友人ちゃんと某展覧会を観に行こうと話していたものの、どうやら当日券すらネット販売オンリーで、窓口でチケットを買うことは不可能だと知り、却下された。それでも、なんば駅に向かうことに変わりない。展覧会の予定はなくなったが、私の用事があるといえばあるので、友人ちゃんにつきあってもらうことに。アニメイト日本橋でCDを予約した。この後はノープラン。なんばパークスの4階でランチして、とりあえず下の階へ向かう。暫定的な目的地をなんばシティのプラザに設定し、なんばパークスのエスカレーターをひらすら降りていく。友人ちゃんは行く先々でお買い物を楽しんでおり、案内しがいがある。
なんばパークスで見たい店をまわり終えたら、いよいよ地下のなんばシティへ。早くも「夕飯どこにする?」なんて話しながら、疲れるまで好きなだけ歩き回る。プラザで予想外にポケモンとコラボしたシャンプーをみつけたので衝動買い。
お会計した後はリュックにしまう。夕飯前にシャンプーセットを買ってしまったので、重たいリュックを担いでなんばシティを歩き回ることになった。あまりにも疲れたので、コメダで一休み。コメダの料理は量が多いことで有名なので、夕飯前に注文するものではない。何かドリンクを頼みたいところだが何がいいだろうと思案していると、友人ちゃんは「たっぷりサイズ」を教えてくれた。友人ちゃんはよくこれをオーダーしているらしい。ドリンクのみで間を持たせるのに最適なので、たっぷりサイズのミルクコーヒーを注文。やはり、これぐらいの金額を払わないと1時間以上も座っているのは気が引ける。そんな人のためのメニューだろう。提供されたミルクコーヒーは温かいが熱くはなく、適温で感動した。
ミルクコーヒーを飲みながら夕飯の相談。友人ちゃんのなじみの店「ムシベジプラスカフェ」に決定した。お値段は控えめで野菜が多く、どの定食にも蒸し野菜がついてくるというヘルシー志向の店である。
すばらしい夕食になった。この店の名前は覚えておきたい。
なんば駅に着いたのが11時頃で、帰りの電車は19時過ぎ。気がつけば、なんば駅周辺に8時間も滞在していた。買った品数こそ少なかったものの、大満足の一日を過ごした。
で、何が言いたかったのか。駅がダンジョン化するのも悪くないということだ。なんば駅は商業施設と駅が合体しており、駅からあまり離れなくても一日過ごせてしまう。駅そのものが商業施設と化している。パークスとシティをハシゴすると上下移動が多くなるので足腰の弱い人には大変かもしれないが、駅から離れずに半日過ごせるところは貴重だ。こんな施設が増えると商店街が儲からないのはわかるものの、やはりワクワクしてしまう。道に迷うほど巨大な商業施設は、都会の象徴なのである。都会の都会らしさを満喫した一日だった。
以上、ダンジョン化した駅で都会らしさを満喫した件でした。
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