ロマンというほどでもない

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推しの誕生祝いしてみようかな。

私にも少しはオタクっぽいところがあるけれど、あまりオタ活していない。推しキャラは今でも変わっていないけど、出会ったその年に二次創作小説を何本か書いて、少しばかり関連品を買ったぐらいで満足してしまった。自分には私室の天井や壁をグッズで埋め尽くすほどの情熱は持てないのだと知った。ましてや抱き枕を買って布団の中までご一緒するなんて滅相もない(実を言うとキャラ物の抱き枕はちょっとひく)。思うに私室をグッズで埋め尽くしたい人は生活上のストレスが多いのだろう。外では気分が悪いから、私室ぐらい推しで埋め尽くして「視界いっぱいの推し!  どこを見ても推し!」な状態をつくって気分を良くしたいのだと思う。幸いにして今の私はストレスの少ない生活をしているので部屋を埋め尽くしたくなったことはない。

そんな私は最近、久しぶりに新たな推しキャラ*1に出会った。リリースされてから6年経ったゲームに登場するキャラクターなのだけど、そのゲームはADV*2なので残念ながら私の推しはプレイヤーキャラクターになってくれない。ADVはプレイヤーキャラを増やす楽しみがないので割と淡白なジャンルだなという印象。なにぶんADV自体が初めてなので「淡々としているな」という印象を受けること自体が新鮮な体験ではある。

ちょっと話がズレてきたので推しキャラに話を戻すと、そのゲームはキャラクタープロフィールに「誕生日」という項目がある。「好きなもの・嫌いなもの」はそのキャラの性格や価値観を表すものなので設定された意図はわかるものの、誕生日は本人の性格を表すものではない。それではなぜ、わざわざ誕生日が設定されているのだろう。誕生日がわかる⇨星座もわかる⇨夢女子が恋占いに使えるから?  まさか。作り手がそこまで考えているのならはじめからキャラクタープロフィールに星座も書いているだろう。ということは何か他の意図があるのだ。では、キャラクタープロフィールに誕生日を記すことの意図は何か。答えは単純明快「誕生祝いができるから」だ。誕生日がはっきりしていれば遠慮も疑問もなく堂々とキャラクターの誕生日をお祝いできる。いわゆる「本人不在のお誕生日会」が開催できるのだ。これはすばらしいことだと思う。私は今まで公式で誕生日が明確なキャラクターを好きになったことがない。だから、推しの誕生日をお祝いしたこともない。しかし、新たな推しは9月生まれ。そして時は今まさに9月。それに加えてようやく物語の終わりが見えてきて今月中にクリアできそう。ここまで条件がそろったらもう、クリア記念を兼ねて推しの誕生日を祝うしかないのでは…と考えている。でも問題がひとつあって、どれくらいのケーキを用意したらいいのかわからない。「日常生活の延長としてひっそり祝う」「家族は巻き込まない」という方針は決まっているのでホールケーキは却下されるものの、カットケーキはどこで買うべきか。スーパーやコンビニというわけにはいかないだろう。ということは和菓子屋のケーキコーナーか、それともいっそケーキ屋さんか…悩みどころだ。でも、この悩み自体が初体験なので楽しい。

 

以上、初めて推しキャラの誕生日を祝おうとしている件でした。9/28が待ち遠しい。

*1:私がプレイしているタイトル『AI  ソムニウムファイル』の登場人物。暴力団「熊倉組」二代目組長、熊倉猛馬さん。低身長だが背広が似合う美中年。作中年齢は48歳。誕生日は9月28日。

*2:アドベンチャーゲーム」の略で、主に物語を読んで進めていく内容のゲームのこと。