触っていられそうな気がする。

腕時計のバンドには穴が開いていますよね。もちろんこのice watch glam のバンドにも穴が開いています。しかし、この穴はただ開けられているわけではなく、少し工夫されています。

ice watch glamと&Qの比較画像がこちら(⬇︎)

f:id:Mee6:20190110232516j:plain

訳あって裏側を撮影しています。ちょっと写りが悪いか。とりあえず穴の形が違いますね。&Qのバンドに開いている穴は四角いです。これにはこれで訳があるのでいいのですが。問題は穴の形ではなく、穴の開き方。&Qの場合はただ穴が開いているだけなのですが、ice watch glamの場合は、裏側から金具を差し込みやすいように、穴の側面が奥に向かって少し傾斜しているんです。些細なことなんですが、このおかげで金具がすごく差し込みやすくて、使いやすいんですよ! 丁寧なお仕事に感動しました。使う人への思いやりが感じられて素敵です。

作り手が商品に、使う人への思いやりを込めた時、その商品は使いやすい1品になるのでしょう。ありがたいことです。

 

以上。ice watch glam の開封の儀+レビューをお送りしました。

モノによってはアマゾンでお安く買えるので、良ければどうぞ。

 

とか言っておいて、正規輸入品では7千円台が限界でした。

実店舗で4千円台で買えたのは初売りという名の奇跡だったのか。

 

※本記事は、2019年1月18日に改題しました。

新年会を欠席したら夕食がシュークリームになった。

我が家では、全員が祖母主催の新年会に出席するわけではない。特にここ数年は、代表を1人出席させているだけだ。だから祖母は気を使って、出席した代表者に欠席した人間の分まで土産を持たせる。毎年のことなので、そのこと自体には驚かない。もはや祖母の習慣だからだ。

我が家で問題になったのは、今年の土産の内容である。今年の祖母は、土産にお菓子をくれたのだ。それも生菓子である。さらに問題だったのは、その量だ。祖母はなんと、家にいる人間の数よりも明らかに多いプリンとシュークリームをくれたのである。

f:id:Mee6:20190102224514j:plain

これが証拠の画像だ。ウチには人間が3人しかいないはずなのに、祖母はプリンとシュークリームを6個ずつくれたのだ。ということは、実は我が家には人が6人いるのだろうか。もしかしたら本当はウチには6人いるのに、私が知らないだけなのかもしれない。そう思って家中を探してみたが、やはり人間は3人しか見当たらなかった。今、我が家に必要なのはシュークリームを食べられる人間なのに。

残りの3人をいつまでも探し回っているわけにはいかなかった。シュークリームの消費期限が迫っている。だから、我が家の今日の夕食は、1人につきシュークリーム×2になった。

f:id:Mee6:20190102224416j:plain 

また明日、残りの3人を探してみよう。さすがにジャンボプリンは3人では食べきれないから。

 

 

『シュガーラッシュ:オンライン』観た! 相手を理解することは、相手の気持ちを受け入れることなんだな。

目次

 

今回はお題の記事です。私も「シュガー・ラッシュ:オンライン」観ました!

前作も観ているので、続編が公開されてうれしいです。

またこのコンビに会えるなんてステキ! 

ということで今回は、#シュガラお題

映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想に参加します!

 

「シュガーラッシュ:オンライン」のあらすじ

悪役の大男ラルフと、レーサーの少女ヴァネロペは、ゲームセンターに置かれたアーケードゲームの住民。2人が6年ほど変化のない日々を過ごしていたある日、ヴァネロペたちが住むレースゲーム「シュガーラッシュ」の筐体のハンドルが壊れてしまった。これではもう人間たちに「シュガー・ラッシュ」をプレイしてもらえない。

しかし、ゲームセンターに来ていた子供たちがネットで検索して、eBayにハンドルが出品されているのをみつけた。これを聞いた2人は、さっそくインターネットの世界に飛び込み、見事eBayでハンドルを落札することに成功する。あとはこのハンドルの代金を払って、ゲームセンターに送ってもらえばいい。そうすれば、ヴァネロペたちが住むゲーム「シュガー・ラッシュ」は救われる。

だが、ここでまた新たな問題が発生する。ネットオークションのルールを勘違いしていた2人は、自分たちでハンドルの値段をつり上げてしまっていた。期限内に支払いをしないと、落札は取り消されてしまうという。こんな金額、どうやって払えばいいのか。

困った2人は「ゲームでリッチになれる」という怪しげな広告をクリックし、換金するものを手に入れるため「スローターレース」というゲームに忍び込む。

「スローターレース」は、ヴァネロペにとって理想の世界だった。このゲームには決められたコースがない。どこでも走れる。おまけに、ヴァネロペはこのゲームの住民と友達になった。

ヴァネロペは思った。たとえ「シュガー・ラッシュ」が直っても、帰りたくない。この世界にずっといたい。でも、帰りたがっているラルフになんて言えばいい?

悩むヴァネロペと、ヴァネロペの願いを知りながらも受け入れられないラルフ。2人の気持ちはすれ違い、友情の危機に陥る。ラルフとヴァネロペは、最後に何を選ぶのか。

 

観た感想。まずは相手の気持ちを受け入れよう。

インターネットの世界が大都市の姿で可視化されている時点で楽しい! ラルフがGoogleをゴーグルと読んで巨大なゴーグル売り場だと勘違いするあたり、田舎者感が丸出しで面白い。田舎者の主人公が大都会にやってきて、右も左もわからないけどワクワクするというシーンはお約束といえばお約束なのですが、お約束が定着するのには理由があるわけで。お約束のものは安定して面白い。

あと、本筋と関係なく面白い部分は、何気なくネットの闇が描かれていること。道行くアバターたちにポップアップ広告を突きつけてクリックしてくれとつきまとうキャラがいるのは序の口。別れた元恋人の現住所を検索している人がいたり、ウイルスが取り引きされているらしい怪しげなストリートがあったり。この世界でもやはり、ネットを悪用している人がいるようです。

主人公が小悪党と知り合い、怪しげな裏路地に案内されて、ヤバい人に紹介されるのもお約束ですね。本作のヤバい人は、やってることよりもビジュアルがヤバい。悪そうじゃなくて本当にヤバい。本作は本当にお子さま向けの作品なのかと一瞬疑うレベル。いや、「モンスターズインク」がアリならこれもアリなのか。それでも、アレを弟と言い張るのは無理がある気がするんですが。さては、次回作はこの人が救われる話だな?

こいつは貸してやるが〇〇はするなよ、と言われれたら、もうそれはフラグ。〇〇は作中で必ず起きてしまうので、観客はその〇〇が起きるのを待つのみ。ま、起こるのはたいてい悪いことなんですけども。今回は何が起きるのかは、観てのお楽しみです。しかし、ラルフは悪役のせいか発想がちょっと極端だよね。まずはヴァネロペと話し合おうよ。ヴァネロペも、意見が異なることとケンカすることは違うって言ってたし。

本作は2時間10分もあります。お子さま連れでご覧になる方は、入場前に、お子さまとご自分のお手洗いを済ませることを忘れずに。まあ、半券さえあれば途中で入退場ができるわけですが。今作はエンドロールを観たほうがお得です。エンドロールを最後まで観るためにも、入場前にトイレに行っておきましょう。私はトイレに行きたくてエンドロールの途中で退場してしまいました。

この映画を観て思ったことは、他人を理解する第一歩は、相手の気持ちを受け入れることなんだと。まずは相手の気持ちを受け入れる(肯定する)。そして、その後に話し合うことが大切なんですね。自分にだって自分の意見や気持ちがあるんだから、伝えていい。ただし、押しつけてはいけないな、と。

あとは、離れて暮らすようになっても、本当の絆はなくならないのだということ。物理的に離れたからって疎遠になるような人って、はじめからその程度の関係だったんですよね。ラルフとヴァネロペがそうならなくてよかったです。

なんか意外とストーリーの感想が短くなってしまった。ネタバレなしで感想を書くのは難しい。明日、友人と2回目を観に行く予定なので、ストーリーの感想に加筆できるかな。

友人の体調が悪く映画はキャンセルになりました。でも、加筆します。本作はお約束の連続なのに上映時間が長く、意外なのはオチだけだったのですが。それでも面白かったのは、キャラクター同士の関係や、キャラクターの気持ちを丁寧に描いているからだと思います。お約束だけ、ストーリーだけを描くのなら、上映時間は90分ほどでいいのではないでしょうか。現にそれぐらいの長さの映画もたくさんあるわけですし。

それじゃあ本作は、残りの40分で何をしているのか。きっと、ヴァネロペやラルフの気持ちや関係の変化を描いているのでしょう。お話だけを観ていると長く感じる上映時間も、前作を観たりしてキャラクターに感情移入できれば長すぎるということはありません。開発スタッフの方々の、40分にかけた労力はけっして無駄じゃないと思います。

トイストーリー」は正直3作目で終わっていてほしかった私ですが、「シュガー・ラッシュ」の続編である本作は大歓迎でした。個人的にはさらに続編がありそうな終わり方だったので、できれば3作目も作ってほしいです。お願いです、ディズニーさま。3作目が公開されたらきっと、一度は劇場で観ますから!

 

以上。「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想でした。

 

以下のリンクは、お題に応募したら自動的に挿入されたものです。

私のブログではこういうリンクは貼らないのですが、劇場公開中の今はシュガラ祭中ということで。

この記事を更新する頃にはもうこのお題は終わっているだろうけど、今は私も浮かれているので、今回は例外!

 

※本記事は、2018年12月27日に加筆、修正しました。

【サンリオ】劇場版アニメ「シリウスの伝説」は大人が観たほうがいいかも【悲恋もの】

目次

 

今回、ご紹介するのは、サンリオの劇場版アニメ「シリウスの伝説」。

海で暮らす水一族の少年と、陸で暮らす火一族の娘の愛を描いた作品です。

あべのハルカス美術館に来ているエッシャー展を観たついでにTSUTAYA阿倍野橋店に寄ってレンタルしてきました。郵便返却って便利ですね。

以下、リンクを兼ねたDVDのパッケージ画像です。

 

中心に書かれている少年が主人公で、水一族のシリウスシリウスが手を引いている、羽を生やした少女がヒロインで、火一族の娘マルタ。本作には人間が登場せず、人外キャラしか出てこないので、人外キャラ(特に妖精系)がお好きな方にオススメ。

私の幼少期に家にあったものはビデオテープだった気がしますが、いつのまにかDVDになり、TUTAYAでレンタルできるようになっていました。

本作の公開は1981年ですが、今観ても古臭くありません。あと、お子さまよりも大人が観たほうが感動する話だと思います。

 

シリウスの伝説」あらすじ

水一族の王グラウコスと火一族の女王テミスは昔、仲の良い姉と弟だったが、2人の仲に嫉妬した風の神アルゴンが流した噂によって、仲違いしてしまった。2人は今では犬猿の仲である。2人は、お互いに姿を見せないという掟を定め、海と陸で離れて暮らすようになった。

2人が離れて暮らすようになって長い年月が過ぎ、水一族の少年シリウスは16歳の誕生日を迎え、成人した。成人式でグラウコスに面会したシリウスはグラウコスから、海を治める王の証としてアルゴンの目玉を譲り受ける。こうして海の王となったシリウスはある日、禁忌の海域の先にある岸辺にたどり着き、「火」を見つけた。

生まれて初めて火を見たシリウスは好奇心を抑えられず、あくる日また火を見に岸辺へ行く。その岸辺で火を守っていたのは、1人の少女だった。彼女は火一族の、女王の娘マルタ。

シリウスとマルタは掟のことを知っていたが、お互いに惹かれ、皆の目を盗んで会うようになる。シリウスとマルタの関係を知った大亀モアルは2人に、水と火が仲良く暮らせる星があることを教える。その星は、日食の日にメビウスの丘に生えるクライ草の胞子が飛んでいく先にあるという。

この話を聞いたシリウスとマルタは、2人でその星に行こうと決意する。しかし、2人は出発できなかった。グラウコスとテミスに2人の関係が知られてしまったのだ。2人は海と陸とに引き離され、牢に入れられてしまった。

それでもシリウスとマルタはあきらめない。牢から脱出することに成功した2人は、2人で暮らせる星に行くため、どこにあるのかもわからないメビウスの丘を目指す。はたして、2人の願いは叶うのか。

 

シリウスの伝説」の主な登場キャラクター

あらすじではバッサリとカットしてしまったキャラクターもいるので、ここで少し紹介を。

シリウス:水一族の勇敢な少年。本作の主人公。グラウコスから海の王に任命されるが、アルゴンの目玉をグラウコスに返し、マルタとともに旅立つことを選ぶ。水一族の子なので、陽の光に当たると死んでしまう。

マルタ:岸辺でかがり火を守るのが役目の、火一族の娘。女王テミスの娘であり、日食の日に変身し、次の女王となることが決まっているが、シリウスとともに旅立つことを選ぶ。火一族の子なので、水に落ちると死んでしまう。

チーク:一角鮫の男の子。シリウスの弟分で、いつもシリウスにくっついている。2人の関係を知り、シリウスがマルタとともに旅立つことに反対していたが、シリウスを牢から出し、シリウスを旅立たせることを選ぶ。

ピアレ:火一族の女の子。マルタのことが大好きで、隙あらば一族の城を抜け出し、マルタがかがり火の番をするのに付き添っていた。シリウスのことは気に入らないが、マルタの幸せのため、消えたかがり火のかわりになって2人を逃す。

モアル:数万年生きているので物知り。2人に、水と火が仲良く暮らせる星があることを教える。時にシリウスとチークに助言をしてくれる、優しい大亀のおじいさん。

グラウコス:海の神で、火の女王テミスの弟。風の神アルゴンが流した噂を真に受けて姉のテミスと仲違いし、今では海で暮らしている。シリウスにアルゴンの目玉を授け、海を治めよと命じた。

テミス:火の女王で、海神グラウコスの姉。風の神アルゴンが流した噂を真に受けて弟のグラウコスと仲違いし、今では陸で暮らしている。ピアレが犠牲になったこととマルタが逃げたことに怒り、マルタを捕らえて牢に入れた。

 

観た感想(ネタバレ注意)。実は大人向けの作品かな?

音楽はNHK交響楽団が演奏しているので壮大! 背景はほぼ手描きで美しい! 特に、シリウスとチークが暮らす海の景色(海中なのになぜか滝と川がある)がすばらしい。アニメーションに費やした絵がなんと8万枚という、ストーリー以外にも気合いが入りまくっている作品です。キャラクターの動きがオーバーアクションで、ちょっとディズニーっぽくて古臭いといえば古臭いですが、音声なしで観てもストーリーがわかるんじゃないかと思わせるぐらいキャラクターの感情がわかりやすいので、これはこれで良し。これ以外の部分はすごすぎて、古い新しいとかいう次元では語れません。アニメーション好きなら一度は観賞してみては。古き良きアニメーション大作がここにあります! いつもの岸辺が隆起し、メビウスの丘へと変貌していくシーンは必見です!

さて。あらすじなど長々と前振りを書いてきましたが、ついに本題のストーリーについて。実はこの作品、悲恋ものです。本記事のあらすじだけを読むとハッピーエンドになりそうですが、実はバッドエンド。なんと、チークとピアレどころかシリウスとマルタまで死にます。なんだこれ。チークとピアレは死に損じゃないか。マルタを牢から出してくれた火の子の親切も無駄になっている。え、これ、子供向けの作品じゃないの? 2人とも牢から出れたし、マルタはクライ草をみつけたから、てっきりシリウスが間に合って、2人で違う星に旅立つんだと思ってたよ。 しかも、メビウスの丘でシリウスが死んだのはマルタの忠告を聞かなかったからだし。マルタは、一度は穏便に別れようとしたのに。シリウスのバカ! と言いたいところですが、元はと言えばグラウコスとテミスが、2人を引き離そうとしたのが原因です。

上の世代の確執からできたルールを下の世代に押し付けてもロクなことにならない。だって、下の世代にとって上の世代の確執なんか他人事で、関係がないのですから。当事者じゃない人に無用なルールを守らせることに固執しても意味がないわけで。要するに何が言いたいのかというと、この場合、一番悪いのはグラウコスとテミスでしょう。風の神アルゴンがどんな噂を流そうが、聞き流せばよかった。アンタたちがみすみす跡継ぎを失ったのは、お互いへの信頼が足りなかったからだ。神々のくせに大人気ないぞ!

実は20年ぶりぐらいに本作を観たんですが、オチは覚えていました。だから、シリウスとマルタが死んだ悲しみよりも、グラウコスとテミスへの怒りのほうが大きいです。自分の視点というか、感情移入する先がシリウスとマルタからグラウコスとテミスへ移ったのでしょう。 今の私はシリウスみたいなハイティーンに感情移入できるほど若くないからね…。つい、大人の視点で2人を見てしまいます。

本作は、大亀モアルが「愛とは、相手を信じ抜くこと」だと説き、2人の死以来、この星(地球?)が平和になって水と火が争わなくなったと語るところで終わります。本作は愛のすばらしさを説いた作品のようですが、私に言わせれば、恋人同士が逃げないといけない状況が悪いのであって、愛の尊さを説くより先に悪習をなくせと言いたい。

では、ここらへんでシメを。本作をまとめると、自己中心的なキャラクターたちが自滅していく物語です(感動長編の感想がこれかよ)。シリウスとマルタは跡継ぎという立場を省みないし、チークはチークでシリウスを逃したら海が荒れるかもしれないのにシリウスを逃すし、ピアレは次期女王のマルタを逃がしてしまうし、グラウコスとテミスは下の世代に掟を押しつけるし。これ、子供の頃は音楽と背景の美しさや迫力にごまかされていたけど、よく考えたら、みんなが自己中心的に行動したせいで、悪い結果を招いただけじゃない? これってみんなが悪いのでは。全員が自業自得だよねこれ。もしかして、悲恋ものには自己中なキャラしか登場しないのか?

私が恋愛至上主義者じゃないせいでなんか薄情な感想になってしまいましたが、本音には違いないのでこの記事はこのままアップしました。私は、自己犠牲を美しいとは思わない派なので。もしも自分の子が誰かを庇って死んだら激怒すると思います。私、子なしどころか独身だけど。

 

以上。20年ぶりに「シリウスの伝説」を観たらみんな自己中なだけだと気がついた件をお送りしました。シリウスとマルタのキスシーンがあるし悲恋ものだし、本作はやっぱり大人向けだと思います。

 

 

※本記事は、2018年12月23日に微加筆しました。