ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

唇の乾き方が変わったので口紅が塗りやすい。

若い頃と比べて唇の乾き方が変わってきたので、最近は口紅が塗りやすくなって助かっています。珍しく「歳を取ってよかったな」と思いました。

若い頃、唇が乾燥する時期は薄皮が浮いていました。それも、爪でむけるぐらいにパリパリになっていました。要するに表面がひび割れていたのです。深く裂けていたわけではなかったので出血はしていませんでしたが、下手に薄皮をむいて血が出てしまったことがあります。これぐらい乾燥しているのなら爪でむけるのではないかと、ついむいてしまいました。

これに対して現在は、唇が乾いても平らでいてくれるようになりました。表面が均一なので口紅が直塗りできて助かります。若い頃は「乾いてるけど平らな唇なんて、そんなご都合主義なもん実在するわけがない。唇を平らにするならリップクリームを塗るしかない」と思っていたのに、歳を取ってみたら、あら不思議。「乾いているけど平らな唇」が鏡の中に現れたではありませんか! なんて便利なんでしょう。

唇の表面が凸凹しているとリップクリームなどを塗らなければいけませんが、マット系の口紅は油分があるとヨレてしまうことがあるので、できれば直塗りしたい。特にメイベリンのSPステイ マットインクは、乾いた唇に塗布することが前提です。下地を塗った状態で「カップにつく」などとレビューするのはお門違い。この商品の本来の性能は、乾いた唇に直塗りすることで発揮されます。なので、私がこの商品の良さをわかるようになったのはここ1~2年のこと。せっかくポケモンコラボモデルを買ったので大事に使っています。使いにくいからって捨てなくて本当によかった。

唇が平らに乾くようになってから、気づいたことがあります。要するに、世の中の口紅は「乾いても平らな状態」の唇に塗ることを前提にしているのではないかと。よく考えたら、リップクリームを下地にするのはメーカー推奨の方法ではない。想定されてはいるでしょうが、公式がおすすめしている使い方ではありません。同じブランド内で発売されている下地なら重ね塗りするのが公式の使い方ですが、市販のリップクリームを下地にするのは、あくまでもユーザーの工夫です。非公式な使い方をしたうえで「色持ち悪い」とか「いまひとつ」とかレビューするのは失礼だと思うので、私は「リップクリームを下地にした」と明記するように心がけています。

最近は少し涼しくなり、唇が乾燥しやすい季節になりました。これからも、いたずらに加齢を嘆くことなく、平らに乾いた便利な唇を楽しんで生きます。

 

以上、唇の乾き方が変わったので口紅が塗りやすくなって助かっている件をお送りいたしました。メイベリンのSPステイ マットインクのポケモンコラボ商品について、詳しくはこちらをどうぞ(⇩)※過去の商品なので現在は流通していません。

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