ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

【ポケモン】ユキメノコを見分けられたら熟練です。

リップのレビュー記事で新読者さまを獲得して早々で申し訳ないのですが、ポケモンの記事です。私はポケモン『バイオレット』でよく大発生に突撃しているので、色ちがいの個体は野生でゲットすることが多いです。大発生の他にも、フィールド上にいる小さな群れ(進化形態が初期形態を引率している群れ)にも色ちがいが混ざっていることがあります。フィールド上にプレイヤーと野生ポケモンが同時に存在するのはオートバトルの観点からは効率的ですばらしいですが、そのかわりに移動中でも気を抜くことはできなくなりました。怖ろしい環境になったものです。

怖ろしいといえば、色ちがいと通常個体の見分けにくさもまた怖ろしい。以前の記事でも話題にしましたが、全体ではなく一部だけ異なる色になるパターンもあり、もはや、あらかじめ「色ちがい」のカラーリングを知っていなければ見分けるのが困難になる種も現れました。逆に言えば、全身が変色している種なら見分けやすい。私はそう信じていました。しかし先日、信じられない例に遭遇します。ユキメノコです(⇩)

色ちがいです。

⇧の画像だけ見るとあまりにも自然なカラーリングですね。思うに、ユキメノコのカラーリングは完成度が高すぎて、部分ちがいにはできなかったのでしょう。どこが色ちがいなのか単独ではまったくわかりませんね。通常個体と比べてみましょう。まずは通常個体(⇩)

結晶洞窟の出身。通常色。

次に、再びの色ちがい(⇩)

色ちがいはブルベカラー。

どうでしょうか。見比べるとなんとかわかりますね。通常個体の帯は朱色で、全体的に薄っすらと黄みかかっています。これに対して色ちがいは、帯の色がスカーレットで、全体的に青みかかっています。メイク用語で言えばユキメノコは、通常:イエベ、色ちがい:ブルベという感じですね。こう覚えれば大発生の現場で気づけるかもしれません。ユキメノコの色ちがいが単独で何気なく浮遊していたら気づけないと思います。出会ったのが大発生の現場で本当によかった。通常個体と見比べられたから気づけました。同じ照明の下で見ているはずなのに、この個体だけ微妙に見え方がちがう気がして、念のために突撃したら色ちがいでした。みんな、ゲームしてる時ぐらい自分の直感を信じよう。私はユキメノコのデザインが好きで、大した経験値にもならないのに、よく大発生の現場に突撃しています。だから(ユキメノコに無関心なプレイヤーよりは)たくさんのユキメノコを見ています。見慣れたものだからこそ、小さな差異に気づくことができたのです。よく「継続は力なり」と言いますが、正確には「回数は力なり」です。習熟したいことがあれば何回も練習するしかない。それはゲームでも同じ。「継続は力なり」と言われるのは、たくさん練習するのに長い期間が必要だから。人間は「長くしていること」よりも「たくさんしたこと」や「しょっちゅうしていること」のほうが上達するのだと思います。私がユキメノコを見分けられたのは、ユキメノコが好きでたくさん見たからです。みなさまも何かの熟練者になりたければ「長く続ける」ことではなく「たくさんする」ことを心がければよいかと。

 

以上、色ちがい見分け職人になりつつある件をお送りいたしました。ユキメノコが見分けられたら、あなたも熟練者です。