ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

「特別展アリス」に行ってきたけど展示よりグッズが楽しい。

あべのハルカス美術館で開催中の『特別展アリス』(⇩)に行ってきました。

www.aham.jp

会期も終わり近いせいか、日曜に行った割りにはお客さんが少なくて当日チケット購入の待機列がなかったので、待ち時間なしでスムーズに入場できました。並んだのは物販のレジ(笑) お土産のお会計が一番待たされました。で、肝心の展覧会なのですが。正直なところ、あまり楽しめませんでした(汗) 挿絵の原画はモノクロで小さくて地味だし、展示物は直接『アリス』に登場しないものもあり、展覧会というよりも研究成果の発表という感じ。『アリス』を文学として研究している人や、挿絵家に詳しい人が見ると有意義な展覧会なのでしょうが、小さなお子さんを連れて行くのはおすすめしません。お子さんはちょっと退屈しそうです。切口が地味かつ多岐にわたっているので、思ったほどポップな雰囲気ではなかった。プロジェクションマッピングによる展示があったり舞台化した時の衣装があったりと、派手な展示もあるものの、基本的に静かな感じ。これは意外だな。前売り券を買ってワクワクしながら会期を待っていたらがっかりしたかもしれない。前売券を買えなかった展覧会は、好みじゃないってことなのか。気づくのが遅れた展覧会は縁がなかったと思ってあきらめるべきなのかもしれないけど「観なかったら後悔しそう」な展覧会はこりずに観たいと思います。

お待たせしました。ここからは、あべのハルカス美術館ミュージアムショップで買った今回の戦利品を紹介しましょう(⇩)

鍵形ペンとペンホルダーだけど一品足りない。

展覧会のお土産やキャラグッズは小さい・安い・実用的な物をチョイスすることにしているので、今回は文房具を選んだのですが。おかしいな、1品足りないぞ。チェシャ猫の木製定規も勝ったはずなのに。どこいった? あ、みつけた(⇩)

タンスにはさまり、くつろぐチェシャ猫。

こらっ。まだ袋から出してもないのに勝手に動くんじゃありません。目盛りを隠して生き物のフリをしてもダメです。あなたは定規なんだから引き出しの中でおとなしくしていなさい。まったく。目を離すとすぐに消えるんだから。みなさんもお家にチェシャ猫をお迎えしたら消えないようご注意ください。もう。あなたのせいで鍵形ペンの紹介が遅れたじゃないですか。この黒い鍵形ペンはキャップがガッチリとめられているので、一見しただけではどこから開けるのかわからず、キーホルダーのように見えます。しかし商品名はペンですし、注意書きには「使い終わったらキャップを閉めて」などと書かれているので開口部があるはずだと探したところ(⇩)

よく見ると切れ目が!

赤く囲った部分にご注目。よく見ると切れ目があるので、ここから先がキャップだと信じて思いっきりひねったら開きました(⇩)

壊すつもりでひねったら開きました。

パキッという不吉な音とともに開きました。一瞬壊れたかと思った(汗) どうやら強めに、壊すぐらいの勢いでひねる(回す)のが正解のようです。この鍵形ペン、せっかくオシャレなんだからキャップはもう少しわかりやすくしてほしかったな。今ならミュージアムショップで関連書籍も売られているので、ガチ勢には良いかもしれません。現に、物販のレジで私の前に並んでいた女の子たちはみんな本を買っていました。グッズには目もくれなかったところを見ると、アリスグッズ専門店「水曜日のアリス」でグッズを買いあさってコンプリート済みなのかもしれない。どんな分野にもガチ勢はいる。

 

以上。「特別展アリス」に行ってきたけど展示よりグッズが楽しい件をお送りいたしました。

 

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