ポケモン本家シリーズの設定では「ポケモンをデータ化してパソコン内ボックスに預けることができる」とされています。つまり、ポケモンがデジタルな存在であることは公式設定なのです。それでは、ポケモンが生物➡データに変換されているのは、どのタイミングなのでしょうか? まず、ポケモンがパソコン内にいる状態を考えます。ボックス内にいるポケモンがジタルな存在なのは設定上間違いありません。では、ゲットした後に転送されている場合はどうでしょうか。転送が完了すればデータ化されるのですから、転送しながらデータ化している可能性はあります。しかし、私はもっと前の段階でデータ化されているのではないかと考えています。ゲットした直後です。機械式モンスターボールでポケモンをゲットすると生物であるポケモンがデータ化され、生き物からデジタルな存在へと変換されるのではないか。こうすることでポケモンたちは飲食や排泄や睡眠が不要になり、HP低下や状態異常の時にしかものを食べなくなるのではないか、と私は考えております。
ではなぜこのようなことを考えついたかというと「レジェンズ アルセウス」をプレイしたからです。「レジェンズ アルセウス」の舞台であるヒスイ地方は過去の時代という設定なので、モンスターボールは機械式ではありません。ヒスイ地方のモンスターボールは鉱物と木でできた手作りの工芸品です。ヒスイ地方には「ボックス」がなく、そのかわりに「牧場」があります。主人公の手持ちに入っていないポケモンたちは、コトブキ村の端にある放牧場でくつろいでいます。この光景を見て思いました。「どうやら、機械式モンスターボールと『ボックス』はセットらしい」と。機械式モンスターボールがない時代には、ポケモンをデータ化する手段もなかったようです。つまり、ポケモンをデータ化しているのはパソコンではなくモンスターボールなのではないか。これが私の推論です。モンスターボールはおそらく、ぼんぐりなど木の実系➡たまいしなど鉱物系➡モンスターボールなど機械系、の順で進歩したのでしょう。もしかすると機械式モンスターボールにも段階があって、初期ではゲットしたポケモンをスキャンしてデータをとる➡本体は解放していたのかもしれません。それがさらに進歩して、現代では本体を丸ごとデータ化できるようになったのでしょう。ポケモンを丸ごとデータ化できるようになった結果、乱獲=個体数の減少になってしまい、ラッキーなどの希少種がますます珍重される➡さらに乱獲されるという悪循環になってしまったのかも。だとしたら気の毒ですね。初期の機械式、スキャンして逃がすという方式の時代が一番平和だったはず。(注:私の妄想です) 希少ポケモンのみなさん、強く生きろ!