ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

なぜ「ただの日記」を書かないのか。

久しぶりにAmazonでTシャツを買いました。ディズニー100周年記念Tシャツ。ディズニー公式ネットストアではなぜか同じ商品がみつかりませんでしたが、Amazonによると「ディズニー公式商品。」とのこと。なんでまたこのようなTシャツを買ったのかというと、友人ちゃんの誕生日プレゼント(以下、誕プレ)です。私の仕事が繁忙期になってしまったので、彼女のお誕生日までにプレゼントを買いに行くヒマがなさそうだなと思ってAmazonしました。いかんせんAmazonはファッション専門サイトではないので、服を買うには不向きな通販サイトなのですが。服のサイズ感とか素材感とかよくわからないし。それでも買ったのは友人ちゃんのため。ディズニー100周年は去年(2023年)なので、あまり年月が経つと記念グッズがプレミア化して値上がりしてしまいます。おまけに流通量が減って買いにくくなるので、今のうちに買っておきました。我ながら良いことしたぜ。いや、いつもなら誕プレは店頭で直に見て選ぶんですけどね。でも、今回はちょっと例外。いつもコスメだと芸がないし。かといってシャンプーだと重いし。いっそ服でも贈るか?  でも、ユニクロ以外の服屋ってよくわからないし。悩んでて思い出したんですよ。Amazonで「ほしいものリスト」に入れておいたTシャツのこと。これはべつに誕プレ用じゃなくて、いつか贈ろうと思って入れておいたものです。時は来た。今こそ注文する時だ。しかし、Tシャツ一枚だけ注文するのもなんかな…同時に自分の物も注文するか。たとえばすげえ小さいやつ。これだけ送ってもらうの悪いな…と思うようなやつ。ということでSwitchのスティックカバーも同時にオーダーしました。こういうのって、家電量販店に行った時ぐらいしか買わないんですよね。しかも、なぜかシンプルなやつのほうが高かったりするし。この機に真っ黒のやつを買えてよかった…と、ここまで書いたけど、いまいち文字数が足りないですね。おまけにあまり内容がない。自分がしたことを書くだけの日記は書かないと決めているのに。このままだとエッセイにすらならないぞ。どうしよう。何か華麗なオチをつけなければ。しかし、この文章における華麗なオチってなんだ。要するに1000文字超えられればいいんだけど…ものはついでだから「ただの日記」を書かないようにしてる理由でも話しますかね。それは「ただの日記」を許してしまうと、そのまま日記ブログになってしまいそうで怖いからです。日記ブログなら書くことに困らなくなる(かもしれない)けど、それと同時に、読んでくれた人になんの情報も提供しない虚無ブログになりそうなのが怖いんですよ。ただでさえ社会的に虚無的な生活してるんだから、せめてネット上でぐらい、ささやかでも有益な人でありたいのです。とりとめのない内容になりましたが、無事に1000文字を超えたので、以上。

 

レビューサイトとブログの使い分け方に気がついた。

実はケイトの限定品「東京夜喫茶」シリーズのリップ、買えたんですよ(⇩)

スチームマットヌードリップEX-3 新月エスプレッソ

だからレビューしようかと思ってたんですけど、よく考えたらあまり書くことがないんですよ。今までリップ1本で1記事にできていたのは、その1本を選んだ理由とか、どこでいつ頃買ったとか、色々と前フリを書いていたからなんですよ。だから、前フリに書くことがないと文字数が稼げないんですよ。それなのに今回は特に書くことがないんですよ。だって、ケイトの限定コレクションですよ? プチプラ勢ならチェックしてるでしょ?  マット不可の薄顔勢ならスルーするかもしれないけど、私みたいな濃ゆい顔でマット大歓迎勢なら、どれか一品は買うでしょうよ。定番化どころか再販されるかどうかさえわからないんですよ?  一品ぐらい記念に買うでしょうよ。そんなミーハーな心理で買ったものにウンチクも何もないですよ。それでね、やっとわかったんです。ブログとレビューサイトの使い分けが。レビューサイトだと、むしろ前フリがいらない。LIPSとかでコスメのレビューを見てる人って、使用感とか発色とかを見たいのであって、レビュアーさんがそれを買うに至った経緯なんてべつに知りたくないんですよね。せいぜい「○○で買えたよ」ぐらいの情報があればいい。発売中のチェーン店がわかればいい。あとは忖度のない感想とか、実際の発色を写した画像とか、香りの有無とか、皮むけするかしないかとか、色持ちはどうかとか。ね? 思い当たるでしょ?  もちろん、ブログでもこういう情報は読めるんですよ。でもね、個人のブログだと、レビュー以外のことも書いてあったりするでしょ。筆者自身に興味がないと退屈なんですよね。その点レビューサイトは良い。書き手に興味がない人でも、レビューだけなら退屈せずに読めるから。気になるコスメの投稿だけを連続で読めるんだから、レビューサイトは最高だ…と、ここまで考えて、やっと気がついたんですよ。少なくとも、コスメのレビューサイトは、レビューだけを書きたい人が書いて、レビューだけを読みたい人が読んでる場所なんだって。みんながブログでポイントメイクの話をあまりしないのは、こういうことだったんだって。美容とか健康とか、長くなりそうなことはブログで書いて。少ない文字数でさくっと書けるポイントメイクのレビューはレビューサイトで書いて…というふうに、使い分けてる人もいるのかもしれない。こう考えると、どんな投稿サイトにも存在意義はある。なんでもブログで書けばいいってもんじゃない。この気づきが今回の収穫です。

 

以上、コスメレビューサイトと個人ブログの使い分け方にやっと気がついた件でした。

【初音ミクフィギュア】細部をけなしたので大枠をほめる。

みなさんこんばんは。3月9日(ミクの日)に発売された「ミクの日記念くじ」第二弾が、すでに売り切れている店舗があることに驚愕しているミーシックスです。今回は「細部をけなしたので大枠をほめる」件をお送りいたします。まあ大した話じゃなくて、この前引き当てた初音ミクフィギュアについてなんですけど(⇩)

mee6.hatenablog.jp

⇧の記事では「造形は良いのに塗りが甘い」と偉そうに酷評しました。まあ、これにも多少の善意はあって、なけなしのお金でゲットしたフィギュアの塗りがこんなだったらがっかりする人もいるだろうから「このフィギュアには個体差があるよ」と注意喚起したつもりなんですが。それにしても、けなしっぱなしというのは失礼でしょう。しかし、細部が雑な個体もあるのは事実です。だったら、大枠(キャラデザ)をほめて償いをしよう。これでバランスがとれるはず。ということで今回はタイトーくじ  初音ミク39(ミク)の日記念くじ 2nd season「B賞 スケールフィギュア~Melty Sugar ver.~」のキャラデザを称えたいと思います!

外箱の左側面には元イラストあり。

まずは衣装! シュガー(砂糖)がモチーフですが、使われている色のなかには見覚えのある色も。いつものノースリーブシャツの色、グレーと青緑が使われているので、衣装の甘さは控えめ。ケーキなどスイーツそのものがモチーフならばもっと甘々な色使いになるのでしょうが、今回の色使いは元の衣装に近いですね。ミクちゃんの「いつものファッション」といえば、青緑色のロングツインテール・ピン付きネクタイ・ノースリーブシャツ・アームカバー・ミニスカート・ウォレットチェーン・ニーハイブーツ。これを踏まえると今回のキャラデザは、ロングツインテール・ノースリーブシャツ・アームカバーを踏襲しており、上半身はかなり安心感がある。シャツには襟があり、襟元にはリボンタイが巻かれています。衣装の形も、いつものファッションにかなり近い。下半身はフリルスカート+膝上丈ストッキング+ショートブーツ。長いストッキングとショートブーツの組み合わせにより、ニーハイブーツを思わせるシルエットになっています。スカートには大きなリボンがつけられ、ウォレットチェーンによる左右非対称さを再現。初音ミクファッション」の要点をしっかり押さえつつ、記念衣装としての可愛さが足されている。この衣装デザインは素敵!

続いて、ポーズについて。このポージングもお見事。滑りやすそうな液体砂糖(たぶん)の上に立っているのに、足元の接地面積は少ない。上半身をぐっと前に出すためのポーズなのでしょうが、これはもう、スタントマンか二次元アイドルにしかできない奇跡のポーズ。リアル人間が真似したらすっころびそうなポーズですが、これは立体化を前提にしているのでしょう。どこから見ても映えるポーズにしたらこうなったのか。立体映えを考えて絵が描けるとは。この絵師さん、天才だな! と感動したしだいです。

ついでに言うと、イラストでは髪についていた白い粒を耳たぶにつけてイヤリングにしたり、左上腕に赤い「01」が描き加えてあったりと、立体化に際して原型師さん(?)が細部をフォローしたこともうかがえます。フィギュアは共同作業でできてるんだと実感。膨大な労力をかけてつくられたものだと思うと、ますます愛着がわいて良いですね。立体物としてはけなしちゃったけど、何度見てもこのキャラデザは神がかってます。我ながら、えらいもんを手に入れたぜ。末永くよろしくね、ミクちゃん。

 

以上、初音ミクフィギュアのキャラデザをほめちぎりました。

【コンデジ】Optio NB1000使ってる【リコー】

お題「愛用のカメラやレンズ」

 

 自分でカメラを買ったのは大学生になってからだった。課題の作成物では文章の他に画像(写真)が必要なのもあり、新生活に浮かれていたこともあり、ついに自分のカメラを買うことにした。郊外のバス停近くにあるこじんまりとした家電量販店で選んだのは、銀色で薄くて手のひらサイズの小さなデジカメ。これが私のコンデジデビューだ。それまでデジカメといえば実家にあるもの、父の物だった。それがどうだ。今、私の手の中には自分の、自分だけのカメラがある。課題で使うだけでは味気ないから、他にも楽しいものをたくさん撮ろう。桜とかケーキとか面白い看板とか。とにかく、目についたものを片っ端から撮ろう。そう思っていたのに、せっかくのコンデジはあまり持ち歩かなかった。なぜだろう。やはり、ケータイで事足りていたからか。それとも単純に、持ち歩くのを忘れていたからなのか。

 学生時代に買ったコンデジが活躍したのは卒業した後だった。新卒で就職し損ねた私はヤフオクAmazonの出品者になって日銭を稼ぐようになる。Amazonには元から商品画像がある商品が多いので画像を用意することはめったになかったが、ヤフオクの場合は出品者が画像を用意しないといけない。ここでコンデジの出番である。安価なコンデジは、写真やカメラの知識がないド素人むけに設計されており、多彩な撮影モードが用意されている。特にありがたかったのは「名刺モード」だ。このモードは名前の通り、本来なら名刺の撮影に使う。しかし私は四角いもの、特に本の撮影に使っていた。四角いものを斜め上から撮ると台形に写るのだが、名刺モードで撮影すると、台形のものを四角に補正してくれるので便利だった。後にこのカメラは黒いレース柄の蒔絵風シールでデコられ、私の手のなかで誇らしげに輝いていた。

 残念ながら上記の初コンデジとはお別れしてしまったが、その後に買ったコンデジはまだ現役で働いている。機種名は「Optio NB1000」で、メーカーはリコー(⇩)

www.ricoh-imaging.co.jp

メーカー公式サイトによると、PENTAXとnanoblockのコラボ商品とのこと。カラバリはアースカラーの「サファリ」と、モノクロの「モノトーン」の2色で、私が持っているのはサファリのほうだ。今はもう流通していないが、Amazonで買った当時の価格はわずか8000円ほど。この安さ、さては型落ち品か。店頭では見たことのない商品だし、この機を逃せば二度と買えないだろう。今後の活動のためにもデジカメは必要だし、この値段ならフリーターの私でも買える。痛い出費ではあるが、いずれ元が取れる。何よりこの、遊び心あるデザインが気に入ったので注文した。このカメラは今でも大切な相棒だ。ブログで使う写真のほとんどはこのカメラで撮っている(⇩)

mee6.hatenablog.jp

このコンデジチープな外見に反して意外と長持ちしている。バッテリー自体が寿命になり、充電できなくなるまでは使い続けたいと思う。このカメラの作例が見たい方はこちらのリンクをどうぞ(⇩)

mee6.hatenablog.jp

 

以上、カメラはコンデジの「Optio NB1000」を愛用している件でした。

【タイトーくじ】初音ミクくじ、一発でB賞フィギュア引き当てた!

「キャラクターくじ」といえば「一番くじ」だと思ってました。というか一番くじしか知らなかったんです。しかし、ファミ通で「『初音ミクタイトーくじが本日(3/9)発売。」という記事をみつけまして(⇩)

www.famitsu.com

タイトーくじ?  初めてきいたけど、すごいじゃん。一番くじより値段は高いけど、それだけ景品も豪華!  特にこの「ミクの日記念くじ」は末等でもアクリルスタンドなので、全景品が立体グッズ!  これはすごい。すごすぎる。さすがにA賞は当たらないだろうけど、C賞のミニフィギュアぐらいなら当たるでしょ。まあ私は転売屋でも初音ミクのガチ勢でもないし、値段も値段だし、記念受験ならぬ記念チャレンジだし。引くのは1回だけにしとこ。そのかわり、競争率の低そうなところを狙おう。ということで、おでかけのついでにドンキに行ってきました。そう、あの、みなさんご存じのカオスな雑貨屋「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」です。相変わらず売り場が迷宮なドンキでやっとの思いで引いたくじ(ドンキ価格では1回999円)の結果は(⇩)

開封のB賞

なんと、驚きのB賞でした。これで999円はコスパ良すぎるだろ。いきなりデカい(物理)景品を当ててしまった。まさか一発でスケールフィギュアを引き当てるとは。ご近所のガチ勢の人たち、ごめんなさい。でも、超うれしい。レジで「B賞ですね。どうぞ」って店員さんから箱を渡された瞬間はぜんぜん実感わかなくて「あ、どうも」とかなんとかつぶやいて、エコバッグにそそくさとつっこんでしまったんですが。家に帰って撮影してみたら、やっと実感わいてきて。次の瞬間「どこに置こう。本棚整理しなきゃ」と思ったんですけど。よく考えたら新しい攻略本を予約してるから、古いバージョンは処分しないといけなかった。これを機に攻略本を捨てて本の配置を変えたら、ちゃんと本棚に収まったので一安心です。それではフィギュア撮影の続き(⇩)

箱の右側面には小窓がある。引いた証拠のくじも撮影。

後と左側面。イラストと写真。

⇧の画像は事情により横向きでお送りしていますが、どうですかこのクオリティ。箱だけ見てる分には申し分ない。これが受注生産の予約販売商品なら2万円以上してもおかしくないけど、くじの景品らしさが出てくるのはフィギュアの細部です(⇩)

左のつま先にご注目。これじゃ足袋でしょ。

残念ながら私が引いたのはちょっと難ありの個体でした。まずは足。左足のつま先に塗りムラがあって塗料が盛り上がっており、ショートブーツのはずなのに足袋のような割れ目があります。右足はツルリときれいに塗られているのに。さては、左足で集中力が尽きたな? さらに問題なのは襟元です(⇩)

黒い◇がおもいっきりズレてる!

幸いにして顔には問題ありませんが、リボンの黒い◇が大きくズレています。形を保ったまま位置だけずれているので、スタンプ式なのかな。よく見たら髪についてる白いキューブに微細な汚れもあるし。造形は良いのに塗りがいまいち。これがくじ引きクオリティか。正直、予約して〇万円払ってこれが届いたら許せませんが、スケールフィギュアとはいえ今回はくじ引きの景品です。しかも私は1回しか引いていません。この一体に999円しか払っていない人間に、これ以上文句を言う資格はない。私から言えることはひとつ。フィギュアといってもくじの景品ならクオリティはそこそこなので、それでもよければ好きなだけくじを引くがよい。

 

以上、ミクの日記念くじ引いたら1回でB賞を当てた件でした。改めてうれしい。

【ロムアンド】ミルクティーベルベット08番レビュー!

Amazonの新生活セールを見るついでにタイムセールをチェックしたら、ロムアンドのミルクティーベルベットシリーズも対象だったので、気になってた2色買いました。ほしかった色はすべて買えたので満足。あとは、入れ替えに何を捨てるか。数日前にハンカチを整理して少し減らしたところなんだけど、そろそろコスメのストック置き場が満杯なので、いくつか減らそうと思います。同ジャンルで処分できればそれにこしたことない。ということで、今回は2色のうち「08  アールグレイティー」をレビューします。まずはパケ画像(⇩)

やっぱり高級チョコ菓子みたいなパケ。

このシリーズは何度見てもデパ地下の高級チョコ菓子みたいなパケですね。続いて使用レビュー(⇩)

実はココアの香りがする。

rom&nd milk tea velvet tint 08 Earl grey tea:原液からは香ばしいココアの香りがする。なぜか同シリーズのブラックティーよりも香り高い気がする。あまりにも良い香りなので、うっかり唇を舐めそうになる。ボトルに入っている時はオレンジに見えるが、原液は青みかかった赤に見える。実際に塗って見るとボトルに入っている時の色に近い。つまりダークオレンジである。失礼ながらフーミーのヌメリップ「レディッシュブラウン」によく似た色で、ヌメリップからツヤを消してマットにしたかのような色。家で「アールグレイティー」を塗って出たら、出先のお直しは「レディッシュブラウン」にすれば違和感がないかもしれない。ブラウンなどイエベ系の服でなければ合わせにくそうで、発色からすると明らかにプライベートむけ。乾いた唇に直塗りしてもパサつかないのはさすが。これからマットリップは「ベルベット」と名乗っているものを買えば快適かもしれない。

 

使用感はざっとこんな感じ。あいにくと手持ちの服には合わせにくそうだけど、買わないで後悔するよりも買って後悔するほうがマシなので、まあよし。安価で小さな物はどんどん買ってトライ&エラーしていくべし。思うに、日本メーカーはマットリップが不得手な気がする。ちふれの詰め替えリップ(質感はセミマット)ぐらいが日本のプチプラコスメの限界なのかもしれない。ここ数年で自分の顔立ちの濃さに気づいて、せっかくマットリップ好きになってきたのに嘆かわしい。やっぱ、マットリップといえば海外コスメ。韓国コスメが身近なところで買える時代になって嬉しい。

 

以上、ロムアンドのミルクティーベルベット08番レビューしました。Amazonへのリンクはこちら(⇩)

https://amzn.to/3V0YVez

せっかくの2月29日だから、マニキュアを整理する。

今年はうるう年。そして本日は、幻の2月29日。4年に一度しか来ない珍しい日となれば、何かしたくなる。せっかくの日だから、有意義な一日にしよう。寒かったけれど窓を開けて、マニキュアの整理をした。任天堂の記事が読みたくて久しぶりに買った日経新聞。Switchの次世代機に関する勇み足な記事を切り取って、スクラップブックに貼りつける。残った新聞紙はマニキュアを処分するのに使わせてもらった。調べたところによると、マニキュアは中身を新聞紙などにあけて、ビンを空にしてから捨てたほうがよいらしい。家族に「シンナー臭い!」と文句を言われながら、ひたすらマニキュアのビンを振った。ビンは逆さにして、口を新聞紙にむけている。時には綿棒を使いながら、未開封品でも容赦なく中身を出す。エナメル液が2層に分離していて使えなさそうに見えても固まってはおらず、意外とまだまだ使えそうだったりする。結局、5本ほど残した。ネイルホリックの限定色だったり、ダイソーで買ったピールオフネイルポリッシュだったり。既存色や定番商品でない物は買いなおしができないので、つい残してしまう。次にまたマニキュアがマイブームになるのは当分先だし、その頃にはもうこの色は似合わないかもしれないのに、未練が断ち切れない。一度捨てたら取り戻せないので、捨てて後悔するぐらいならとっておいてもいいと思う。マニキュアのビンは小さくて場所を取らないから。ただし収納ケースは決めておいて、そこに入りきらなくなったら減らす、という鉄則は守る。でないと、安さと小ささを言い訳にして増やしてしまうから。学生時代の下宿が汚部屋になってしまったのは、収納の上限を決めていなかったからだと思う。今は片づけのコツをつかんでいるから大丈夫。「片づけ」が必要なのは、持ち物の量が部屋の収納力を上回っているから。だったら最初から、収納力以上の物を買わなければいいだけの話である。そうすれば特別な整理整頓スキルを持たなくても家をきれいに保てる。我ながらこれは大いなる発見だと思う。収納力を超えた物量を減らさずに片づけようとするから、プロの助言が必要になるのだ。「いかに持ち物を減らすか」ではなく「収納スペースと戦わない」ことに主眼を置いたほうが気楽で良いと思う。持ち物を減らすことに注力してしまうと、物を買うこと自体に罪悪感を持つようになりかねず、お買い物が楽しめなくなりそうだから。それはそれで人生を損している気がするので、お片づけもほどほどに。

 

以上、2/29にマニキュアを整理したら片づけの真理に気がついた件でした。