ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

『アタゴオル』は爽やかなので子供でも一気読みできました。

今週のお題「一気読みした漫画」

 

私は両親が選んだマンガを読んで育ったが、いかんせんそれは子供むけではなかった。あくまでも親たちが自分で読むために買い集めたものだったからだ。だから古い少女マンガだったり、エロ・グロな作風だったりした。覚えている限りであげてみると『ポーの一族』『綿の国星』『コスメの魔法』『OL進化論』『おい! ピータン』『のだめカンタービレ』『弥次喜多in Deep』『ラストマン』『ヘルシング』『銃夢』…このぐらいだろうか。こうしてタイトルをあげてみると本当に脈略がないが、実家の書庫は二人で共有されていたことを考えれば不思議はない。少女マンガ・エログロ以外でいうと『プラネテス』『おたんこナース』『ギャラリーフェイク』『アタゴオル』があった。『ギャラリーフェイク』と『アタゴオル』は今でも読んでいて愛着のある作品だ。真のマンガ好きからすれば上記のラインナップではディープとはとても言えないだろうが、私は両親の趣味を両方とも摂取したおかげでマンガ界の広さを垣間見た。萩尾望都大島弓子で知った繊細さ、しりあがり寿で知ったヘタウマ画風、江川達也で知ったエロさ、平野耕太で知ったグロさ、木城ゆきとで知ったSFというジャンル。ここに小学生の時に学級文庫で読んだ『火の鳥』と、親が買ってくれた『カードキャプターさくら』を加えれば、私が幼少期に読んだマンガのほぼ全てである。ざっと15作ぐらいか。意外と少ないところを見ると私は小説派の子供だったらしい。マンガだと絵があるので作中の状況が理解しやすくなる反面、小説よりも情報量が増えるので少し苦手だったのかもしれない。

こんな私が一気読みしたマンガはどれだったんだろう。大人になって自分で選んだ作品のほうが一気読みしやすいのだろうか。えーと…あ、大学の図書館で借りたマンガ版『風の谷のナウシカ』はハードカバーでめっちゃ分厚かったけど一気読みしたなあ。実家の書庫にあったものでは『銃夢』の地上編と、『アタゴオル』のスコラ漫画文庫シリーズは一気読みした。でも『銃夢』の地上編のでっかい単行本はもう手元にないんだよチクショウ。だって判型が大きすぎでかさばったんだもの。引っ越しと同時に処分しちゃったから語れないんだよ勘弁して。そのかわりに『アタゴオル』について無意味に分析して熱弁(主にキャラ萌え)した過去記事へのリンクを貼っておくから(⇩)

mee6.hatenablog.jp

 

以上、幼少期に一気読みしたマンガでした。