ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

【UZU】名作ほど生産中止になるものなのか⁉ 【リップトリートメント】

私が周回しているサイトのひとつは「ねとらぼ」なんですが、今日も何気なく見てたらすごいショッキングな記事をみつけてしまいました(⇩)

nlab.itmedia.co.jp

 

はい? あの名作リップトリートメントが生産中止につき在庫処分を兼ねて特価でセット売りされてるってこと⁉ つまり、在庫処分セール中⁉ 特価でセット売りまではいいとして、そもそも生産中止ってマジ⁉ あんまり驚いたので公式サイトを確認したんですが「廃棄削減にも繋がるサステナブルな企画」としか書かれてなくて(⇩)

UZU HAPPY BAG PURPLE editionwww.uzu.team

でもググってみたら他のサイトにも同様のニュースが書かれてたんで(⇩)

UZU 生産終了 - Google 検索

これはマジなんですね。私は幸いにして過去にブランドムックのオレンジエディションを手に入れたので譲り合いの精神で今回の「HAPPY BAG」シリーズの購入は見送りますけども(⇩)

mee6.hatenablog.jp

 

なぜだ。リップスティックは未開封だからまだ感想が書けないけど、リップトリートメントは明らかに名作なのに。デパコスみたいな性能をプチプラで実現するという、ものすごいスペックを誇っていたんですよ! …あ、だからこそか(汗)もしかしたら、実はハイスペックすぎて生産すればするほど赤字の商品で、ブランドの入口とか客寄せパンダ的なポジションで、この商品から利ザヤの多い商品に誘導して収益をあげようという目論見だったのかも。なのにみんな消費者目線でコスパが良い商品に群がってしまい、マスカラなど他の商品は全然売れてなかったとか? ありえる。現に私が持ってるUZUの商品はリップ関係ばっかりだし。だからいっそ、売り手にとってコスパの悪い商品を生産中止➡利ザヤが多い他のリップアイテムを開発する予定、なのかもしれない。でもな…正直な話、これ以下の性能の商品をこれ以上の価格で発売したところで売れないと思うんですが。少なくとも私は買わないですね。

固定観念もアンフレームすべく、高品質、高機能な製品を手ごろな価格で、手に取りやすい場所で販売することにこだわっています。

ブランドムック オレンジエディション P007より

上記のブランドコンセプトが失われないことを祈るばかりです。万が一にもUZU様に裏切られようものならば、あとはもう胸にリップトリートメントの思い出を抱いて未来に進むしかない。…いや、わかってるんですけどね、ホントは。私みたいに普段は定価で買わないくせにお得なセットは目ざとく買って、そのくせその後は課金しないような奴がアイテムとかブランドとかを潰すんだろうな、ってことは。わかってはいるんですけど世の中のリップアイテムは容量が多すぎて気軽に買えないんですよ。だって、同じ1本を毎日使っても使い切るのに数ヵ月かかるような商品ばっかりじゃないですか。私が気軽に買えるのはちふれのリップスティックぐらいですよ。ちふれのリップですら2本ぐらい使いきれずに捨てたことあるのに、あれ以上に長くて太いリップなんて、とても買えませんよ。だって使い切れないんだから。その点でUZUのリップトリートメントはすばらしかった。小さいから私でもなんとか使い切れる量だし、容器が透明なおかげで残量は目視でわかるし。ホントに名作だったのに。あ、もしかして…

妥協はできないので数は多くないかもしれませんが、今後も新アイテムの開発、発売を予定しております。ぜひご期待ください。

ブランドムック オレンジエディション P007より

「数は多くない」って、商品ラインナップじゃなくて、1アイテムあたりの生産量のことだったのか⁉ だとしたらUZU様は誰も裏切ってないな。有言実行してるだけだから。UZU様を疑ってすみませんでした。

 

以上、UZUのリップトリートメント生産中止のニュースにびっくりした件をお送りいたしました。UZU様の次回作に期待してます!(手のひら返し)

UNIQLO and MARNIのパーカー買った! クレイジーパターンを着こなせるか⁉

UNIQLO and MARNIのポケッタブルパーカー買いました!(⇩)

発売日に買った証拠にレシートと撮影。

商品についていたタグによると商品名は「ポケッタブルパーカ 09 Black」のようです。実はクレイジーパターン初挑戦なのですが、私にクレイジーパターンは着こなせるか⁉ そもそもこのアイテムはメンズなので、身長約153cmの私が着るとMサイズでも十分に大きいのですが。着丈はちょうどいいし、肩幅が余るのは重ね着が前提なので問題ないとして、袖丈が長すぎるのがネック。しかしそれ以外は機能的にノープロブレム。権利料が価格に乗っているせいかしてナイロン生地にしてもちょっと薄い気がするけど、これはこれで軽やかで良い。真の問題は私にクレイジーパターンのアイテムが着こなせるかどうか。それ一点。なんせ記憶にある限りでは学生時代も含めて、クレイジーパターンのアイテムを着ていたことがない。一時はパタゴニアのウェアに憧れてたけどお値段的に手が出せなかった。クレイジーパターンの上着、いつか一着ほしいなと思ってはや数年、いや十年以上。ある日、何気なく見ていたハイブランド情報専門サイト「ファッションスナップ」でユニクロがマルニとコラボしたアイテムを発売するというニュースが(⇩)

www.fashionsnap.com

 

ここで発表された中に、クレイジーパターンのナイロンパーカーが2種類含まれていました。お値段は4990円とのこと。普段の自分なら一着の服に払う金額ではありませんが、この時ばかりは決心しました。発売日に買おうと。ハイブランドが監修しているのなら、ユニクロでも安っぽくは見えないだろうと。下手なところでクレイジーパターンのアイテムを買うと安っぽく見えそうで敬遠していたのですが、これなら大丈夫だろうと。で、無事に発売日に買えました。ご近所のショッピングモールで(笑)コラボアイテムの発売初日だというのに行列はなく、整理券の配布もなく。田舎の人はおしゃれアイテムに興味がないのかして妙に平和でした。ちょっと身構えて行ったのに日常そのもの。平日だったせいか。ご近所には有給を使ってまでユニクロに並ぶほどのファッションオタクは住んでいないようです。さすがにそこまでの猛者はいないか。去年発売されたポケモンの福袋なんかショッピングモールの開店前から屋外に行列ができてたのに。私のご近所ではマルニよりポケモンのほうがコンテンツとして強いらしい。それはそれでちょっとさみしいけど、ライバルが少ないのはありがたい。同じコンテンツが好きな人がご近所に住んでると、ファンとしては仲間でも消費者としてはライバルなんですよね。争奪戦の競争相手になってしまう。競争相手は少ないほうがいいんだよ。おかげで今回はほしかったカラーの服がほしかったサイズで買えたし。このナイロンパーカーは2種類あるんですが、私はカーキ×オレンジ×ブルー×ブラックで構成されているほうを買いました。カーキとオレンジは私のパーソナルカラー(イエベ秋)的に似合うはずだし、正面は青×黒になってるのが刺さった。ポケモンで言うとアクア団のカラーですね! 今のところ一番長く遊んだのがサファイア版なもんで、アオギリさんも好きなんですよね。このカラーリング、アクア団みたいでいいじゃん! もう一色のほうは配色が地味で面白みがないし、こっちで! って即決しました。画像を撮影した時点ですでに洗濯した後なので、あとは着るだけです。外で着るのが楽しみ。

 

以上、ユニクロ×マルニのパーカー買った件をお送りしました。着てみた感想は後日に追記します。

 

追記:ご近所で着てみました。半袖では寒いが厚めの上着はいらないという肌寒い時に着ると良いですね。材質的に水に強そうなので小雨なら防いでくれそう。ただし、良くも悪くも通気性が低いので、屋内で着ていると背中側が汗ばみます。運動する時には不向きかも。汗だくになりそう。ひとつネックなのは動くとカシャカシャ音がすること。「水崎さんその服うるさい」*1が体感できます。なるほど、音がたつ服ってこういう材質なのね。覚えとこ。ファスナーがマットな塗装なので高級感があります。高価な服=ブランド料が上乗せされてるだけ、だと思ってたけど、高い服は細部に気を使っているから高いのね。なるほど。我ながら今回は良い買い物をしました。

 

※本記事は、2022年6月8日に追記しました。

*1:『映像研には手を出すな!』第3集 第18話「音を狩れ!」 百目鬼氏のセリフ

二次創作という概念を知らなかった幼少期の「怪獣王国」

今週のお題「何して遊んだ?」

 ゲームボーイポケットカラーを買ってもらって電子ゲーム(ポケットモンスター ピカチュウ版)にハマる以前の幼少期はよく弟と遊んでいました。いまだに覚えているのは「怪獣王国」という遊びです。これは弟がたくさん持っていたウルトラ怪獣のソフビ人形を使った遊びで、ウルトラ怪獣たちが密かに王国を築いており、ウルトラマンや人間にみつかることなく集まって暮らしているという設定でした。今思えばウルトラ怪獣の二次創作です。「王国」という設定なので王様がいたはずなのですが、どの怪獣が王様の役をしていたのかまではさすがにもう覚えていません。ひとつ確かなのは私の「悪役好き」は根っからのもので、弟と人形遊びをするような年齢の頃からすでにそうだったこと。個々のウルトラ怪獣の公式設定はちっとも知りませんでしたが、怪獣たちのほうが造形が複雑で個性が強く、デザイン的にもウルトラマンたちより好きでした。もしかしたら私は建物をぶち壊しながら歩くウルトラ怪獣たちに「自由」を見出して憧れていたのかもしれません。私は昔から「他者の迷惑を省みず好き勝手にする」存在が好きだったんだなあ。

 他に覚えている遊びは、トランスフォーマー&着せ替え人形の遊び。これは弟のトランスフォーマーと私の着せ替え人形(ナオミちゃん)を組み合わせたもので、知的な機械の種族にプリンセスがいるという不思議な設定でした。なにぶん子供が考えた世界なので詰めが甘く、「プリンセス」は本物の人間なのか、それとも人間らしい外見の機械なのかまでは設定されていませんでした。とにかくプリンセスにはトランスフォーマーたちに命令する権限があったのですが、あの世界にどんな問題が起きていたというのか。おおかた、人間にみつかった機械たちが人間の手を逃れるも追い詰められ、人間の姿をしたプリンセスが人間たちとの交渉に向かう…という感じでしょうが。もしかしたらあの世界の人間は、トランスフォーマーたちが人間の女性を誘拐したと思って、彼女を救うべく追跡していたのかも。今となってはストーリーの詳細が思い出せないな。

 よく覚えている遊びはこれぐらいです。どちらにせよ既存のキャラに独自の設定を付与したものでした。幼少期の私は既存キャラ+独自設定=2次創作であることを知らず、ただただ想像力を発揮していたのです。これはなにも悪役に思い入れがあって公式設定に反発していたわけではなく、年齢的に公式設定を理解して覚えるだけの知力がなかっただけだと思いますが、おかげで公式設定に引きずられることなく、自分たちだけの世界を持つことができました。私と弟はこんな感じで遊んでいたのです。今となっては遠い昔の話で、姉の私はむしろ公式設定にこだわるほうの消費者になりました。今はもう幼少期ほどの自由な想像力を持っていないことが残念です。小説で一次創作をして新人賞に応募したことはありますが、一次審査で落とされたので作家デビューはあきらめました。きっと、大人になってもあの頃の自由な想像力を維持できた人が大作家になるんだろうな。うらやましい。あの頃の自由な想像力よ、カムバック!

 

以上、今週のお題「何して遊んだ?」にお答えしました。きょうだいがいると一緒に遊んだ思い出もできて良い。

『バンクシー展』大阪会場に行ってきました。壁を見せてくれて素敵!

バンクシー展』の大阪会場に行ってきた。イベントラボで開催中の『バンクシーって誰?』展(⇩)

whoisbanksy-osaka.jp

 

この展覧会は公式サイトで立体作品の写真が見られるので、会場で現物を見てもそんなに感動しないかもな、なんて思ってた。ところが。現物(といっても再現)が目の前にあるとやはりちがう。実物大で展示してくれているから大きさがわかる。おまけに、売り文句の通り映画セット風に現地を再現してくれているのが楽しい。もしかしたらこれが正しいバンクシー鑑賞方法なのかもしれない。有名になったグラフィックの見た目だけを消費するのはよくない。よく考えたらバンクシーの絵がおもしろいのは描かれた場所にもモチーフにも意味が、何らかのメッセージが込められているから。商業的な動機で描かれていないからこそおもしろい。しかし現代ではおもしろければ何でも商売にされがち。商業的な動機がないからこそ商売になるなんて皮肉だけど、これが現代アート業界のやり方ならしょうがないので、今回は割り切って楽しませてもらった。立体作品だけではなく平面の絵も撮影可だったのが驚き。撮影可の作品のほうが多くて、むしろ撮影不可の作品のほうが少なかった。これにはさらに驚き。ただし土日は人が多いので、広角レンズで撮ると他の人が写りこむかも。あと、チケットには平日限定・土日限定のものがあり、土日限定チケットのほうが高いので注意。私は前売券を持って行ったけど、平日限定チケットなのにうっかり日曜に行ってしまい、受付で差額(200円)を払うはめになった。みなさんはご自分が買われた前売券をよく確認しましょう。それにしても楽しかった。会場になったイベントラボは地下にあるせいかして、順路が何度も曲がっているとそんなに広く感じないので、平面作品の展示だけではただ「作品数が少ない」という印象になりそう。そこに立体作品があれば「来てよかった」と思える。展覧会の醍醐味はやはり立体作品。大きさが実感できるし、観る角度だって自由自在。特に今回の展覧会ではテントに映るネズミと、壁の裏にいるニワトリの展示がおもしろかった。展示の工夫を発見する楽しさは写真では味わえない。イベントラボにはこれからもおもしろい展覧会をしてほしい。サブカルに強い会場はそれだけで貴重だから。というわけでここからは実際に撮ってきたもの(⇩)

 

入口すぐの作品。花束を投げる人。

クシャミをする老婆。展示物の建物は傾いているけどこう撮った。

壁に描かれた清掃員。

マスクをつけた少女。元ネタはフェルメール

催涙弾で泣く少女はレミゼのコゼットらしい。

ありふれたメッセージに書き換えられた哀れな看板を持つネズミ。

消火栓をハンマーで叩こうとしている少年。

狙撃される寸前の鳩。

難民キャンプに描かれたジョブズ氏。

いかなる場所でも子猫は正義。

超有名作品は最後にありました。

ざっとこんなところ。撮影機材はすべて同じガラケー。え? テントのネズミと壁裏のニワトリはどうしたって? これは実際に会場でご覧ください。探すものがあればそれだけ楽しく鑑賞できるから。

 

以上、『バンクシー展』大阪会場に行ってきた感想でした。

 

【追記あり】もしも「レジェンズ アルセウス」が2バージョンあったらどうなってたか考えてみた。

目次

 

レジェンズ アルセウス」は珍しく2バージョン商法ではなく、つながりのヒモというアイテムのおかげで通信交換さえ不要で、オフライン派でボッチのプレイヤーにもとても優しい仕様です。この仕様はとてもありがたいですが、今回はもしも「レジェンズ アルセウス」が2バージョンだったらどうなっていたかを考えました。以下は私が妄想した内容です。

 

まず、バージョン名は

・「ポケモン レジェンズ :空間(スペース)」

・「ポケモン レジェンズ :時間(タイム)」

ファンの間ではこの2バージョンをまとめて「ポケレジェ」「LSLT」「時空」といった略称で呼ばれます。ただし「ポケレジェ」が一番の多数派で、他の略称を使うのは少数派です。

 

空間(スペース)版/時間(タイム)版のちがい

次に、スペース版とタイム版のちがいについて。それぞれの特徴をあげると

スペース版

・湖の試練のお供はシンジュ団の長カイで固定

・エンディング前のボスはパルキアで固定

・飛ばされてきているのはノボリで、ユクシーに記憶を奪われている。

・オオニューラのキャプテン:ノボリ

 イダイトウのキャプテン:ススキ

・「ノボリと山登り」ができる。

山麓で道案内を終えたノボリが主人公にバトルを挑む。理由は「記憶を取り戻す手がかりになるかもしれない」から。

・主人公が勝つと珍しく微笑んでくれるので、ファンはすかさずスクショを撮る。

・シンジュ団はノボリを「シンジュ団で生まれ育ったベテランのキャプテンで、オオニューラとの付き合いは長い」と認識しているが、これは〇〇の生い立ちである。

・ストーリーを進めると、コトブキ村の道場にノボリが常駐してくれるようになる。

・写真館でノボリと写真が撮れる。

 

タイム版

・湖の試練のお供はコンゴウ団の長セキで固定

・エンディング前のボスはディアルガで固定

・飛ばされてきているのはクダリで、エムリットに感情を奪われている。

・オオニューラのキャプテン:〇〇

 イダイトウのキャプテン:クダリ

・「クダリと川下り」ができる。

・イダイトウと山麓の川辺でバトルした後、クダリが主人公にバトルを挑む。理由は「感情を取り戻すきっかけになりそう」だから。

・主人公が勝つと自然な笑みを見せてくれるので、ファンはすかさずスクショを撮る。

コンゴウ団はクダリを「コンゴウ団で生まれ育ったベテランのキャプテンで、イダイトウとの付き合いは長い」と認識しているが、これはススキの生い立ちである。

・ストーリーを進めると、コトブキ村の道場にクダリが常駐してくれるようになる。

・写真館でクダリと写真が撮れる。

 

両バージョンに共通の要素

・双子が引き離されていることに変わりはないうえにくだらないダジャレなので、どちらのバージョンをプレイしてもサブマスのファンは激怒する。

・サブマスは過去のシンオウ地方に飛ばされて困惑しているが、キャプテンは未来のイッシュ地方に飛ばされて困惑している。

・サブマスは、元からいたキャプテンと「入れ替わって」いる。

・キャプテンはギアステーションで発見され保護されたが、残された方のサブマスとギアステーションの従業員たちから、サブマスの片割れを奪った首謀者ではないかと疑われ、非常にキツく当たられながら働かされていたらしい。

・どちらのバージョンでもサブマスと入れ替わったキャプテンは非常に苦労するので、各キャプテンのファンも激怒する。

・それぞれのバージョンで別離のシーンと再会のシーンが描かれた2次創作が大量にピクシブに投稿される。

・サブマスもキャプテンも、一刻も早く故郷に帰りたいと思っている。

・サブマスがコトブキの道場に常駐するようになった後、元の時代に帰すサブクエスト(ただしDLC)が発生する。

・これを受注すると交換条件として、図鑑タスクの「技を見た回数」と「ゲットした数」の図鑑タスクをサブマスに外注できるようになる。

・サブマスに外注すると怖ろしいほどの勢いで図鑑タスクが進むので団員ランクを上げるのがかなり楽になる。

・「技を見た回数」を外注する場合はポケモンを、「ゲットした数」を外注する場合はモンスターボールをサブマスに預ける。

・サブマスに渡すボールの種類によってゲットの成功率が変化する。うっかりハイパーボールを渡すと、渡したボールの個数=ポケモンのゲット数になり、あっという間にボックスが埋まってしまうので要注意。

・サブクエストをクリアしてサブマスを元の世界に帰すとキャプテンが戻り、ショウまたはテルがサブマスのかわりに、こっそり図鑑タスクを手伝ってくれるようになる。

・ショウまたはテルは主人公の図鑑タスクを手伝っていたことがシマボシにばれるが、ラベン博士が仲裁してくれて事なきを得る。

 

以上、もしも「レジェンズ アルセウス」が2バージョンあったらどうなっていたか考えてみました。自分で考えといてなんだけど両方プレイしてみたい。サブマスのファンなら2バージョンとも買ってくれるから売り上げが2倍になって良くない? 今からでも開発してくれませんかゲーフリ様。せめてノボリさんを帰してあげるDLCは出して!!

 

追記

ノボリさんを帰してあげたいと思っているサブマスファンは多いでしょう。私だって、たとえイッシュに帰れなくてもいいから、ヒスイ地方でもいいから双子を再会させてほしいと思っていました。だけど、みんな、よく考えてほしいのです。本家シリーズ「ブラック・ホワイト」には続編の「ブラック2・ホワイト2」があり、作中の世界は前作の2年後という設定になっています。もしも「レジェンズ アルセウス」がこの「空白の2年間」のできごとだとすれば、ノボリさんはイッシュ時間で2年ほど行方不明だったけれども、最終的にイッシュ地方に帰還してサブウェイマスターの職に復帰したのが「ブラック2・ホワイト2」の世界線であるとも考えられるのではないか。つまり、この双子が無事に再会する未来はすでに約束されているので、ファンは安心して「レジェンズ アルセウス」をプレイすればいいのではないか。レジェンズ アルセウス」➡「ブラック2・ホワイト2」の順でプレイすれば何も悲しむことはない…かもしれない。あるいは「ポケマスEX」の世界線こそが「再会後」の世界だとか。あるいは「レジェンズ アルセウス」➡「ブラック・ホワイト」の時系列になってて、ノボリさんが行方不明だったのはトウコ・トウヤに会う前で、「ブラック・ホワイト」こそが再会後の世界であるとも考えられます。こう考えると可能性は無限大。とにかく「2人が生きて再会することはなかった」などというオチだけは断固として認めません。みんなそうだと思うけど。

 

※本記事は、2022年5月17日に追記しました。

 

 

【考察】「ポケモンの『とくせい』は世代交代で徐々に広まった」という伝説を考えました。

目次

 

前置き

 みなさん、ゲーム「ポケットモンスター」本家シリーズにおいて「とくせい」という要素が実装されたのは第三世代のホウエン地方編からだったことは覚えていらっしゃるかと思います。これ以降のタイトルにはポケモンの「とくせい」があったわけですが、ポケットモンスターシリーズ最新作「ポケモン レジェンズ アルセウス」の舞台ヒスイ地方には「とくせい」がありません。これは「ポケモン レジェンズ アルセウス」が一部で「外伝」と呼ばれている理由のひとつでしょう。今までにも、ダブルバトルローテーションバトルメガシンカやZ技やダイマックスといった新要素が加わったり廃止されたりしてきましたが、「とくせい」が廃止されることはなかったと記憶しております。「とくせい」というのはそれほどまでに根本的な要素で、これが加わったことによりポケモンバトルはより複雑化して難易度が上がるとともに面白くなりました。新種をゲットするとまず、タイプと「とくせい」を確認したものです。「とくせい」を見ることはワクワクするのと同時に、人間にはマネできない特殊能力を印象づけ、ポケモンたちはやはりモンスター(怪物)なのだなと感じさせられました。

 では、彼らはいったいいつ頃から「とくせい」を身に着け、モンスター化していったのでしょうか。「とくせい」が出現したのはルビー・サファイア版からですが、私はそのようなメタ的な分析がしたいのではありません。作中世界について少し真剣に考察したいのです。私は、ヒスイ地方は「ポケモンにとくせいがない次元のパラレルワールド」説を却下しました。そして、ヒスイ地方は単純に過去のシンオウ地方であり「ポケモンにとくせいがあるシンオウ地方と同じ世界線にある」説を採用しました。以下、私の考察をお話ししたいと思います。まずは、私が考えた「ポケモンがとくせいを身に着けたのは古代ホウエン地方である」という伝説をお聞きください。

 

とくせいについての伝説:流星の民より聞き取り調査報告

ハルカという少女がレックウザを従えて隕石を砕きホウエン地方を救った。後日、彼女はポケモン協会が開いた記者会見に出席し、マスコミの前で「ヒガナ」という少女について語った。ヒガナは「流星の民」という古い一族の末裔であるという。私はこの話に非常に興味を感じて「流星の民」について調査し、少女「ヒガナ」あるいは流星の民への接触を試みた。先日ついに流星の民との接触に成功し、本日は長老に面会して、ある伝説について聞き取りをする予定である。非常に楽しみだ。

以上、ホウエン地方民俗研究会所属博士の日記より抜粋

以下は、私が長老から聞き取った伝説の要約である。

・ヒワマキ、キナギ、ルネの住民と流星の民は、ホウエン先住民の子孫である。

ホウエン先住民はポケモンを「獣」や「お隣さん」と呼んで隣人とみなし、誠実に接することを心がけていた。ポケモンたちは、限りある陸地を分かち合い、無限の海を共有する仲間であった。

・これに対して、本土からきた渡来人は野生ポケモンを資源とみなし、人に飼われているポケモンは個人の所有物とみなしていた。

・渡来人は、石と木の実でできた道具「ケモノ玉」をホウエン地方に持ち込んだ。これは、現代で言うモンスターボールである。

・渡来人は職人がモンスターボールを作り、若者が野生のポケモンを捕まえていた。

・渡来人はポケモンを捕獲する作業を「ゲット」と呼んでいた。

・渡来人の若者はゲットしたポケモンを使って野原や山林の野生ポケモンを追い払い、人間が占領する地域を着実に広げていった。

・「ゲット」を見た先住民の若者は感銘を受け、ポケモンは隣人ではなく下等な畜生だとみなすようになり、村の老人たちと対立した。
・先住民の若者は、畜生にすぎないポケモンたちを気遣う老人たちに反発し、渡来人からモンスターボールの製造法や、ポケモンの捕獲方法を学び、自らポケモンをゲットするようになった。

・先住民の若者は自らの手でゲットしたポケモンを従えて村へ戻った。村でポケモンを働かせ、ポケモンは人間の命令に従うことを証明した。

・これによって先住民の若者たちは、ポケモンは低知能な畜生にすぎないことを示したが、村の老人たちは認めなかった。

・渡来人はポケモンの養殖にも成功しており、ポケモンの卵を生みの親からとりあげ、集落の子供たちに与えて孵化さていた。

・孵化したポケモンは、孵化させた子供の所有物になった。渡来人は幼い頃からポケモンを使役する方法を学ぶのだ。

・渡来人は、ポケモンの誕生から死までを間近で観察することがポケモンを理解する正しい手段であると信じていた。

・渡来人はポケモンを理解することでポケモンと「共存」できると思っていた。

・「獣たちと共存する」と言っておきながら獣たちを捕獲し追い払う渡来人たちを、先住民の老人たちは警戒した。矛盾した言動のように見え、信用に値しなかったからだ。

・しかし渡来人には渡来人なりの「共存」観があった。渡来人の言う共存は、豊かな土地に人間が、不毛な土地にポケモンが、それぞれ分かれて暮らすことを意味していた。小さなポケモンを捕獲するのも、大きなポケモンを追い払うのも、殺生を避けて穏便に共存するための手段である。

・これに対して先住民の言う「共存」は文字通り「共にある」ことを意味し、野生のポケモンと人間が隣り合って暮らすことはあたりまえだった。

・しかし、先住民の「共存」観は徐々に廃れていった。ポケモンを働かせれば楽に暮らせることを覚えた世代が増えたためである。

・先住民たちが渡来人に感化され、人間の利益のみを考えるようになるにつれて、ポケモンたちは危機感を募らせていった。
・この危機感はついにポケモンの胎児にまで伝わり、ある時、特殊能力を持つ個体が生まれた。これは、後に人間から「とくせい」と呼ばれる力である。

・世界初の「とくせい」を持ったポケモンが初めて人間と戦った時、「とくせい」で圧倒し、勝つことができた。

・この勝利は瞬く間にポケモンたちに知れ渡り、新たに生まれる個体には「とくせい」を持つ者が増えていった。
・先住民流の「共存」観を持つ人間の最後の一人が息絶えた後には、「とくせい」を持たない無能なポケモンは生まれなくなった。この時より、ポケモンが「とくせい」を持つことはあたりまえになった。
・かくしてポケモンホウエン地方で「とくせい」を獲得した。ポケモンの「とくせい」は人間とポケモンの対立が具現化したものである。
・したがって、ポケモンが「とくせい」を失った時、ポケモンと人間が再び「共存」する黄金時代が再来する。

 

私が流星の民の長老から聞いた伝説の大まかな内容は以上である。なお、この記録は、長の語りを録音した後で文字に書き起こし、私が要約したものである。

以上、ホウエン地方民俗研究会所属博士の調査報告書より抜粋

 

……とまあ、こんな経緯でポケモンの「とくせい」が発生したのではないかと。従って、ヒスイ地方はポケモンたちと先住民の信頼関係が続いており、まだ「とくせい」を獲得するに至っていないのではないか、と私は考えております。

なお、

・世界初の「とくせい」は何だったのかは、ポケモン学界で議論が続いている(という脳内設定)ので読者の想像にお任せする。

上記の「伝説」は私が創作したものであり、公式ではなく、あくまでも想像の域を出ていない。

上記の2点をお断りしておきます。

 

以上、少々長くなってしまいましたが「ポケモンの『とくせい』は世代交代で徐々に広まった」説を提唱いたしました。ご清聴ありがとうございます。

実はこの聞き取り調査には続きがあるのですが、これはもう考察を超えて完全に2次創作なので、読みたい方だけお読みください。

 

伝説を語り終えた長老への質疑応答記録

 

以下は、伝説を語り終えた長老への質疑応答記録である。

Q1、先住民の伝説なのに、渡来人の言い分や価値観が含まれているのはなぜですか?

A1、流星の民は中立を守ったからだ。両方の言い分を聞き、両者の考えを後世に伝えることは使命のひとつであると考えた。

Q2、流星の民は、先住民流の共存観を持っていなかったのですか?

A2、流星の民は中立を守った。ポケモンたちは流星の民を信じてくれなかった。悲しいことだ。

Q3、流星の民の使命とは何ですか?

A3、この世界に生きる全ての者を等しく救うことである。より多くの価値観を共存させれば世界は進歩する。世界の進歩は世界の存続に役立つ。

Q4、ポケモンがとくせいを失えば黄金時代が来るとのことでしたが、あなたはそれを信じていますか?

A4、理想ではあるが望みは薄いだろう。現代のポケモンたちは自らの力に酔っている。力に溺れた者を正気に返し、救うことは困難だろう。

Q5、現代の「ポケモントレーナー」や、トレーナー文化に対してどう思いますか?

A5、流星の民はいかなる時も中立を守る。よって、どのような文化であれ、非難も擁護もしない。ただ記録し、後世に伝えるのみである。

Q6、質問は以上です。本日は伝説についてお話しいただき、どうもありがとうございました。

A6、新たに伝説を記録してくれたことに感謝する。私はこの記録がより多くの者に読まれることを望む。私の話が聞きたくなったら、また来ればよい。

以上、ホウエン地方民俗研究会所属博士が提出した聞き取りテープ文字起こしより抜粋

 

……こう見ると流星の民は使命を背負いすぎているような気がしますね。みんな、もう少し肩の力を抜いて生きよう。

 

珈琲館のオムライスは午後しか頼めないけど地味に美味い。

珈琲館のオムライス。午後しか食べられないレアメニュー。

みなさん、珈琲館にオムライスがあるのはご存じでしょうか。久しぶりに行ったらなんかオムライスがメニューにあって、お腹すいてたしオムライスは好きなので迷わず注文したんですけど。このオムライスはランチタイムには注文できないそうです。注文できるのはたしか午後2時以降だったかな。レアなメニューだな、食べられてラッキーぐらしか思ってなかったんですけど。食べてみてわかりました。これはランチタイムには提供できないって。この地味な、いかにも素人の手作り感あふれる見た目に反して意外と手の込んだ味がするんですよ。

卵の部分はほんのりバター味がして、ライス部分はほんのり甘いんですが、いっぺんに口に入れると相乗効果でコクがあって美味い。ライス部分の具材にはベーコン・しめじ・玉ねぎが入ってるんですけど、ベーコンはちょっとスモーキーだし、しめじは食感が残ってる。ライスは赤いですがケチャップライスではなく、どちらかというとデミグラスソースみたいな味がします。 皿の凹みは直径15cmぐらいで一見すると小盛ですが食べ進めると意外に量があるのも嬉しい。惜しいな。これでライス部分がべっちゃりしてなければ。もう少し水分を飛ばしてくれたらパーフェクトなんですが。しかし喫茶店のチェーンにそこまで求めるのも酷だし、何より茶店のオムライスにしてはすごくおいしい。甘さ控えめで具材の味と食感がわかるなんて、それだけで好感度が高いじゃないですか。 これはすばらしいメニューですよホント。オムライスは甘い派vsオムライスは甘くない派の対立が収められるかもしれませんよ。両者に珈琲館のオムライスを食わせればきっと歩み寄れる!

オムライスなんてお手軽なもの、まさにランチタイムむけのメニューなのになんで提供してないのか、一瞬で理解できました。どこまで仕込んであるのか知らないけど、これはきっと作るのに時間がかかる。だからピークタイムには提供できないんだ。つまり、茶店のブランチ専用メニューは美味いってことだ。ピークタイムにはとても提供できないような手の込んだメニューだからこそ、ブランチ専用になってるんだ。これは大発見なんじゃないか? この発見でまた少し人生が豊かになった気がします。

 

以上、珈琲館のオムライスは午後しか頼めないけど地味に美味い件をお送りいたしました。

 

2022年10月25日追記:久しぶりにこのオムライスをオーダーし、注文できる時間と曜日を確認したところ、平日の午後2時から注文できるそうです。つまり、週末だったり、平日でも午後2時以前だと注文できないのでご注意ください。