ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

ニンテンドー3DSシリーズがついに生産終了した。こうして思い出は遺物になっていくがゲームの話はする。

「ねとらぼ」を見ていたら衝撃的な記事を発見した。その内容は、ニンテンドー3DSの本体シリーズが生産終了したというニュースである(⇩)

nlab.itmedia.co.jp

悲惨なニュースはいくらでもあるが、今回は個人的にかなりショックだ。携帯に特化した新機種Switch Liteが登場した時から嫌な予感はしていたが、ついにこの時が来てしまった。こうして思い出は遺物になっていくのか。

以前のお題「ゲーム」に応募した記事でも書いたが、私はニンテンドー派だ。私のゲーム歴がほぼポケモン歴だから。なので、幼少期の思い出のほとんどをポケモンが占めている。小学生の時にゲームボーイポケットカラーでピカチュウ版をプレイしたのを皮切りに、銀➡︎クリスタル➡︎サファイア➡︎エメラルド➡︎リーフグリーン➡︎パール➡︎プラチナ➡︎ソウルシルバー➡︎ブラックをプレイした。ブランクの後にオメガルビー➡︎ムーン➡︎ウルトラサンをプレイ。ブラックの後にブランクが空いたのは、ブラック・ホワイトの後に出たブラック2・ホワイト2が完全新作ではなく、シナリオとキャラクターを追加した続編のような内容でがっかりしたから。このあたりで図鑑&シナリオ派だった私のポケモン熱が冷めてしまったらしい。それでも思い出のコンテンツであることには変わりなかったので、新作の公表は楽しみにしていた。久しぶりの完全新作だったサン・ムーンは、大人になった私もワクワクさせてくれた。次に発売されたウルトラサン・ウルトラムーンはマイナーチェンジ版といった感じで少し残念だったが、アローラ地方の完全版だと思えば腹は立たなかったし、歴代の悪の組織ボスが登場することで、ポケモン本家シリーズからいったん離れたオールドファンを呼び戻せたのではないかと思う。現に私も、レインボーロケット団編に釣られた一人である。

以上のポケモン歴は、ニンテンドーの携帯ゲーム機とともにあった。ウルトラサン・ウルトラムーンの次はどんなバージョンが出るのか。私は3DSでプレイできる完全新作の情報を待っていた。そして公表された次作は皆さんご存じ、初代シリーズのSwitch向けリメイク版である。正直、この時点でショックだった。しかし、当然といえば当然である。今までも1機種あたり3地方ほど、バージョン数にして6作ほど出した後に新機種が発売されていた。X・Yはプレイしていないので私はつい存在を忘れてしまうが、X・Y版を含めれば3DSはすでに6バージョンを達成している。突然の理不尽な決定ではなく、ただの潮時だった。

Switchでも完全新作が発売されたことだし、そのままSwitchを買ってポケモンを追い続ければよいと思うだろう。しかし私はそうしなかった。ニンテンドーの新機種を出すからにはポケモンの完全新作も出す。ニンテンドーの姿勢は変わっていないといえば変わっていない。しかし私は、ポケモンの完全新作が据置機むけに出されたこと自体がショックだった。この時点で私は察した。ポケモンの新作を新たな携帯機種むけに出していたニンテンドーが据置機むけにポケモンの新作を出したということは、ニンテンドーはもう、3DSの後継機を出すつもりがないのだと。

なんということだろうか。過去記事にも書いたが、私のゲーム歴のほとんどはニンテンドーの携帯機だった(⇩)

mee6.hatenablog.jp

ポケモンでもどうぶつの森でもレイトン教授でもない作品をプレイしてみようと思ったのは3DSのおかげだ。セブンスドラゴンⅢ code:VFDの発売前に体験版をプレイしておくとアイテムがもらえると知ってついにニンテンドーのアカウントを作り、安価な配信ゲーに手を出した。ホーム画面の着せ替えという機能があることを知り、さっそくポケモンの着せ替えを買った。3D写真が撮れると知って持ち歩き、カフェのアイスクリームや街路樹の切りカブに生えたキノコを撮影するついでにすれちがい通信したりした。私の人生における楽しさの何割かは、ニンテンドーのゲームが占めていた。特に3DSが。

後にニンテンドーは、Switch Liteを発売した。これがニンテンドーの新たな携帯機だと解釈することもできるだろう。しかしその頃には私のポケモン熱が冷めていた。結局のところ私はポケモン本家シリーズから離れ、店頭に3DSの新品ソフトがあるうちに滑り込みで買ったペルソナQ2をプレイし、その後に前作のQをプレイして今に至る。気がついたらペルソナQを最後に3DSで遊んでいない。

この機会に、ゲーム機むけのソフトを買うのをやめるというのも一つの選択肢だ。もっと気軽に遊べるゲーム、スマホのアプリゲーに移行してしまうという手もある。自分にはもう新作RPGを遊ぶだけの気合いと体力がないのかもしれない。下手をすると私の娯楽の一覧からゲームという項目そのものが消えて、完全に受け身でいられる媒体の娯楽だけが残るのかもしれない。

それでもゲームの思い出が消えるわけではない。本体の生産が終了して新作ソフトが出なくなってもファンはファンである。たとえ老害だとか懐古厨だとか呼ばれても、私はゲームの話がしたい。いや、ニンテンドーの2画面機種の話がしたい。というか、する。