私のリップ探しのテーマは「仮装とおしゃれの中間~理想の悪役リップを求めて~」です。とっくに大人になった今でも悪役への憧れがあり、ヴィランみたいな唇になれるリップを求め、いくつか安いリキッドリップを試していたのですが、なかなかこれというものに巡り会えていませんでした。秋冬のおでかけに使いたいので仮装用ではない適度なダークカラーを探していたのですが、これがなかなかみつからなかった。このブログでも、いくつか失敗アイテムを記事にしています(⇩)
このまま悪役リップ探究の旅をずっと続けていてもいい。むしろずっと続けているほうが楽しい。それはわかっているんですが、そろそろ結論を出したい。せめて方向性は固めたい。そんな思いで挑んだAmazon初売りセール2024。前々から狙っていたリップをついに買いました。ロムアンドのミルクティーベルベット「09 ブラックティー」(⇩)
これね、公式画像を見ると濃ゆいダークブラウンでね、赤黒く見えたんですよ。前々から「黒く見えるけど、よく見たら赤い」という、黒と赤の中間ぐらいの色がほしかったので、これはブラウン系だけど理想の色ではないか!? と思ってSwitchカバーと共に注文してみたわけなんですが。私の唇では残念ながら公式画像ほど赤黒くならなかった。ということでようやくレビューです。まずはパケ画像(⇩)
色数の少ないおしゃれなパッケージですね。ミルクティーというより高級チョコみたいなデザインですが。デパ地下で売ってる少し高級なチョコ菓子にありそうな色合い。いかにも唇を赤茶にしてくれそうな色なので期待が高まります。それでは使用感を(⇩)
ロムアンド ミルクティーベルベット 09 ブラックティー:原液の色から想像するほどの黒さはなく、意外に青みがある。原液はココアのような香りがするので、ミルクティーというよりチョコを目指して開発されたのではないかと錯覚した。残念ながら私の唇では公式画像ほど赤茶色にならず、茶色がかったボルドーに発色。どうやら私の唇では、少しでも青みがあるリップはボルドーになるらしい。シリコンパフを経由して薄塗りしたのが原因か。唇が青みがかっている場合、公式画像ほど赤茶にしようとするとかなりの重ね塗りが必要と思われる。茶色がかっているのでなんとかおでかけに使えそうだが、アイメイクも濃くしないとバランスがとれない。
使用感は以上。要するに私の唇では青みが強く出てしまうので、ブラウンリップのブラウンらしさは発揮されないことがわかりました。「赤黒い」を目指すとみんなワイン色になってしまうのです。こうなったらおとなしく「理想のボルドー」を探すか、あるいは「紫がかったブラウン」を探すか…て、それは「ローズブラウン」のことでは!? しかも、すでに持ってる色では!?
やはりすでに持ってる色でした。これぞ「幸せの青い鳥」理論。手持ちリップの重ね塗り研究してるほうが、次々に新しい物を試すより有意義な気がしてきた。今年の目標は「手持ちリップの理想発色をみつける」にしよ。
結論:アナタの求める色はすでに手元にある。
以上、ロムアンド「Milk tea velvet tint 09 Black tea」レビューでした。Amazonのリンクはこちら(⇩)