ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

推しのブックカバー買ったけどつける本がない。

推しのジャファー様が刻印された合皮のブックカバーを買ったのはいいのだが(⇩)

つける本がなくて困っている。文庫本サイズとのことなので我が家にある文庫のラインナップを確認したら、ほぼ星新一ショートショート集だった。あとは『綿の国星』と『アタゴオル』ぐらいだ。続き物のマンガに一冊だけカバーかけるのは嫌だし、星新一ショートショートの分類はSFだし。どうも今のラインナップでジャファー様にふさわしい本はない。どうしたものか。こうなれば買うか。今うちに一番たくさんあるのは新潮文庫なので、できれば新潮文庫から1冊買いたいところだが。問題は検索キーワードである。新潮社の公式サイトを見たところ、現在の新潮文庫のラインナップは4000冊以上。漠然と「何か文庫がほしい」と思っているだけでは到底しぼりこめない。しかし形態は文庫でないと困るので「詳細検索」機能を使ってみた。これなら発行形態とタイトルに加えて「キーワード」検索もできるので、タイトルよりも内容で検索したい時に便利。今回の検索キーワードは「鳥」にした。ジャファー様は魔法使いなので「魔術」で検索してみようかとも思ったが、それでは直球すぎて面白くないし、ファンタジー小説ばかりヒットしそうなので却下。相棒のイアーゴや手下のファージャはオウムとのことなので、今回は「鳥」を採用。ジャファー様はいつも左肩にイアーゴを乗せていても不快でない程度には鳥好き(のはず)。何か生物系で、読み物としても面白そうな本がヒットしてくれますように。発行形態:文庫、キーワード:鳥。検索結果は…347件。うんうん。十分に絞り込めたな! 実は「nex」や「美術文庫」も検索範囲に指定したのでヒット数が多くなったのだが、むしろこれぐらい候補があったほうが探しやすくてよい。20件表示➡100件表示に変更してざっと見たところ、「カラスは飼えるか」「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ。」「文明の子」が気になった。「文明の子」はタイトルの短さが気に入って詳細を見てみたら長編小説だ。うーん。個人的には読んでみたいがジャファー様がフィクションをお読みになるとは思えない。ジャファー様の「ミラーウォーズ」での二つ名は「シーカー(探究者)」だそうなので、権力欲よりも知識欲が勝っており、知的好奇心の塊のような性格なのだろう。そう考えるとやはり、小説よりも生物学系がよさそうだ。カラスはマレフィセント様の領分なので、ここは『鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ。』を選ぶべきか。うんうん。これでほぼ決定だな。まあ、こうしてブログで思考を整理して買うものを決定したところで買わないこともあるのだが、候補を決めることは必要だ。このブックカバーを額に入れて飾るという手もあるが、せっかくなので一度は使いたい。

 

以上、推しのブックカバー買ったけどつける本がない件をお送りいたしました。

 

 

追記:ちなみにこのブックカバー「アイアップ デザイン小物  文庫本サイズ ブックカバー ヴィランズ」のラインナップは、「ジャファー」「マレフィセント」「イビルクイーン」「ハートの女王」となっている。ディズニーヴィランズの中でも有名かつ知的な方々を選んだのだと思うが、他の3人はともかく「ハートの女王」が本を読むのか疑問。男女比を考えるとむしろフロロー様のほうがよかったのでは。まあ、ジャファー様はブックカバーが似合う知的な方だと公式が認めてくださっただけ良いか。

 

追記2:後日、文庫を試したらカバーが少し余ったので新書を試したら、今度は⇩

新書を試したら入らない。

カバーとまったく同じ幅だったため、縫い代のせいでギリギリ入らない。日本の出版物の規格で言えば文庫サイズなのか。このカバーは新書に短し文庫に長し。せっかくのヴィラングッズが使いこなせないという悲しい結果になった。もう飾るか。

 

※この記事は2023/8/3に画像を加えて追記しました。