ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

【ネタバレ注意】『怪盗グルーのミニオン大脱走』は、続編が観たい!

目次

今回は、紹介&感想の記事です。

劇場公開中の映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』を観てきました!

以下、主要登場人物とあらすじを書きます。

 

登場人物

グルー:元・悪党。現在は反悪党同盟の捜査員。三姉妹の里親で、ルーシーの夫。

ルーシー:反悪党同盟の捜査員。グルーの妻で、同じく三姉妹の里親。

マーゴ:三姉妹の長女。眼鏡っ子

イディス:三姉妹の次女。気が強い。

アグネス:三姉妹の三女。ユニコーンが大好き。

ドルー:グルーの双子の兄弟。悪党の父親に引き取られたが、才能が乏しい。

バルタザール・ブラット:元・子役スター。大人になった今は現役の悪党。

 

あらすじ

バルタザール・ブラットを取り逃がしたことで、反悪党同盟を

クビになってしまったグルー。さらに、グルーをかばったルーシーまで

いっしょにクビになってしまった。

 

夫婦同時に無職になってしまったことを、素直に三姉妹に告げたグルー。

心配した三女のアグネスは、庭で自分のおもちゃを売りだした。

 

そこに現れたのは、見知らぬ紳士。あまりにしつこく話しかけてくるので

根負けしたグルーが話を聞くと、なんとグルーには双子の兄弟がいて、

グルーに会いたがっているという。

 

グルーが急いで母に確認したところ、本当に兄弟がいるらしい。

両親が離婚した時に、双子は別々に引き取られたというのだ!

グルーたちはさっそく、彼に会いに行った。

 

そこにいたのは、髪は金髪でフサフサ、社交的でお金持ちの、

顔しかグルーに似ていない男だった。

職業は養豚家だそうだが、実は悪党になりたいのだという。

 

地下にあった設備と車を見ると、どうも本当らしい。

町で一騒動起こしたグルーとドルー。これは楽しい!

ドルーから「何か盗みたいものはないか」ときかれ、

「世界一大きなダイヤを盗むというのはどうだ」と答えるグルー。

 

グルーはバルタザール・ブラットからダイヤを奪い返し、

あわよくば本人を捕まえて、反悪党同盟に復帰することを計画していた。

 

反悪党同盟に復帰したいグルーと、悪党デビューしたいドルー。

はたして、二人の目的は叶うのか?

 

観た感想など(ネタバレ注意!)

子役スター時代の栄光を引きずるあまりに性格がねじ曲がってしまったのが、

今回の悪党、バルタザール・ブラットです。

うーん、さすがフィクション! 現実ではここまで過去の栄光を

ひきずっている人は、さすがにいないでしょうね。

なにせバルタザール・ブラットは、もうおヒゲの似合う中年ですし。

 

過去に生き、ハリウッドへの復讐に息まいているブラットと、

今に生き、家族のためにがんばるグルーが対比されています。

最近のグルーさんは、悪党時代とはまたちがう意味でかっこいい。

しかし、悪党大好きミニオンズには、このかっこよさはわからないよなあ。

 

ちなみに、ミニオンズが捕まった罪状は、おそらく不法侵入。

クビになっても悪党に戻らないグルーに幻滅して家出したミニオンズは、

ピザの宅配車を追ってスタジオに侵入し、

オーディション会場ですばらしい歌を披露してから御用となります。

 

で、映画タイトルの「大脱走」に。

新聞でグルーのことを読んだミニオンズ。ボスの下へ行かなければと、

脱走を決意。洗濯機や便器や囚人服のハギレなどで、

即席の乗り物をつくり、空から脱獄しました。なんて優秀なんだ!

 

あと、今回はルーシーもかっこよかった。

アグネスの悲鳴が聞こえてきた店に殴り込んで、居合わせた客たちを

叩きのめして、アグネスとイディスを連れて店を出ます。

ま、ホントは全員が濡れ衣で、ルーシーの勘違いなんですけど。

とにかく強くてかっこいいママのルーシーでした。

今回、三姉妹を助けたのはルーシーです。

 

ドルーとともに、ブラットのアジトへ侵入したグルー。

いつもは失敗しがちなのに、ドルーを引率してダイヤを奪還!

あれ、意外とイケてるじゃん、グルーさん。

あ、今までは相手が優秀すぎただけか! 

 

そうか、グルーさんをAクラスとすると、今までの相手はSクラスで

歯が立たなかっただけなんだなあ。グルーさん、ホントは優秀じゃん!

 

最終的にはグルーがブラットに勝って、

反悪党同盟に夫婦ともに復帰してめでたしめでたし、

とはならなかった!

 

この一件で仲良くなったドルーは、グルーの家に泊まりに来ていました。

まくら投げ大会を終えて寝るのかと思いきや、

なんとドルーは、ミニオンズを連れて、グルーのマシンを盗んで逃げた!

 

ああ。そうだった。悪党大好きミニオンズには、

今のグルーのかっこよさはわからないのだ。ミニオンズには、

野心家のドルーのほうが、かっこよく見えたのだ!

 

今日からはこの人が新しいボスだと、うれしそうにドルーに

ついていってしまったミニオンズ。

ミニオンズとグルーがまた、離れ離れになってしまった!

これはもう、続編の企画があるってオチですよね!

 

次はきっと、グルーvsドルーになるんだろうなあ。

エンドロールは、黒いスーツの捜査員グルーと

白いスーツの悪党ドルーの追いかけっこだったし。

 

ああ、続編が楽しみでしょうがない!

 

以上、『怪盗グルーのミニオン大脱走』は、続編が観たい件をお送りしました。

 

 

自分の好みを自覚できれば、お気に入りに出会いやすいかも。

お題「はてなブログをはじめて良かったこと」

 

目次

 

今回は、お題に答えつつ私見を述べる記事です。

自分の好みって意外と自覚できていないもの。例えば、このブログで紹介してきたアイテムの共通点は何か、とか。「なんでこれを買ったの?」って訊かれたら以前は答えられませんでしたが、はてなブログで70記事ほど書いた今なら答えられます。これが私の「はてなブログをはじめて良かったこと」です。私は「実用性をなくさない程度に、遊び心があるもの」が好きであることが自覚できました。以下、例をあげてみます。

 

例1、ロレッタ・デビルのブラックシャンプー

f:id:Mee6:20170716170828j:plain

このボトルのデザインはおもしろいですが、ボトルラックにさすのは簡単です。べつにつっかえることはない。私はボトルラックにさしにくい形状のシャンプーボトルが嫌いです。ハ〇ーチェとか。こんな感じのやつ(以下、手描き画像。ポンプ部省略)

 

f:id:Mee6:20170805212215p:plain

この形と、上の画像の黒いボトルを比べてみれば、どちらがよりラックにさしやすいかは一目瞭然です。これは私が実際に買って使った例ですが、この他にもドラッグストアで凝った形のボトルを見ると「これ、すごくラックにさしにくそう」 と思ってしまいます。凝り過ぎた形のものは作り手の自己満足に見えて、使う人のことを考えていなさそうだから嫌いなのです。私はハ〇ーチェの一件にこりて、凝った形のボトルに入ったシャンプーは買わなくなりました。容器からして使う人のことを考えていないのですから、中身の成分なんて、なおさらじゃないかと。

その点、上記のブラックシャンプーのデザインには好感が持てます。このシャンプーボトルにあるのは適度な遊び心なのであって、奇をてらった、過度な装飾ではありません。中身の成分にも期待できそうです。シャンプーは見た目で選んでもいいと思います。私は男性用のシャンプーの、シンプルなボトルが好きです。夏場は清涼感がほしいこともあり、男性用シャンプーを使うこともあります。実用的なボトルに入ったシャンプーの成分は実用的なんじゃないかと。

 

例2、ノーティ・マグカップ スマイル シリーズ

外側の底面にスマイルが描いてあるマグカップ。これもちょっとおもしろいですが、本体は普通のマグカップです。詳しくは過去記事をどうぞ。

 

mee6.hatenablog.jp より。

 

実用性はまったく損なわずに、遊び心だけをプラス。これぞ理想のマグカップだと思います。このマグカップだけではなく、動物のイラストが本体に描かれていて、取っ手がその動物のしっぽになっているやつ(⬇︎)も好き。

 

f:id:Mee6:20200612193338j:plain

ダイソーで300円だった猫のガラスカップ

これも、実用性と遊び心がうまく同居している好例だと思います。

 

例3、サエラのビニール傘

ビニール傘では傘骨が丸見えになる。この特性を利用し「見せる傘骨」として傘骨をカラフルにした商品があります。この傘にも個別記事があるので、詳しくはこちら(⬇︎)をどうぞ。

 

mee6.hatenablog.jp

 

これだってべつに、傘骨に色をつけたぐらいでは、さしにくくなりません。それどころかこの傘の場合、持ち手の形を変えて、さしやすくしています。

以下、画像です。

 

f:id:Mee6:20170629160907j:plain

白く囲んであるところがロゴマークです。

この持ち手に至っては、遊び心が実用性を向上させています。損なっていないどころではありません。

 

まとめ。自分の持ち物には共通点がある。

一見しただけでは共通点がないものでも、同一人物の持ち物である場合は共通点があります。あなたの持ち物にも、よく見ればきっと、無自覚な共通点があるのです。その共通点(自分の好み)が自覚できれば、自分の基準に合わないものを、流行などのいらない情報に流されて買うことはなくなります。つまり、自分の好みを自覚すれば、お金や時間や労力が節約できる。そうなれば、お気に入りのものに出会いやすくなるかも。お気に入りのものばかりのお部屋で暮らすためにも、一度、自問してみましょう。「私はなぜ、これを選んだんだろう」と。

 

以上、「はてなブログをはじめて良かったこと」と、それに関する私見をお送りしました。

 

※本記事は2020年6月12日に修正して画像を加えました。

マンガ『本日のバーガー』の主役はハンバーガーである。

目次

 

今回ご紹介するのは、世界のハンバーガーを紹介するグルメマンガ『本日のバーガー』。私が読んだのは14巻までです(以下、続刊)。正直な話、本作でオススメなのは10巻まで。これ以降はハンバーガー自体ではなく登場人物に焦点が当たってきて、ストーリーの引き伸ばしに入った印象でした。引き延ばしに入るのは人気作の証拠。商業マンガ的には成功しているようですが、個人的にはバーガーフェスが無事に終わったところで物語も終わっていたほうが作品としてはよかったと思います。私は14巻で読むのをやめてしまいました。それでも本作は存在自体が面白いので、この記事は残してあります。マンガのお話をするのなら、表紙をお見せしなければ。以下、リンクを兼ねた画像です。

 

はい、こちらが1巻のカバーです。このように、ハンバーガーの絵がタイトルの上にどーんと描かれているのが特徴。ずっと同じ構図でした。バーガー+人物で背景の色も同じ。パンを連想させる落ち着いた色合いです。このマンガを紹介しようと思った理由は、単純に自分の前記事からの流れでした。ついでに過去記事もどうぞ。以下、リンクです。

 

mee6.hatenablog.jp より。

 

せっかくなので、この流れでこちらのマンガも紹介しようと。毎度、新刊を楽しみにしていた作品でした。

 

このマンガの内容(主役はハンバーガーだけど)

博識の店主が世界各地のハンバーガーを自店でつくり、お客さんが持ち込む人間関係のお悩み(頼みごと)を解決していくグルメマンガ。こういう、一つのテーマがあるマンガで、ひとつのお店が舞台になる場合「いや、なぜその悩みをこの店で解決しようと思ったんだ」と感じることがしばしば。

しかし、これには作者の事情があります。ただの紹介だけなら図鑑でいい。マンガにするからには「お話にする」ことが必要です。この独特のムリヤリ感を楽しめない方、現代日本が舞台になっている作品にはリアリティ(現実味)を求める方にはオススメできない類のマンガもあります。『本日のバーガー』もそのひとつです。同じ商店街の和菓子屋さんや、ライバルのバーガーショップの店主や、お客さんの高校生とその周辺の人たちなどからの依頼が、なぜかハンバーガーショップ「アンリミテッド・ソウルズ」の店主・神宮寺さんに持ち込まれます。なかには「アンリミテット・ソウルズ」の味を気に入った投資家が投資をするかどうか見極めに来店、なんてマトモな話もありますが、ほとんどは人間関係のお悩み相談です。

お悩み相談の詳しい内容は割愛しまして、この作品で紹介されたバーガーの一部をあげてみます。

 

・ザリガニがパティになっている「ポーボーイ・バーガー」

・羊の内臓の料理、ハギスがはさまれた「ハギス・バーガー」

・グレイビーソースをかけてタマネギをトッピングし、ナイフとフォークで食べる「ボフサンドイッチ」

 

以上、作中に登場するバーガーのうち、文字で説明するだけでもおもしろいバーガーを選んでみました。ハンバーガーも高級になってくると、大人の食べ物になるんですね!

このほかにも、おもしろい・おいしそうなバーガーがたくさん紹介されています。一読すれば、ハンバーガーのウンチクを語れるようになるかも。ハンバーガーに詳しくなることは間違いないでしょう。マンガの「お話」は世界各地のバーガーを読者に紹介するための前フリなのです。この作品の主役はハンバーガです。

10巻ですでに、過去に登場したゲストキャラが再び登場したりしてストーリーを引きのばしている感が出ていてましたが、逆に言えば内輪ネタができるぐらいキャラクターが増えてきたわけですね。

 

 まとめ 。思えば貴重な作品です。

「不自然な話の展開でも大丈夫。メインはテーマに沿ったものの紹介だもんね」と思える方にはオススメ。この作品の場合、ハンバーガーが好きで、世界各地のハンバーガーが見たいけど、図鑑じゃ味気ない、という方むけですね。世にグルメマンガはたくさんあるのでしょうが、ハンバーガーにフォーカスしているマンガは珍しいのでは。思えば貴重な作品です。まあ、私の場合はタイトルがおもしろいと思ったのが購入のきっかけなのですが。このタイトルの潔い短さ。そのくせ、何をメインにしているのかがすぐにわかる明瞭さ。本当にいいタイトルだと思います。

 

以上、なぜかバーガーショップの店主がお悩みを解決するマンガ『本日のバーガー』の紹介でした。

 

※本記事は、2020年5月11日にリンクを修正して加筆しました。

 

こちらは1巻へのリンクです。試しに読みたい方はこちらをどうぞ。

 

 

こちらは1〜10巻までのリンクまとめ買いしたい方はこちらをどうぞ。

 

まんま『ハンバーガー本』というタイトルの本がある。ほぼハンバーガーしか紹介しないのが潔い。

目次

 

今回、ご紹介するのは、そのまま『ハンバーガー本』というタイトルのムック。枻出版社(えいしゅっぱんしゃ)から出ています。シリーズ名は「別冊Lightning」で、巻数はvol.160です。以下、リンクを兼ねた画像。

  

どうですか、この潔い表紙!

ハンバーガーしか紹介する気がないことがハッキリと伝わってきますね。

 

私はもともと、ハンバーガーが好きでこの本を買いました。 といっても、チェーン店すら制覇していないし、非チェーン店では J.S.BURGER CAFE のバーガーしか食べたことないですが。

ハンバーガーはサンドイッチの一種なのですが、サンドイッチファン=ハンバーガーファンではない気がします。ラーメンのように、食べ歩く人がいて、話題になる店がある。もはや「なんとか料理」に分類できない「ハンバーガー」という独立した料理になっているような。

 

私がハンバーガー好きになったわけ

学生時代は通学定期でいけるところに「フレッシュネスバーガー」がありまして。

気軽な一人暮らしで金銭感覚がゆるかったこともあり、お高い「クラシックバーガー」というメニューをよく夕飯に食べていました。これがおいしかったんですよね! このおかげでハンバーガー=安価で安っぽい味がするもの、という思い込みが訂正されました。この「クラシックバーガー」がきっかけで「フレッシュネスバーガー」に注目するようになり、生ハムとチーズクリームのサンド「ハモンセラーノサンド」を食べてみたり。最近では「フォアグラバーガー」も食べましたね。バーガー店でも珍しい・高級な食材を扱うことがある。ハンバーガーって意外とフレキシな食べ物なんだと実感しました。

 

 この本は、バーガーファンのためのガイド本。

この本の内容を一言でいうと、ハンバーガーファンのためのガイド本です。

北海道、東京、愛知・岐阜、関西、九州、沖縄のハンバーガーショップが紹介されています。 お近くに気になる店舗があれば、ぜひ、足をお運びください。私はこの本で J.S.BURGER CAFE を知り、梅田の店舗に行ってきました。以下、過去記事のリンクです。

  

mee6.hatenablog.jp より。

 

話を戻しまして。この本には、各店舗で提供されているバーガーの断面写真が載せられています。具材の内容がよくわかるように、という配慮なのでしょうが、そんなにハンバーガーが好きではない人には、ひたすらにパンとお肉(たまに野菜その他)の写真のくりかえしだと思われるのでは。

ちなみに、本文もほとんどパンとお肉の話です。読んでみると、こだわりのバンズとこだわりのパティの話ばかり。 誌面から独特の迫力が感じられます。写真を見ながら読み進めていくと、ちょっとトリップしそうになる。あげくの果てには、五人の店主と五つのメニューの写真がくりかえされていても、読者は気づかないのではないか、という気がしてきます。いや、大丈夫ですよ。ちゃんと違いますから!

有名なバーガーチェーン店もおさえられていて、一番人気・おすすめ・他店にはない メニューを紹介。近所に独立系店舗がなくても、きっと、久しぶりにハンバーガーを食べたくなることでしょう。

巻末には、各店で売られているグッズを掲載。ファンの方が記念に買われるのでしょうか。お店を訪ねた思い出とともに、味も思い出してまた行きたくなるという循環を生み出すわけですね! バーガーショップは、もはやテーマパーク!?

 

まとめ。ホントに潔い本。

ハンバーガーを食べるのって、ちょっとしたお祭りのような気がしないでもない。非日常系の食べ物というか。実は本日の夕飯に久しぶりにマクドナルドのバーガーを食べて、この本のことを思い出しました。ハンバーガーを食べる時の、独特のお祭り気分を読むたびに味わえる、夢のような本がこの『ハンバーガー本』です。

改めて読むとホントに潔い本。この潔さが好き。とりあえず、ハンバーガー好きならば間違いなく買いの一冊。

 

以上、別冊Lightning vol.160 『ハンバーガー本』の紹介でした。

 

※本記事は、2020年1月8日に修正しました。

 

 

ロイヤルミルクティー味のアイスが好きなんです!

今週のお題「好きなアイス」

 

今回は久しぶりに「今週のお題」に挑戦です。

えー、「好きなアイス」とのことですが、私の場合は

特定のブランド(例えばハーゲンダッツとか)ではなく、

特定の味が好きなんです。

 

じゃあ、オススメの味は何味かというと、これはもう断然

ロイヤルミルクティー味」ですね!

 それでは以下、実食したものの画像をお見せします。

 

f:id:Mee6:20170617203107j:plain

はい、ロイヤルミルクティー味のソフトクリームです!

片手で撮影したため、手ぶれしておりましてすみません。

アイス用スタンドも、頼めばあったのかな?

 

ロイヤルミルクティーはアイスで飲む派の方、

食べるほうのアイスはどうでしょうか?

 

ロイヤルミルクティーなので、かなり甘いかと思いきや、

それほど甘くない。適度な甘さです。

しかも、思ったほどクドくない! 脂肪分はあまり感じられません。

紅茶の香りがする、おいしいソフトクリームです。

 

コーンの包み紙には「NISSEI」の文字が。

家庭用ならパサパサの食感ですが、こちらは

そうでもありません。

 

実は、上から見ると、このコーンは楕円形なのですが、

撮影する余裕がありませんでした。

 

以上、私の過去記事、

mee6.hatenablog.jp  より。

 

このソフトクリームは本当にオススメなんですが、

食べられるところは今のところ、

ジェームズ・テイラー イオンモール和歌山店」しか知りません。

 

ロイヤルミルクティー味であることに加え、

提供しているカフェ自体が珍しいので印象に残っています。

詳しくは上記のリンクから、過去記事を読んでいただければ。

 

この他にも、あるイオンのフードコートで

アールグレイ香るロイヤルミルクティwith ミルクティアイス」
という商品名のクレープを食べたこともあります。

 

あいにくとこちらは撮影していませんが、

とにかくクレープではなくミルクティアイス食べたさに注文

したのは事実です。

 

このクレープの感想は、

・添えられているクリームが甘すぎ。

・アーモンドがいらない。アイスの味のジャマ。

・ミルクティーアイスはおいしい。

・むしろアイスを単品で売ってほしいレベル。

ですね! 

 

珍しくクレープ屋さんのアイスがおいしくて、うれしかったです。

みなさんもクレープ屋さんに行った際には、

トッピングのアイスにも注目してあげてください。

 

まとめ

それこそハーゲンダッツのように手軽に買えるブランドの場合、

特定のブランドの味を制覇する、という楽しみ方もあると思います。

 

最近では、直営店でしか売られていなかったサーティーワン

デイリーヤマザキで買えるようになったり、

ベン&ジェリーズがツタヤで売られていたりします。

詳しくは下記のリンクをどうぞ。

 

mee6.hatenablog.jp

 

ブランドファンの方は、さぞや楽しまれていることでしょう。

 

ただ、特定の味が突出して好きな方の場合、

私のように各地で「違うメーカーで同じ味を食べる」という

楽しみ方もあります。

個人的には、このほうがメーカーごとの質の差がわかっていい。

 

毎回、同じ味でもあきないという方なら、

この夏は「違うブランドで同じ味ばかり買って食べ比べる」のに

挑戦してみてもいいかも。

 

うーん、私もこの夏にハーゲンダッツベン&ジェリーズの

バニラ味の食べ比べとかしてみようかな。

 

以上、「特定のブランドよりも、ロイヤルミルクティー味のアイスが好きな件」を

お送りしました。

 

追記:基本的に紅茶味のものが好きな私。

   梅田の阪急百貨店9Fにある、「ア・ル・ロイック」という

   お店の「アールグレイティー味」のジェラートも食べました。

   香り高くておいしいです。

   梅田にお立ち寄りの際は、一度、足をのばしてみては。

   このお店は関西初出店だそうですよ!

 

追記2:森永 MOW ロイヤルミルクティーも食べてみた!

f:id:Mee6:20190831213033j:plain

214kcal。食感はとてもなめらかで茶葉の香りがする! 工場生産品にしては美味い! これはあきらかにアタリの一品。量は少し少ないけど美味しいので許す。

 

※本記事は、2019年8月31日に加筆して画像を加えました。

マンガ『パンデモニウム -魔術師の村-』は、ケモナーさん以外にも読んでほしい。

目次

 

今回、ご紹介するのは、マンガ『Pandemonium -魔術師の村-』。作者は柴本翔さんで、小学館から全2巻で出ています。柴本翔さんの公式サイトを見てみると、擬人化された動物キャラのイラストなどがたくさん掲載されており「あ、このヒトはケモナーさんなんだな」と思いました。本作はそんなケモナーさんの柴本翔さんが描いたマンガなので、もちろんたくさんのケモノキャラが出てくるのですが。登場人物は、複数の動物の特徴をあわせ持つ、異形の人々がほとんどです。まあ、表紙の画像を見ていただければ、本作中の「異形の人々」がどんな外見なのか、おわかりいただけると思います。

それでは以下、リンクを兼ねた画像です。

  

こちらが1巻。左上で箱を背負っているのが主人公の男性ジファー。

右下にいるのがヒロインのドミーカ、「魔術師の村」の住民です。

顔のキツネっぽさと、手足の猛禽っぽさのギャップにご注目を。

 

こちらが2巻。なぜかボロボロになっているジファーが

何者かからドミーカを守ろうとしています。

 

こうしてふたつの表紙絵を並べてみると1巻と2巻では、ふたりの関係が変化していることがうかがえます。他所者であり、下心があって「魔術師の村」へ来たジファーが、

どのような経緯でドミーカを守ろうと決意したのか。

以下、この作品を解説していきます。

 

今作の舞台・背景

舞台は主に、サブタイトルの「魔術師の村」です。この村には異形の「魔術師」たちが暮らしているとされ、各地で被害を出している厄災「空に潜む者」を操っているとの伝説があります。主人公ジファーの故郷にもこの「空に潜む者」が襲来し、空から「まっすぐな雷」を落とされ、恋人のアンナはその瘴気にあてられて亡くなりました。

「魔術師の村」がある土地は地盤がもろく、草木も生えない不毛の地です。こんな暮らしにくい土地にある村の住民は、本当にただのヒトなのでしょうか。

 

あらすじ

ジファーは死んだ恋人を生き返らせてもらうべく、伝説を信じて「魔術師の村」を目指して歩いていた。食料を落としてからも4日間歩き続け、ついに限界を迎えて倒れた彼をみつけて助けてくれたのは、異形の人々。彼らは、ジファーが探していた村の住民たちだった。ジファーはついに「魔術師の村」にたどりついたのだ!

住民のひとり、ドミーカの家で介抱されて回復したジファー。なんとか村長に面会できた彼は「恋人を生き返えらせてほしい」と頼みこむが、村長の返事はつれないものだった。

「我々にそんな力はない」

村長の言葉の真意は? ここは本当に「魔術師の村」なのか? 異形の彼らはなぜ、不毛の土地で暮らしているのか?

彼の監視を兼ねて世話をしてくれるドミーカと、少しずつ親しくなっていくジファー。気がつけば彼女に魅せられ、彼女を愛しはじめていた。

彼女に自分の真実を打ち明けられず、厚意に甘えて滞在期間がずるずると延びていたある日、事故にあったジファーは、ついにこの村の真実を知る。

しかし、彼を追ってきた者たちに、それを知らせるのが遅すぎた。 はたしてジファーは、異形の村の人々を救えるのか。

 

読んだ感想(ネタバレ注意)

この作品を読むと、「人はみかけで判断されがち」であることと「外見がかけ離れた人々が仲良くするのは難しい」ことを痛感します。この世界の人々はケモノなので、

猫・犬・鳥・牛・馬・狐などの姿をしています。私たちの世界よりも「人種」が幅広いのです。しかし、やはり差別はあり、複数の動物の特徴をあわせ持つ者は「異形」とされています。「異形」の人々が迫害を逃れて身を寄せ合ってできた村が、不毛の土地にある「魔術師の村」の正体なのです。外見が生まれつき普通ではないだけの人々は、当然ながら特別な力など持っていません。

「魔術師の村」の伝説はおそらく「なんでも願いを叶えてくれる人、魔法使いみたいな人が、どこかにいてくれたらいいのに」という願望と「異形の人々が暮らしている村があるらしい」というウワサが合わさってできあがったのでしょう。そこへさらに「空に潜む者たちがもう来なくなればいいのに」という願いも反映され「空に潜む者たちは、魔術師の村でつくられ、魔術師が操っている」などという根も葉もないウワサへと変化してしまったのでは。

この物語は、人間の社会でも似たようなことが起きていることを思い出させてくれます。そしてそれは、部外者から見ればおかしなことだということも。

表紙のケモノ絵から、モナーさん向けだと思わないで、非ケモナーさんにも読んでほしい作品です。

 

さて。読後のあなたは、

・ツノをはやした九十九尾狐のカヨウさん

・ヒロインのドミーカさん

のふたりのうち、はたしてどちら派になっているか!

 

ちなみに私、外見は圧倒的にカヨウさんが好みです。猫と狐のモチーフは好きなんですよね。カヨウさんだって狐の一種だ(断言)

 

以上、柴本翔さん作、マンガ『Pandemonium -魔術師の村-』を紹介しました。

 

追記

読み終える頃には、ジファーとドミーカの幸せを願い、村人のなかで一人はお気に入りになっていること、間違いなしです。村人のなかにはかわいい子供たちもいます。すべての住民が不気味なわけではありません。ご安心を。

 

※本記事は2020年6月11日に修正しました。

 

紳士マンガ『リストランテ・パラディーゾ』の外伝、『GENTE』が本編よりも長くて驚き。

目次

 

今回、ご紹介するのは、マンガ『リストランテ・パラディーゾ』(全1巻)と、

その外伝の『GENTE(ジェンテ)』(全3巻)。

作者はどちらもオノ・ナツメさん。以下、画像です。

 

  

 

リストランテ・パラディーゾ』は、2009年に深夜アニメが

放送されていたので、タイトルをご存じの方もいらっしゃるかも。

ちなみに私は、アニメは観ていません。サントラは買いましたが。

 

この作品は、本編よりも外伝のほうが長いという

驚きの構成になっています。 この点がすでにおもしろい。

 

それでは、以下、この作品を解説していきます。

 

時系列など

物語の時系列

まずは、時系列を整理しておきましょう。

この作品の時系列は、

『GENTE』1巻→『GENTE』2巻→『リストランテ・パラディーゾ』→

→『GENTE』3巻 となっています。

 

リストランテ・パラディーゾ』を現在とすると、

『GENTE』1、2巻が過去(作中のリストランテができるまで)の話

で、『GENTE』3巻が未来の話になります。

 

次に、 作中のリストランテについて解説します。

 このリストランテの名は「カゼッタ・デッロルソ」。

リストランテ・パラディーゾ』の冒頭では従業員は6名ですが、

主人公のニコレッタが加わることで7名になります。

以下、従業員の紹介です。

 

 「カゼッタ・デッロルソ」の従業員

クラウディオ:カメリエーレ(給仕)長。穏やかな性格の老眼鏡紳士。

ルチアーノ:カメリエーレ。口うるさいが気遣いのできる老眼鏡紳士。

ヴィート:カメリエーレ。元プレイボーイの老眼鏡紳士。

ジジ:ソムリエ。つまみ食いが多く無口で小柄な老眼鏡紳士。

フリオ:シェフ。人当たりと腕がいい、伊達老眼鏡の紳士。

テオ:シェフ。若手だったが、作中で老眼になった。デザート作りがうまい。

ニコレッタ:シェフ見習い。唯一の女性スタッフ。クラウディオが好き。

 

実はこのリストランテは、オーナーが奥さまを喜ばせるために

従業員を集めました。採用基準は「老眼の歳の頃の紳士」です。

だから従業員のリストがこんなことになっているわけでして。

 

リストランテ「カゼッタ・デッロルソ」では、奥さまと同じご趣味の方、

従業員目当ての女性客で満席になっていて、

当日ではまず席が取れないのが日常です。

 

それでは、以下、あらすじを書いていこうと思います。

 

リストランテ・パラディーゾ』のあらすじ

離婚した弁護士の母親に祖父母のところへ預けられて育った娘、ニコレッタ。

20歳になったのを機に、ローマへ出てきました。

その目的は、母親が再婚しようとしている相手に、

母には自分という大きな娘がいることをばらすこと。 

 

母のオルガが再婚しようとしている、リストランテのオーナーの

ロレンツォは、子持ちの相手とは結婚しないという主義でした。

そして、リストランテに妻好みの従業員を集めるほどの愛妻家です。

 

このオーナーに、オルガの娘であることをばらさないことを条件に、

ニコレッタは、紳士まみれのリストランテ「カゼッタ・デッロルソ」で

働きはじめました。稼いで自立をするためと、何より、

恋した人のそばにいるために。

 

若きシェフ見習いのニコレッタの恋の行方は? はたしてニコレッタは、

実はバツイチでニコレッタよりかなり年上の、

カメリエーレ長クラウディオをオトすことができるのか?

 

『GENTE』について

『GENTE』を通読して思ったことは、

「主役が毎度変わって、群像劇っぽくて、リストランテ・パラディーゾよりも

 ちょっと読みにくい」ということ。

リストランテ・パラディーゾ』にはニコレッタという主人公がいて、

お話がわかりやすかった。

 

先に書いたように、1、2巻がリストランテ「カゼッタ・デッロルソ」が

できあがるまでの話です。

 

従業員の顔ぶれが変わっていく様が描かれ、

おそらくはニコレッタと面識がない面々が登場します。

ニコレッタの登場は、2巻に収録されている第10話のラスト2コマからです。

 

3巻からは、ニコレッタが「カゼッタ・デッロルソ」に来てからの話。

リストランテ・パラディーゾ』の続編とも言えます。

 

読んだ感想。あなたもニコレッタちゃんになる?

うーんと、いや、とにかく従業員の面々がステキ、としか言えない。

だってこれはマンガなんだから、最初から、オーナーの奥さまと

同じ趣味の方しか、買って読む気にならないのでは。

 

国産の恋愛マンガとしては異色の作品ではないでしょうか。

なにせ、ニコレッタが恋する相手はえらく年上です。

しかも、それを母のオルガと、職場の人たちが応援しています。

 

日本で同じ状況になったとしたら、周囲からえらく反対されそうですが、

作中では温かく見守られています。舞台がイタリアだからでしょうか。

まわりの人たちの大人な反応が、いかにも海外っぽい。

さすが、作者が語学留学でイタリアに行ってただけのことはある。

 

家人に

「この作品って女性向けというか、恋愛マンガが好きな人向けじゃない?」

と言ってみたところ、

「いや、出てくる料理がおいしそうで、恋愛マンガが好きじゃなくても

 楽しめるよ」と言っていました。

 

作中に描かれる、おいしそうなお料理を(観て)楽しみましょう。

特にテオのドルチェ(デザート)は、黒白でもおいしそうです。

オノ・ナツメさんの画力に脱帽。さすがはプロ!

 

おいしい料理と、老眼鏡の紳士と、イタリアの雰囲気

が好きな方にはオススメの作品です。

読後にはあなたもきっと、ニコレッタちゃんになっていることでしょう。

  

以上、紳士まみれのマンガ『リストランテ・パラディーゾ』と、

本編より長い外伝『GENTE』の紹介でした。

 

※本記事は、8月19日に修正しました。